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フェーダ2 ホワイト=サージ ザ・プラトゥーン

75位

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プレイステーション(PS)用のゲームソフト。
1997年4月18日に、やのまんから発売。
ジャンルは、ロールプレイング・ゲーム(RPG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレイステーションRPGレトロゲームPSロープレ
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★☆☆

圧倒的個性の光る世界観

正義感溢れる勇者やら、伝説やら、萌え系路線の甘々キャラクターやら…このゲームにそんなモノはない! 現世さながら様々な思想を掲げる国家があり、各々の信念のために戦略や謀略を尽くし、主人公たちはその戦火に身を投じて幾多のミッションをクリアしていく。 思わず土埃と鋼と機械油の匂いが漂ってきそうな戦場のフィールドに立ち、武器や元素魔法はもちろん、時にシナリオの中で脅威となる『重化学兵器』 これらが飛び交う戦線を切り抜けていくのだ。 この世界の住人といえばヒューマン(人間)、アルシデア(草食系?ヒューマノイド)、セントール(つまりケンタウロス)、グルナレイム(隻眼オバケ)、アームドウィング(昆虫人間?)、ドラゴニュート(竜人族) 等々…いったい何種類あるんだ!? というほど多種類の種族が混在しています。しかもヒューマンはかなり少数派みたいです。怪物天国♪ (っ^ω^)っ そしてこのゲームのキャラを担当する声優陣がすごく豪華だったりします♪ 毎回、チャプターの始まりには銀河万丈氏が世界情勢の推移を大陸図に合わせて語ってくれます。 (なんでも鑑定団ぢゃないよ) そして中盤から、キャラクター間の会話場面に音声が入ったりするのですが、(故)郷里大輔氏、(故)塩沢兼人氏、緑川光氏、小山茉美さん、青野武氏、山崎和佳奈さん等...まるで洋画の吹き替えなのかと思えるほど聞き覚えのあるおなじみの方々が参加しています。(画面自体はフィールドで小さいキャラクターが動いている だけなので見栄えは地味なのですが…) 時々、通常の敵キャラクターが恐ろしい威力の攻撃をしてきて目を疑ったり、ミッションが連続発生して中途記録が安心してできなかったり、レベル(クラス)の段階が数個しかなくてキャラ育成の楽しみががほぼ無かったりと、ツッコミ所も大いに見つかったりするのですが、それらを含めて他のゲームにはない個性と魅力がこの『FEDA』世界に凝縮されています。 ありきたりなユルいファンタジー路線や甘々なキャラクター攻めに食傷気味なそこのあなた、ぜひこのゲームを手に取って、強烈に特異な舞台での『戦場』を体感してみてください。

★★★☆☆

高難度というかクソゲーというか実は未完成?

大きな不満点を挙げると、敵がやたら強いが思考ルーチンがクソバカ、仕様が理不尽、バランス調整が雑(および、調整が必要な要素そのものの廃止)、マルチエンド廃止、連戦中にレベルアップすると前のレベルに戻されるバグ、シナリオ構成の下手さ。 ちょっと変わったシミュレーションRPG。敵と味方が交互に行動し、行動後に移動力が残っていたら再移動できる。攻撃即離脱や突撃しつつ攻撃といった動きが実現できるのは非常に良い。 ただし、全体的にシステム回りはひどく、ひと世代前のゲームにも劣る。なんと地形効果の要素すらない(正しくは移動にのみ影響)。スーファミの前作ですらできていたことがなぜ… 難易度は高いものの、敵の行動ルーチンはシンプル。脳みそ入ってないクソバカな敵に高いステータスと数の暴力と凶悪な状態異常と公式チートとインチキ臭い判定でボコられ、こちらはアンフェアさにイラつきながら立ち回りを考える。そんなゲーム。 お互いやるかやられるかのダメージを出し合うのに、こちらの通常攻撃はかなりの確率で防御され(敵が寝ていても防がれる!)、敵のMPはどんぶり勘定で、MPが足りてなくても技を使ってくる。 技は必中、状態異常は当たれば必ず発動。毒は残HPの1/3ダメージ継続なので非常につらく、麻痺は自然回復せず、眠りもなかなか回復しないし、その間に攻撃されると絶大なダメージを受ける。広範囲に毒を撒いてくる敵が序盤から複数登場、嫌がらせ?状態異常の凶悪さはこちらが使うときもそのままで、広範囲に麻痺をばらまく技は普通ならバランスブレイカーと呼ぶところだが、救済措置に思えるくらいだ。 向こうの機械兵は状態異常無効なのにこっちの機械兵にはなぜ効くのでありますか? 前作では、プレイスタイルによって属性が変化し、それによって仲間が加わったり離脱したりし、多くの仲間が登場したが、今作では増えても10人くらい。 どんな戦い方でも加わる仲間は一緒だし、ストーリーもほぼ変化しない。ミッションの成否によって多少シナリオが変わる程度。 その代わり、シナリオ進行度によって各員に様々な兵装(装備と必殺技のセット)が配備され、状況によって選択していくことになる。 兵装は上位のものにアップグレードするのではなく、選択の幅を増やすもの。キャラのレベルが上がると技が追加される。レベルは数段階しかなく、地道に少しずつ経験値を稼いで上げる。そのくせレベルが上がらないバグがあるからたまったもんじゃない。 強力な兵装や支給アイテムを使うと評価に関わるが、評価基準は甘いし、評価が下がろうと実質的に何一つ影響がないので好き勝手にやってよい。敵兵を虐殺して経験値を稼ごうが自由だ。稼がないと辛いし、評価がよかったところで追加ボーナスもらえるわけじゃなし。そもそも殺戮にペナルティ、あるか? 今回も称号の概念はあるが、エンディングにすら影響せず、あくまで自己満足要素。未登場キャラのデータが入っていることもあり、実は未完成なんじゃないかとも思える。 移動と兵装システムは面白いが、ほとんどの面においてシステム的には前作以下だ。 初回で知らずに前作と同等のロウプレイをやったら非常にキツかったです。クリアしたさ、畜生。 細かいことを言うなら、目標地点やターゲットやターン数制限はわかりやすく表示してくれ。状態異常中のユニットも。フィールドの升目もわかりづらいし。ウインドウと移動や範囲攻撃の枠がかぶって見づらいし。前作ですら行動後には敵味方を色分けしてわかりやすくしてたぞ。プレイアビリティはどこへ。 前作リメイク版でも思ったが、なぜプレイヤーが鍛えたキャラでのガチンコ勝負を望むシチュエーションでそれを許さない仕様にするのだ? 隊員は訳アリばかりという設定なのだが、そんなことより、驚異的な跳躍力を持ちながら攻撃力がいまひとつで、剣をぶん投げるのが必殺技の剣士(バランス上これが主要攻撃手段にもなりかねないので目立つ)とか、騎獣から降りると最強戦士となって並み居る敵を片っ端からなぎ倒す細身の女性騎兵(正直ほぼ歩兵)とか、そっちのほうが気になる。これに比べれば醜聞の多い女格闘家やアル中の砲兵など大したインパクトではない。 技の性能にも疑問符がつくものが少なからずあり、調整不足を感じられる。消費コストと効果がいまいち合ってない感があり、効率のいい小技でコツコツ戦う羽目になるか、バランスがおかしい強力な技に頼りきりになる。 ちなみに攻撃は必殺技ともども、前作のようなムービー調ではなく、サイドビューのドット絵アニメになっていて趣が異なる。出来は悪くはないが。 前作の8年後の話なのだが、舞台が前作とは別の地域のせいか、前作登場キャラのその後はほとんど知ることができない。主人公のひとりがトム(ガラの悪い青年に成長)、アインが仲間になるのと、リチャード、バートが再登場することくらいか。トビカゲ?ああ、いたね、そういえば。 科学技術が進歩したのか、それともきちんと装備を支給されて他所の正規軍と戦うためか、いさかか世界観が機械文明寄りに見える。機人や機械兵装が一般化しているのはまだしも、別物のように変り果てたゲドに魔獣使いが電気バトンで鞭を入れると口からビーム撃ってきたのは吹いた。そして、隊長の最終兵装で笑い殺される羽目に。なんだあのビジュアルw ストーリーはツッコミどころが多い。 ネタバレは控えめにするが、魔法で補えないくらい科学考証がヤバく、特にウイルス関連はあらゆる側面からツッコミ可能。設定を扱いきれてない匂いがプンプンする。他もかなり酷い。反陽子を何だと思ってんだよ!兵器に搭載できるようなもんじゃないし、仮にできたとして、その兵器を壊した時点で反陽子の制御を失って大爆発だよ!そもそも、反陽子を作って捕捉しておくのに必要な科学エネルギーなり魔力なりを直接対象にぶつけた方がよっぽど早い。列車砲止めたきゃレール壊せば済む。巨大列車砲を幅何十mもある線路も込みで極秘に建設できると思ってんのか!誰が見たって怪しいわ!本当にもう。 マップの戦闘結果とイベント内容が繋がらない箇所や食い違う箇所あり。 戦争や内紛、国家間の駆け引きや謀略を題材としているものの、分かるのは焦点になっている国の位置と大きさだけ。国力、軍事力、国家体制、歴史に文化に気候風土、人種構成、近隣の国家など、ほとんど情報がなく、表面的な出来事しかわからない。 どの国の兵士も種族や服装が大差ない。前作の、同国軍ながら兵団ごとに特色の強い兵士達とはえらい差だ。ユニットの種類が少ないともいう。色や装備や技で差をつけようとしてはいるが…この世界に際立った特徴を持つ地域は東方文化圏とエルバニアしかないのか? 主人公達の、自分たちは所詮現場の一部隊、というスタンスはそれはそれで悪くはないが、地域マップすらなく行先は上官の指示通り、見えるのはキャンプと戦場だけで、世界情勢は壮大なオマケに過ぎない。部隊はあちこち転戦するもののプレイヤーに実感はないし、なんのために行ったのかわからない地域もあるし、戦争終結には至らず、俺たちの戦いは続く!第一部完! 何より酷いのは、シナリオの大半がひとつのストーリーラインでまとまっているにもかかわらず、最終章でまるで関係ない要素をぶっこんできて、それまで話題にも上らなかった国が舞台に、初登場の人物と兵器が焦点になること。中盤からずっとボス全員に逃げられ続けて、どんな凄いことが起きるか期待してたらこれだよ!もう意味が分からない。助けてブライアン! 要素を次回作への引きに回しすぎて強烈な尻切れトンボ感を生んでいるし、その後会社がコンピュータゲームから撤退したので次回作が出ないことを考えるともう… 世界情勢だって、別視点の話を外伝なんかで描いてくれれば生かせるんだけどね。 声優が無駄に豪華。このゲームに声は必要だったか?本編のほうにその金使ってくれればもっとマシなシステムができたんじゃないか? 容量だって実写ムービーよりも本編に使うべきだったよ、きっと。 イベントシーンに字幕がつかず、台詞が聞き取りのみとなるのもマイナス。台詞が所々変だし、顔グラも微妙。 イベント中、キャラのアイコン、ほぼ突っ立ってるだけだし、アクションの代わりにフラッシュでごまかしてるし、下手すると初代FEDA以下…? 他のゲームの話を出すのはなんだが、SFCのTOがどれだけよくできたゲームだったかつい思い出させられるんだわ。ジャンルが近いだけにな。 BGMや戦闘アニメーション、テキストの作り込み、キャラの個性、どこか懐かしい温かみのあるデザインなど光る点もある。純粋に続きが気になる部分もあり、惜しい作品ではある。愛すればこそ文句も多くなるんですよ。トホホ。

★★★★★

賛否両論な続編

ファンとしては嬉しい続編ですが、まず不満点から述べます。 世界観が変わりすぎ。 前作のファンタジーな世界観が今作は8年の月日が流れてすっかり機械感あふれる現代傭兵風に…たった8年でこんなに変わるのかね? あと戦闘音楽が無い。 厳密に言えば、マップ音楽のまま戦うんです。前作はあったのに…おかげで戦闘シーンが前作ほどの魅力が無い。 これぐらいです。難易度は前作とあまり変わらない(難しいがきちんとプレイすれば簡単レベル)。 オープニングがハリウッドなのがよくわからん…と言いたいが、なかなか雰囲気が合ってる。 個人的には好きな続編。

★★☆☆☆

ストレスが溜まりまくるな・・・

かつてスーパーファミコン用ソフトとして販売され、後にセガサターンに移植されたSRPGの続編ですが・・・正直言って期待はずれでしたな。 まず、前作に比べて音声入りイベントの画面がえらく地味になってませんか?通常マップ上に登場人物の顔が表示されるだけって・・・。 戦闘では、やたらと敵の攻撃回避率が高いのでストレスが溜まります。そのくせ、味方は攻撃を殆どかわさないときました。そりゃないでしょ・・・。 戦闘画面にしても、前作は魔法や必殺技の演出が派手で見栄えがしましたが、本作はかなり地味になってしまいました。 ストーリーは尻切れトンボで、主人公達が序盤で敵の策に乗せられて犯した失態を取り返せたところで終わり。トールマンの正体等前作で残った諸問題は何も解決してません。 本当に中途半端なゲームでした。

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