89年にマイケル・キートンとジャック・ニコルソン出演の映画バットマンに合わせたゲーム化がサンソフトによって行われました。 映画はジョーカーを演じたジャック・ニコルソンのはまりっぷり、プリンスの音楽、ゴッサムシティの妖しげな雰囲気が素晴らしかったのですが、ファミコンのバットマンもなかなかの完成度です。 まず耳に惹かれるのがサウンドの良さ。 オープニングシーンの驚異的に重厚なグラフィックに乗って、これまた勝るとも劣らないヒロイックなサウンドはプレイヤーを嫌がおうにも盛り上げてくれます。 バットマンのギミックもパンチやブーメランなどを使った多彩な攻撃方法に加え、壁を蹴りあげて登る三角飛びなど単純なアクションゲームとは一味違ったひねりがあります。 その分難易度が高いですが、全体的なアクションゲームとしての完成度は高いのでプレイの価値はあります。

ファミコンにしては、とにかくグラフィックが美し過ぎるバットマンのアクションゲームです。 操作性、ゲームバランスもとても良いです。