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どきどきポヤッチオ

145位

0%

プレイステーション(PS)用のゲームソフト。
1998年9月10日に、キングレコードから発売。
ジャンルは、ロールプレイング・ゲーム(RPG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレイステーションRPGレトロゲームPSロープレ
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

どきどきポヤッチオ

『どきどきポヤッチオ』は、主人公の少年になってマリアねーさんのパン屋を手伝う1ヶ月を体験できるアクティブコミュニケーションゲームです。 プレイヤーは、主人公の男の子を操作して、ファンタジー世界「プエルコルダン」で様々な人とコミュニケーションをとりながら夏休みを楽しむゲームとなっています。遊び方は自由自在で、「オイッス!システム」を使えば、住人とのコミュニティが楽しくなります。また、情報収集が楽しくなり、会話もさらにはずむ、「キーワード会話システム」も搭載しています。

★★★★☆

プエルコルダンは確かにある

「どきどきポヤッチオ」というゲームは不思議なゲームである その牧歌的な雰囲気もさることながら、RPGというジャンルに関わらず、戦闘が一切ないという個性的なシステム また、ゲームの焦点が魔王を倒すという命題よりも、村人との生活に焦点を合わせている点も非常にユニークだ つまりは、ドラクエなどで勇者一向が立ち寄る田舎の村こそこのゲームの舞台であり、「ここはプエルコルダンの村だよ」なんて話しで終わるどうでもいい登場人物こそ、このゲームの主役なのだ しかしただの村人Aにも、それなりの悩みがあったりして彼らなりの人生があるわけで、そんなことも知らずにこのゲームの世界のどこかで、勇者一向は懸命にモンスターと闘っているのだろう 夏休みの間、従姉のマリアねーさんのパン屋でバイト君として働くことになったジャン 昔の面影よりも更に綺麗になったねーさんにコキ使われて、村人全員を相手にパンをお届けすることになる そこには、同じ歳頃の魅力的な女の子(ヒロイン)がいたり、ガキ大将と連んで冒険したり、嫌なヤツがいたりして、どこまでも平凡にジャンの日常はせわしなく夏を駆け抜けてゆく このゲームに登場する総勢25人の村人は独自に数種類の生活パターンがあらかじめ設定されて、複雑にそれらが絡み合い、ひとつの共同体の生活を実現している 村には木の実が落ちていたり、花や薬草やキノコなど自然の恵みに満ちあふれていて、それらを加工したりしてジャムや花束としてヒロインや意中の人などにプレゼントをすることができる また、それらを雑貨屋に売っておこづかいとしたり、荒くれ者と怪しげな草を密売したりなど、とにかく村のなかで自由に行動できる いちおう、個別エンディングが用意されている6名のヒロインがいるが、それら以外にもサブヒロイン名義の女性がいたりと奥が深い それでもこのゲームのキモは村人ウォッチング、これに尽きるだろう 別にきになるあの娘をストーキングするのもこのゲームの花だが、どうでもいいようなエロ爺につきまとって意外なイベントを発見するのはとても楽しい 似たようなゲーム性のタイトルで「高機動幻想ガンパレードマーチ」があるが、あちらは独自のAIをプログラムされてる代わりに、キャラクターが謎のワープやしてない仕事の実績が残ってたりと矛盾も散見されたが、あくまでこのゲームはAIではなく生活スケジュールにのっとってイベントが用意されているので、そういった問題はない 決まったプレイスタイルでゲームを遊ぶのではなく、あえて滅茶苦茶な行動を取ることがこのゲームを最大限に楽しむキモであると思う ゲーム全体で用意されたイベントは攻略本によると約1000種類と膨大なうえ、村に残された遺跡やモニュメントの秘密をたどるうちに、プエルコルダンが存在する世界の秘密を垣間見たりと、本当に、世界観の構築には裏の裏まで用意されて、実に拘っている それら全ての設定をおぼろげに臭わせるだけで、全てを説明しないあたり、このゲームを創作したスタッフには卓越したセンスを感じる 実は開発当初は製品版の約三倍のシナリオが用意されていたらしいのだから、これはもう脱帽モノだ だが、結果として製品の内容をシェイプしたのは英断だったろう 創作するにあたり、全ての要素を惜しみなくさらけ出すよりも、泣く泣く削ってしまい見せることのできない要素があったほうが、有限のなかに無限の可能性が秘めれている通り、作品全体としてバランスよく推敲ができたと本作をプレイして感じる おそらく全ての要素を実現していたら、このゲームの印象はもっと煩雑でぼやけた印象になってしまったと考える 絶妙な立ち位置と本格的な世界観、このバランス感覚はゲーム史全体から見ても屈指の出来だと言える なぜこの村はのほほんとしてられるのか、それでも、どうしてあのお姉さんは時折、暗い表情を見せるのか どこにでもいるような人にも皆、それぞれの人生があり、毎日を気楽に、悩ましく、時にはどうでもいいことで笑ったり泣いたりして生活している プエルコルダンは確かに、どこかの広い世界の隅っこで存在しているのだ 普通であること、平凡であることには理由がある それを何の気なしに伝えてくれるこの作品は、実はとんでもなく凄いゲームなんだと思う

★★★★★

パン配達の少年は忙しい

主人公(ポヤッチオ)が夏休みの間、従姉のマリアお姉さんのパン屋さんのお手伝いにやってきます。飛行船で着いたのは、ほのぼのとした田舎の村 ポヤッチオは、お使いやパンの配達を頼まれますが、山に入れば、お使いのオミカンやあんずなんか毎日採れます。空時間を利用してお駄賃を稼いで意中の女の子や村の人達にプレゼントを買って新密度を上げましょう。 キャラ一人一人にイベントがあり仲良くなると洞窟探検や自宅での夕飯に誘われる事もあります。村人がリアルタイムに活動していて各キャラの行動パターンを覚えないとパンの配達が出来ません。1度でも配達が出来ないと配達度が100パーセントから下がってしまいます。すぐに陽が暮れるので要領よく行動する事が大切です。 また主人公が「ポ!ヤッチオ!」と挨拶しながら村人の傍らを通り過ぎると村人の反応で新密度が分かります。村の女の子は、みんな可愛い子ばかり正統派エンディングは魔法使い見習いの「ルフィン」とのエンディングですが、お好きな子と仲良くして下さいね。 お手伝いをしないで遊んでばかりいると夏休みが終わっていなくても追い帰されますので注意してくださいね。夏休みが終わりポヤッチオが飛行船で帰る時に村の人が何人お見送りに来てくれるか・・それがこのゲームの一番ワクワクハラハラする瞬間ではないでしょうか・・。とにかく絵本のように綺麗な村で、主人公になった私も住んでみたいと思うくらいでした。パンの種類も多く 美味しそうでヨダレが出そうになりマリアねーさんの目を盗んで頂いた事も・・。お昼ご飯を食べる習慣がない村なのでポヤッチオは、いつもお腹をすかせています。帰宅が遅いと夕飯も抜きで眠らされる事もありますので1度、夕飯を食べてからの外出をお勧めします。とにかく可愛くて楽しい女の子向きのゲームです。色んな人と仲良くなってくださいね!

★★★★★

キャストと、スタッフをご紹介

まずは、エンディング対象の6人の女の子。 ルフィー:川菜翠さん / リーナ:麻生かお里さん / チェイン:小泉里奈さん マリン:野田順子さん / ピア:高橋美紀さん / シンシア:小西寛子さん エンディングは、「エンディングが成立した子」がソロで歌って、ダンスを披露してくれます。 (というわけで、エンディングは6種類+α) 他の主要キャラは… マリアねーさん:芳野美紀さん / イーリア先生:浅見順子さん / リリィ:間宮くるみさん ランディ:くまいもとこさん / スティード:津村まことさん / アル:瀧本富士子さん マック:成田剣さん / メルビン:中村秀利さん / ブレンダ:定岡小百合さん ローザ:くればやしたくみさん / ガリクソン村長:沢木郁也さん / ロンじいさん:中村秀利さん マリン×リリィの「ペッタンコシスターズ」イベントは必見(必聴)ですよ。 製作監督は、スタジオ最前線の近藤利信さん。 だから、マリンのデザインや「イタマエルアー」「ピンクのリュック」が『海腹川背』っぽいのは確信犯。 SF的設定があったり、日常生活の描写の上手さは『宇宙のステルヴィア』につながります。

★★★★★

全エンディングを永久保存したいゲーム。

主人公ジャン(名前変更可)が夏休みに従姉のマリア姉さんのパン屋さんのお手伝いをするゲームです。オープニングで主人公が飛行艇に乗っている間にも様々なイベントが発生するので序盤から凝っています。村全体が箱庭みたいにかわいらしく好感が持てます(お家の中も家具などが揃っていていい感じ)。音楽もホンワカしていて◎(CDも発売しています)。ただパン屋のお手伝いに縛られている感じなのが痛いけど、女の子と仲良くなって親密になるイベントに心を打たれました。エンディングの対象になる6人の女の子の中で私は特にルフィーのエンディングに感動しました。他のキャラもそれぞれの性格や心情がしっかりしていて好きです。メモリーカードを買いだめして全エンディングを永久保存したいゲームだと思う。

★★★★★

面白い。

超高クオリティー生活遂行型デフォルメ恋愛冒険アドベンチャーゲーム。 ちょっとこういうゲーム最近無いし金輪際出る事も無いでしょう。 中古市場や↑のユーズド版の値段の高さからもそれを証明しています。 各女の子の個性やイベントの楽しさ、キャラの細かいしぐさ、シナリオ運びなどかなり隙が無い。ちょっと攻略本無いとかなり厳しいですがエンディングが無茶苦茶感動しますどのキャラも。出てる本数自体が少ないゲームですがドラマ性とシナリオと面白さは折り紙付きで。 かなりお勧め。 星五つ。

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