『Screen』は、平凡な大学生に突然訪れた恋愛模様を描いたアドベンチャーゲームです。 物語は小説のように文書を読み進めていくことにより進行していき、読み進めるにつれて主人公の会話や行動を選ぶ選択肢が現れます。 物語の展開を大きく左右していくので、よく考えて主人公の会話や行動を決定していくことが重要になってきます。 また、物語が進行していくと、ミニゲームも登場します。ミニゲームは全部で5種類あり、物語進展のポイントになるものがあったり、ミニゲームだけの特殊CGが見れたりします。

この作品は、アセンブラージュ株式会社のブランド「エーテル(現在は存在しません)」で販売した18禁PCゲーム『Campus〜桜の舞う中で〜』をコンシューマー移植したものです。 同じ「KID」からほぼ同時期に販売されたPS作品の『輝く季節へ』や『Memories Off』といった感動的なストーリーでまとめた作品とは異なり、普通の恋愛をベースに感動的・悲劇的・コミカルそして普通の幸福なエンディングと様々なエンディングやストーリーを楽しめます。そのまとまりのなさのためか、PC原作も移植版もあまり高評価を得られなかったみたいですが。 シナリオ御子石大郁(当時は御子石勇太)、原画きみづか葵のゴールデンコンビによる作品で、この二人による作品は後にも別ブランドで出されています。 さて、この作品は表のメインヒロインである義妹の高坂舞子による現世の普通の恋愛と裏のメインヒロインである謎多き巫女の池柳彩女による前世のからむ不思議な恋愛が主なストーリーとなります。 が、やはりこの作品では池柳彩女シナリオがメインストーリーとなるのでしょうね。ストーリー内容の奥行きの深さが違いますし、また「巫女・前世」の組み合わせは、ゴールデンコンビの二人によりブランド「DEEP BLUE」販売の『Lost Passage』でも再現されています。 是非、本作品を一度試してみることをお勧めします。が、ヒロインの攻略は、伏線とかの関係で杉部奈穂->小和田優夏->柊麻由美->立花智里->高坂舞子->池柳彩女の順番が良いと思います。

特定キャラのバッドエンドの終わり方は、バッドエンド好きにはオススメ。 グッドもキャラによっては悪くないんだけどね。 シナリオは中々だが主人公がナルシストな所が鼻に付く。 終盤はちゃんとしてるが、CGの塗りがPSの水準に満たない物が複数あるので、おまけして星4です。

ジャンルは恋愛シミュレーションゲーム。 大学に通っている主人公が数人のヒロインの中から一人を選んで付き合う、、、といった感じ。 内容は本当に良くもなく悪くもないオーソドックスな恋愛ゲームとなっている。 メッセージを早送りできる機能は良い。