花咲くまにまに

知り合いのを借りてやってみたら意外と面白くて購入しました。口元が動く乙女ゲームを初めてやったので感激しました。一人一人の設定が凝ってたりストーリーも意外性があって面白かったです。

娘のクリスマスプレゼントに購入しました。とても喜んでおりプレゼントに選んで良かったと思っております。

個人的な感想になりますが、ストーリー・絵柄・ゲームシステム・音楽どれもとても満足しています。それぞれの攻略キャラのストーリーも感動するものばかりで最初から最後まで楽しめました。特にミニゲームなどで主人公を成長させるシステムが良いですねノベルゲームが苦手な方にお勧めかもしれません

乙女ゲームは華ヤカ哉、我ガ一族と黒と金の開かない鍵くらいしかまともにやったことがないですがシナリオ評価が高かったので購入特に誰かのルートだと歴史の話になってしまうというレビューを読んだのでそれなりに歴史考証をしているのかなと思ったのですが……まだシナリオの序盤も序盤しかやっていないのですがちょこちょこ進める度に引っかかるところが多くてモヤモヤします具体的に挙げると、・タイムトリップしていきなり同心に追っかけ回される→この時代は広い江戸を常時24人くらいしかパトロールしてなかったそうです。また、同心はお上からの給料はありえないほど低いですが豪商とかから心付けをもらっていたので結構裕福で、多少の賄賂でホイホイ追い返せるものなのでしょうか。まあそういう細かい話はともかく……・タイムスリップして混乱している主人公に楓が江戸時代だと説明する→年号ではなく江戸時代……？ 後世の歴史家が名付けたものでは？ クレしん映画でもしんちゃんは家族への手紙に年号を書き記してましたよ(あれは戦国ですけど)・自らを商人と言っている楓に苗字がある(理由が述べられていたらごめんなさい)・ピラミッド構図で下っ端がぞろぞろ居る遊郭の玄関にいきなり完全にセットアップした花魁が出てくる→歴史漫画やレディコミでこんなシーンみたことない(笑)などと、ほんの冒頭でもモヤモヤポイントがこれだけあるので、遊郭物だとか幕末物と細かいことは気にせずファッションのように楽しむならいいのでしょうが、歴史物に対してツッコミ気質な人はちょっと厳しいかなと思います

櫻井さんと鈴村さん目当てならお買い得です。浪川さんも良かった。

Good!!!!!!!!!!Good!!!!!!!!!!Good!!!!!!!!!!

可もなく不可もなく、といった感じです。ディスク読み込みが多く、システム回りはもっさり感を覚えます。しかしながら既読スキップ、パロメータ調整など周回に便利なツボはおさえてあるので、それが苦になって投げ出すことはない程度です。シナリオは少し前のノベルゲーを彷彿とさせる、前置き（共通パート）が長いという印象。共通パート部では、攻略キャラがなぜ主人公に好意を持つに至ったかの説明は乏しいです。選択肢によって、登場する攻略キャラが変化する程度なので、恋愛部分は個別パートから開始といっても過言ではありません。べたべたした甘さはなく、なるべくしてなった恋愛過程を描写するといった、とても客観的な視点から恋愛をみせるシナリオだったと思います。乙女ゲーというカテゴリとすれば、恋愛にもう少し焦点を絞ってほしかった。幕末という時代背景を絡めてのシナリオですが、キャラの成り立ちに当のバックボーンを生かし切れていない点が凄く惜しいです。遊郭という舞台設定、世界観の説明は上手いので、広げた風呂敷の上でキャラクターが『生きている』感じがあったならもっと没入感を得られたと思います。主人公に対する共感、同調はあまりないのですが、かといって主人公の性格に難があるわけでもなく。攻略キャラも目も当てられないほどひどくもなく、とはいえ魅力的なわけでもなく。無難という一言に尽きますが、幕末や遊郭に興味があれば楽しいゲームかもしれません。