ノベルズ〜ゲームセンターあらしR〜
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💡 アマゾンでのレビュー
サウンドノベルを複数収録
『ノベルズ ゲームセンターあらしR』は、バラエティに富んだサウンドノベルが複数収録されたオムニバスソフトです。 画面上に出た5冊の書籍「ジャスティス」(SF)「イーブルネット」(ホラー)「野望のお笑い帝国」(ギャグ)「毎日がスプラッタ」(ホラー)の本格的サウンドノベル4話をプレイし、それぞれに選択肢を選ぶことで様々なエンディングが楽しめるようになっています。 シナリオ担当は、すがやみつる氏、日本を代表するホラー作家石田一氏他、全て書き下ろしの本格シナリオとなっています。 4話をすべてクリアするとあの伝説のマンガ「ゲームセンターあらし」の外伝(書き下ろし)がプレイできます。
ホラー系のサウンドノベルが好きなら楽しめる
ディスクにはホラー、サスペンス系のシナリオが2本と、ギャグ系、不思議恋愛系が各一本、それらのエンディングをある程度見ると残りの一本=ゲームタイトルに準じたゲームセンター嵐が主人公のアニメ系のシナリオが解放されます。 これは、たとえば「かまいたちの夜シリーズ」みたいに、メインシナリオの途中から分岐するのではなく、登場人物から設定からタイトルからすべて完全に独立して存在しています。 ホラー系のシナリオについて言うと、謎解きよりも正しい手段を選択して逃げ続ける要素が強く、間違うとすぐにバッドエンドがきます。ただ、「黒ノ十三」ほど厳しくはなく、その後の選択次第で救済されることも。 バッドエンド回収については、ポイント制という形でバッドエンドになっても各最初の一回はポイントをもらえるので、やや不明瞭ながらも区別はつけられるようになっています。つまり、ほぼ全てのスーファミと一部のプレステのサウンドノベルの欠点であろうエンディング到達率についての情報開示のなさは最低限クリアした内容となっています。 全体的に言うと、ゲームタイトルの「嵐」がかかわるシナリオは全体の2割に満たず、この漫画を知らない人でもほぼ関係なく楽しめると思います。 少なくとも、相場500円程度としては十分すぎる内容でしょうね。
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