『タクティクスオウガ』の外伝。評価点は　ｏ｢続編」を乱発しなかった会社と開発者に感謝　ｏ通信による対戦・アイテム交換は秀逸　ｏ勲章システムは実用的で収集も楽しい　ｏ20年後のTOに繋がるシナリオは悪くない出来　ｘWT廃止→ターン制にしたのは致命的　ｘターン制に合わせた調整で、ダメージ量がちまちま　ｘVIT・MEN・DEXが排除され、育成が単調　ｘ成長アイテムを編成画面で投与できない等、UIが不便　ｘ隠しエンドを狙う場合、時間制限のせいで育成を楽しめない　ｘどのキャラも顔色が悪い　ｘアルゴリズムの仕様が空気など。トータルだと凡作というか、惜作ですかね。

発送が遅めで、子供が待ちくたびれておりましたので、星-1です。ソフト自体には問題は無く、楽しく遊んでいるようです。

前作のタクティクスオウガはプレイしていますが、こちらの外伝は未プレイなのでレビューはしませんm(_ _)mほかの方のレビューだと前作が硬派な難易度に比べて本作はやっと難易度が下がっていると聞いてますので個人的にはサクサク進んでストーリーに集中できるのでGOOD(^ー゜)高評価の理由はやはり全て綺麗な状態で届いたのと値段もお店で買うより安いからです。リメイクのオウガや64版オウガバトルもいいですが、私はオウガファンとは違い開発者にこだわらず純粋に繋がりのある外伝作品や世界観を味わいたい人にはオススメします(^ ^)

これをやりたいがためにGBアドバンスを買った。期待通りだった。確かにFFタクティクスとタクティクスオウガ原作に比べると不満点はある。が、初めてクリアしたSRPGのFFタクティクスのようなSRPGをやりたいという当時の僕にとってはタクティクスオウガ原作は難しそうだったため、本作はベストバイだった。運命の輪が出る前の話だ。結局、運命の輪はラスボスまで何とか行って詰んだ。本作はクリア出来た。今、SRPGのトライアングルストラテジーやファイヤーエンブレムなどの作品が多く出回り、SRPGに再び注目が集まった今こそこういう作品もあったと知ってもらいたく今更ながらレビューした次第です。

幾ら本編（オウガバトル７章）が名作とはいえ、何度も何度もリメイクして、その度に向上部分も見られるとはいえ、本筋は同じなので、ＳＦＣ版の時点で既に何度もプレイしてきたファンとしては、正直飽き飽きしていた所、この作品が外伝とはいえ別ストーリーを与えてくれ、束の間でも乾きを満たすことができた功績は大変大きい。名作ＲＰＧシリーズの新作は、新機軸を盛り込もうと躍起になって、結果失敗しているものが多い。ファンが全く求めていない新機軸を、無理に盛り込む必要がどれほどあるのか、疑問である。本作は殆ど新しい試みを行うことをせず、その為大きな破綻もない作品に仕上がっている。こういう姿勢はむしろ、他の名作ＲＰＧシリーズにも見習ってくれと言いたい。上記のようなこともあって本作は消極的などと揶揄されるが、スクエニに移籍した主要開発チームのほうが余程消極的ではないのか。７章が名作といわれ支持されつづけているのに、おんぶにだっこしているだけではないのか。スクエニに移籍してまで、名作の焼き回しを生産しつづける価値は何処にあるのか。やはりファンが待ち望んでいるのは、１～４章や８章、いや外伝でもいいので、新しいストーリーなのである。

本家タクティクスオウガに比べて、かなり難易度が低いです。ユニットはやたらとタフだし、蘇生も簡単。基本的に正面特攻してれば最後までクリア出来ます。システムもシミュレーションとしてはシンプルなので、とっつきやすくもあるでしょう。総合して、いわゆる「サクサク遊べる」ゲームになってると思います。少なくとも歯ごたえを求めるゲームじゃない。それはそれでいいと思います。需要もちゃんとあるでしょう。しかしこのゲーム、そんな長所を潰してしまう短所がいくつか散りばめられています。まずラグがひどい。特に範囲魔法を使うと、まるで泥沼に沈んだような重力が発生。ノロノロとエフェクトが展開されます。せっかくサクサク進められるのに現場でこうも足止めされると、サクサク感は半減どころじゃないですね。クリアまでは我慢しましたが、このラグをまた味わうのかと思うと二周目には入れませんでした。エフェクトは処理能力を考えて作って欲しいものです。あとストーリーが粗い。サクサクやれるということはストーリーをサクサク見れるということなのですが、肝心の内容が今いち。キャラクターは設定だけ貼り付けたような薄さで、本家のような人間味はまるで感じられない。描写も説明ばかりだったり唐突すぎたりで、とても感情移入がしにくい。やっぱり世界観や設定だけ借りて他人が作っても、まったく違うモノになってしまうんですね。要するに、ゲームとして歯ごたえがない。ならサクサク進められるのが良いかといえば、ラグのせいでそうでもない。サクサク進めたところで、見るべきストーリーや展開もない。もし手を出すなら、オウガ公式ファンブック程度の期待と気楽さにしておきましょう。少なくとも、ゲームとして期待できるものはこの作品にはありません。

普通のターン制になったのは良いが移動や攻撃などの演出が長く、敵のHPが多くガード率が高いなどテンポが悪すぎると感じた。また、序盤から敵が強く死んだキャラはそのステージ中に復活させないと消滅するのは酷すぎると思った。