『スーパーロボット大戦F』は、『第4次スーパーロボット大戦』の流れを汲んだ完全新作ストーリーが展開するシミュレーションRPGで、「FINAL OPERATION」の前編にあたるストーリーの興奮が味わえます。 ゲームでは、豊富なアニメーションとド派手なエフェクト、超豪華声優陣起用による音声よってSDながら大迫力の戦闘シーンを再現しています。 「マジンガーZ」や「機動戦士ガンダム」といったシリーズ馴染みのロボットはもちろん、社会的現象に至った「新世紀エヴァンゲリオン」や、98年夏の劇場公開にて盛り上がった「新機動戦記ガンダムW」なども登場します。

第4次スーパーロボット大戦F 第4次スーパーロボット大戦F完結編 上記の2本で1作品を構成する、スーパーファミコン(以下、SFC)で発売された第4次スーパーロボット大戦のリメイク版です。 この作品では、前半の約33話前後が収録され、データカードで完結編へとセーブデータの引継ぎを行います。 リメイク版ですので、ストーリー上はSFC版・第4次が丸ごと無かった事に成っており、EX以降に参加する新顔キャラクターは、全員「初めまして」で登場します。 SFC版・第4次と比べて、HP、装甲、運動性能が高く、武器の攻撃力が弱いので、プレイ当初は面喰いますが、見方の球数が大幅に増え、敵の球数が激減しており、修理と補給で得られる経験値が、過去作品とは比べモノに成らない位に莫大な為、「のりかえ」が可能なマジンガーチームとガンダムチームは、戦艦のアーガマが手に入った後は、直ぐに制限レベルの40まで到達してしまい、アーガマ入手後の難易度は、シリーズでも最もやさしい部類に入ります。 ボイスOFFが主人公以外は出来ず、戦闘の度に音声データを読み込む為、戦闘は非常に時間が掛かりますので御注意下さい。

スパロボはPS2版、DS版を含めて、ほぼ全てしていますが、なぜかFとF完結編が好きです。 それは、他にはないシビアな難易度とドキッとさせてくれるスリル感、そして、ガンダム好き世代にとってアムロ、カミーユになりきって、敵を壊滅させる快感。 音楽も以降の最新バージョンより音質こそ劣るものの、選曲が的確です。 好みでもあり、かつ、必要性に迫られ、アムロ中心の布陣を取ることになりますが、ニューガンダムのテーマが重厚感をもって流れ続けます。 時にゲッターやマジンガーの軽快なテーマが重過ぎる空気を軽やかにし少年時代の熱い思いを想起させてくれます。 敵の増援はどこに現れるのか?こんなときに味方が来てくれたらと思うタイミングでそれは現れます。 最近のスパロボは特に頭を使わなくてもクリアできるように設定されていますが、FとF完結編は綿密な戦略と序盤からの計画的な改造、選択的レベル上げがクリアの必須条件になります。 隠し要素(相性のよいキャラを近くに配置すると能力アップ)や地形効果も利用しないと難しくなります。 ほんのちょっとの変化を大事にしたくなる楽しさがFシリーズにはあります。 PS3の時代になっても、このFに帰ってきたくなるこの心境。 製作者の方々には分かるかなー。

サターン版のスーパーロボット大戦Fが発売された当時、既にプレステにはスーパーロボット大戦Sがありました。そちらのSはスパロボ史上初のオリジナルと同じ声優による声で戦闘が楽しめる、と言う、正に夢のようなソフトでした。 サターン版のスパロボFは当時社会現象を巻き起こしていたエヴァンゲリオンを初参戦させた、これまた夢のようなソフトだった。そして、しばらくして、このプレステ版の発売である。 結論から言うと、ロード時間の短さ、音楽、などすべての面において、サターン版の方が上である。でもプレステ版には、まずデータが消えないという強みがある。自分のサターン版のデータは……。 内容はとかくハードで、ニュータイプのアムロ、カミーユ等に頼りがち。完結編になると、エヴァですら役立たずになる。 でも、自分は、a以降のスパロボはまったく楽しめなかったので直ぐに売った。理由は、簡単過ぎたから。 Fが最高だった。F完結編も最高だった。とにかく、このスパロボFは難しい。でもそれは、シミュレーションゲームが本来持っていた硬派なゲームらしさに過ぎない。元々ゲームって甘くない。そんなガチな難易度に挑みたい人にオススメ出来る。 なんかプレイステーションストアだかでダウンロード出来るらしいし、ね。

スパロボF前編は第四次と同じくらい名作です。 敵の強さのバランスも良く戦略性もとても高いです。 これよりも昔のスパロボように一部の人しかクリア出来ない、現在のように誰でもクリアできる難易度の中間くらいです。 小隊システムのような面倒なシステムはなく、戦闘は全てタイマンなので編成も楽です。 ロボットのグラフィックも近年のスパロボのようにカッコ良さを求めているというより、どちらかと言うと可愛らしさを重視しててとても好きです。 パイロットの顔のグラフィックも、物凄く上手いです。 ちなみに僕は初代ガンダム、Zガンダム、逆襲のシャア、エヴァ以外のロボットアニメをまともに見たことがありません。 そんな人間でもF前編と第四次はとても楽しめました。 残念な点は話が中途半端なところで終わり「続きは完結編で」となるところです。 そしてその肝心の完結編がマップ広すぎ敵多すぎ戦闘カット出来なくて遊んでて苦痛です。 ぜひ戦闘の演出やグラフィックはこのままでHD化、システムもこのまま、音質向上、戦闘カットありにしてPS3でネット配信して欲しいです。

セガサターンで発売された際に、全国のプレステユーザーのスパロボファンが地団駄踏んだ作品の、待望のプレステ移植作品。 『第4次』をベースに、より練り込まれたシナリオとシステムの完成度は高いです。おそらくスパロボ史上でも屈指ではないでしょうか。 初登場のエヴァンゲリオンが強いです。『F』の時点では、敵の攻撃はほぼ受けつけません。ケーブルで繋がっていればENも無尽蔵です。その気になれば一騎でステージクリアも可能でしょう。 それとビルバインも馬鹿みたいに強いです。ま、以前の作品では更に強力だったような気もしますが、そこはそれ。本作では間違い無く最強の一角でしょう。ショウの能力も文句なし。 尚、イデオンとガンバスターは『F』では実際には登場せずイベントのみの顔見せとなります。これも予告編みたいで好き。『F完結編』も買いなさいよ、という駄目押しか。