当時、小学生だった僕らはトードマンの弱さに困惑していた。「あいつ、なにもしてこなくねえ?」、「ロックマンのボスじゃねえだろ!」など弱すぎる彼に一気に非難が集中した。 今に続くロックマンのスタイルはこの4で完成したといってもいいでしょう。インターフェースやシステムが一新され、飛躍的にパワーアップした。友達の家で初めて4を見たときは本当に驚いた。溜め撃ちや武器選択ウインドウの豪華さに「すげえすげえすげえ」と、とにかく興奮しまくりだったのを覚えている。 さて難易度ですが、なかなか高いでしょう。特にロックバスター至上主義の僕にとっては、何人かのボスの攻略パターンを編み出すのに苦労しました。道中に関してもなかなか難しいほうだと思います。逆にワイリー面はシリーズの中では平均的ぐらいな難易度ですね。 音楽に関しては言うまでも無いでしょう。かっこいいとしか言いようがないからです。

前作3では新アクションとしてスライディングが追加されましたが、今作ではチャージショット(溜め撃ち)が可能になりました。以降ロックマン&フォルテまでこれが無印ロックマンの基本操作の標準になりましたね。 ロックマンの最高傑作といえば一般的には2がよく挙げられますが、個人的には3以降のスライディングが登場した以降のロックマンシリーズの方がスピード感があって好きです。その中でもこの4はステージ、ボスともに個性的でゲームバランスも(私にとっては)ちょうど良いので一番好きな作品です。音楽も今のゲーム音楽と比べればシンプルですがキャッチーな曲や哀愁のある曲など完成度が高いです。 ステージ・ボスの中ではとにかくリングマンステージの思い入れが強いですね。端から端へ流れてゆく床は下にとげがあるのでスライディングのテクニックを駆使して突破していくのがスリリングで爽快。軽快だけどどこか耳に残る音楽もいいですね。ボスのリングマンは今回の最強ボス(人によってはドリルマンやブライトマンの方が強いという意見もあるが)。ロックバスターで倒すには、必勝パターンに持ち込むまでテクニックを磨かなければならない。 難易度的には3のドクロボットや1のイエローデビルのような理不尽な強敵はいないので私のようなアクションゲーム素人には好感がもてる作り。かといって5や6ほどに簡単でもない(トードマン除く)。 唯一、欠点を挙げるとステージのはじめやダメージを受けた時ののけぞり動作中などにBボタンを押しっぱなしにしているとチャージショットを溜められないことですが、慣れれば問題ありません。

新しい攻撃チャージ・ショットやある意味有名な歴代ロックマンボス最弱のトードマン(本当に弱い)が出てくるロックマン4。ステージも個性的なのが有って、ある敵を倒すと暗くなったり、明るくなったりするブライトマンステージや、虹色の消える足場がきれいなリングマンステージが印象深いです。ロックマンシリーズは音楽も良曲が多いですが、今作もコサックステージ前半やステージセレクト曲やダストマンステージやワイリーカプセル戦など結構良い曲が多いです。

これはハマった!　ゲーム雑誌等では「ロックマンシリーズで一番難しいと言われているのはロックマン4!」と書かれてるが、俺はプレイしててそう思わなかった。ってか、逆にロックマンシリーズで一番簡単なんじゃないのか?　なぜなら俺は、ロックマンXシリーズは1と3をプレイし、ロックマンシリーズでは3と4と5と6をプレイしたが、最後まで行けたのは4だけだからだ(これはこれでむなしいけど。。。苦笑) 操作性も良いし、出てくるキャラクターも魅力ある者ばかりだから、プレイして損はしないはず! 音楽は、個人的にブライトマンのステージの曲が好きだ☆ あの?　一つ言っておきたい事がある。この文章を読んでたら俺がめっちゃアクション下手クソみたいに思えるけど、決して下手な訳じゃないから!　だって俺はファミコンの「まじかるタルるートくん」「まじかるタルるートくん2」をクリアしてるから。それらのゲームは難しいんだぞ!! このゲームの欠点と言えばラスト! 倒したボスと連戦をしなけりゃいけないのでそれがつらすぎる(汗

ロックマンシリーズのお馴染みとなっている、 「チャージショット」は今作で初めて登場しました。 それにより難易度も調節されており、アクションゲームが苦手な方も落ち着いてプレイできます。 そして今作からステージのボリュームも増え長く楽しめるのもよい点です。 ロックマンが難しい!とお悩みの方はこのロックマン4をぜひ一度プレイしてみてください。