QUANTAM GATE 悪夢の序章

「クァンタムゲート1 悪夢の序章」は セガサターン(SS)用ソフトとして、メーカーのギャガより、1995年9月29日に発売された アドベンチャー(ADV)のゲームジャンルに区別される作品です。発売当時の定価は5,800円だったようです。作品自体の知名度があまり高くないなのか、レビューもあまりみかけませんが、人によっては印象に残るソフトだと思います。

『クァンタムゲート1 悪夢の序章』は、実写映像とCG映像を使った「バーチャルシネマ」という形式のゲームです。ゲームは選択肢を選んだり、惑星基地を移動したりするアドベンチャー要素も含んでおり、プレイヤーに物語の進行と探索の楽しさを提供してくれます。 物語の舞台は未来の地球で、環境は絶望的な状況にあります。地球環境を修復するためには、「酸化イリジウム」の採掘が必要不可欠です。パラレルワールド転移装置「クァンタムゲート」によって発見された惑星には、その酸化イリジウムが豊富に存在しており、人類はこの新たな資源を求めて惑星探索を開始します。 主人公ドリューはフェニックス社の私設部隊の一員として、この新たな惑星に派遣されます。プレイヤーはドリューとして惑星でのミッションに挑み、基地内を探索しながらさまざまな選択肢を選んで物語を進めていきます。選択によってシナリオが分岐し、多様な展開と結末を迎えることができます。 このゲームの魅力は、実写とCGの融合による没入感の高い映像表現と、選択肢によって進行する緊張感のあるストーリー展開にあります。プレイヤーは未来の地球を救うための重要な任務に挑みながら、未知の惑星での冒険を楽しむことができます。また、バーチャルシネマ形式のゲームならではの臨場感が、プレイヤーを物語の世界に引き込みます。 SFアドベンチャーゲームが好きな方や、映像美にこだわったゲーム体験を求めている方には、ぜひプレイしていただきたい一作です。このゲームで、未知の惑星での壮大な冒険と緊張感溢れるミッションを体験してください。