約四半世紀前に始まった「浦安」は４シーズン目に突入しました。当初の「浦安」はウンコ・ゲロ・バイオレンスに溢れた殺伐としたギャグ漫画でした。今でも変わらないと言えば変わらないのですが、やっぱり目に見えて「萌え化」が進みましたね。可愛い女性キャラが大幅に増え、既存の女性キャラ達もどんどん可愛く、どことなく色っぽさも漂う雰囲気となりました。殺伐さも薄れ、皆仲良しほのぼの路線に突き進みましたね。ひたすら酷い目に合う男キャラ達もいつの間にか彼女的キャラをあてがわれました。今の作風は居心地が良いような甘すぎるような独特な感じです。普段は読まないのに数年に一度一気に読むのが楽しみな不思議な立ち位置の作品ですね。

子どもの頃よく見ていた浦安無印それの最新作で作画がきれいになりスマホが登場したりギャグがマイルドになったりとありますが相変わらず浦安は面白い！そんな作品でした

自分は今や20代前半になってしまいまたが、小２のころからこの漫画を愛読してます。スマホのL〇NEだったりYouT〇beだったり、今風なものが・・・。昔と違い雰囲気も毎度！よりマイルドになり、和気あいあいとしたような感じです。25年も連載しているので、その間に日本の小学生像も当然変わってくるのである意味しょうがない変化だし、逆に言えば良く考察、研究されてる証拠です。ただ時代によって変わるところは変わっても、主要な部分は変わらないでほしいとも思ったりします。仁は（昔より）よくしゃべるし、小鉄もなんか話し方や性格が中性的になったような気がします。なんか違うなぁ、というようなさみしさをすこーし感じました。でもだからと言ってそれだけで低評価にはならない安定の面白さですし、元祖！や毎度！でもそうだったのですが大体1巻は張り切りもあってか今までより違う書き方をされる気がするんですよね。なのでそういう意味でも二巻目を読んでみたいです。

あざとくなくて可愛いです長年やってるのでギャグはやっぱり落ちてるかな昔と比べて規制が厳しくなったとか、作者も子持ちのお父さんになって長いこと経ってるのもあると思いますが垣ママ回は面白かったです

千葉県浦安市が舞台になっており、その町に住む過剰に元気な小学生の大沢木小鉄（おおさわぎ こてつ）とその家族と仲間達が繰り広げるドタバタコメディーです。

恒例のリニューアルです。1巻は2話3話の温泉旅行と13話の動画炎上エピソードの大沢木夫妻がイチオシ。順子さん可愛いし頼りになるしこんなお嫁さんが欲しかったよ。動画炎上はネット社会の闇が垣間見えてちょっと怖かったです。小鉄たちも相変わらず、バキネタも通常運転、読者を選びますが浦安好きなら安心して読めます。

リニューアルからの新シリーズ。個人的にはノムさんの爆食ネタが毎度！の終盤位から無いのが残念。まぁ初期の国会議員ネタ同様、パターンが決まってるだけにネタとして停滞してるがこれは仕方無し。作者の後書きにもあるが作品自体は徐々にマイルドになっている。今は何でもかんでもアホみたいに批判する輩がいるし、読みやすさを優先しなきゃいけない時代なんだね。浦鉄キャラはノブ以外は比較的破天荒な行動するのが今までは多かったのが、あっぱれ！になってからキャラの優しさが随所に出てきた感じ。大鉄とバスツアーに行くときの順子さんの表情、のり子のしゃっくりを止めようとする小鉄。小鉄とあかねの後ろ姿をみるのり子の表情。マイルドというよりこの１巻にに関してはテイストが変わった感じかな。俺はこのテイストも好き。なので星５つ。