いろいろなシナリオがあって、オリジナルなアイコンもあり、ホントに日本人ユーザ向けに作られたすばらしいゲームだと思います。 初心者でも、優しい手順で教えてくれるシステムには当時といえども、脱帽です。

シムシティーが3D表示でさらに立体的に。施設なども30種類以上に増え新しい機能も満載になって登場しました。 夢の未来都市建設を目指し、都市を育成するシミュレーションゲーム。予算を決定したり、条例を設定するなど、実際の市長顔負けの細かい指示を実行できるのが特徴だ。 最初は都市の基盤を作ることから始める。少ない所持金で必要な施設をそろえ、都市の基盤をつくるわけだ。 まず発電所を建設して電気を送ってみよう。続いて道路を作り、住宅、工業、商業地区を割り当てる。あとは警察や消防署といった公共施設を配置すればほぼ完了である。 続いて財政を黒字にする。これは収入を増やして支出を減らせばよい。簡単なようだが、実際は収入を増やそうと税金を高くすると、住民が引っ越してしまったり、景気が悪くなったりする。支出を減らすにも警察や消防の予算をケチると犯罪や火災といったものが生じやすくなる。簡単そうだが、実は奥が深く難しいのだ。 そして資資金がたまったら、都市を拡張していく。しかし単に建物を建物を増やすだけではなく、空港や港など、都市を活性化させるような施設を作る。 都市を育てていく過程では、さまざまな問題が発生してくる。この問題に的確にかつすみやかに対処し、解決するのが市長であるプレーヤーの役目なのだ。発生する問題はさまざまだ。災害や事故など突発的なイベントから、環境汚染や景気の沈滞といった,直接わかりづらいものまである。 このゲームには初心者用に練習マップがついている。このマップは、都市建設の手順をCPがていねいにおしえてくれるというもの。このマップをプレーすれば、基本操作はマスターできるはずだ。 シナリオモードも用意さりており、6つのマップから1つを選びプレーするモードとなっています。各シナリオにはクリア条件があり、それを達成するための問題を解決していくことになる。 メガロポリス、難易度は比較的低め。火災によって破壊された都市の再建を目指す。5年以内に人工を5万以上に増やすことが目的です。 市長の試練、10年以内に市長の支持率を66%に上げることが目的。市民の反感をいかにして和らげていくかが課題になる。難易度は比較的低い。 地球温暖化、洪水の被害から都市を復興させ、10年で人工を4万人にする。難易度は中程度。 娯楽シティー、隠居した人が住みたくなるような都市をつくる。難易度は中程度。 宇宙へゴー、宇宙へ飛躍する都市を目指す。期限がないからゆっくりプレーできるが、難易度は最も高い。

市長となって都市を作り上げるシミュレーションゲーム。フリーマップ、シナリオ、練習マップから選べる。練習マップでは基本的なシステムを丁寧に教えてくれるので説明書がなくても遊べる。 シナリオは『犯罪率を減らす!』とか『市長の支持率を上げる!』とか『老人のための娯楽都市を作る!』といった様々な課題に挑むモード。練習マップやフリーマップで自信がついたらこちらに挑もう。 〈初心者の方へアドバイス!〉 初心者がまずつまずくのは『水道管』の敷設だろう。実は水道管は建物が建築されると地下に自動的についてくる。従って建物と建物を結ぶようにピンポイントに水道管を敷設すれば労せずして水道を普及させることができる。それでも水不足になるとしたら水源が弱いからポンプを増設しなければならない。貯水タンクは頼りにならないので補助的なものと考えよう。 『道路』は周囲3マスまで発展させる効果がある。交差させれば効果は倍増するが交通渋滞と道路維持にカネがかかる。都市の発展スピードと税収を考えないと道路維持費ばかりかかって年末に赤字になってゲームオーバーになりかねないので注意しよう。 『人口』とEQは反比例関係にある。人口を増やせば税収も増えるが大学や学校の教育効果は減衰しEQが落ちてゆく。予算が潤沢でEQを上げたいなら人口抑制を考える必要がある。特に最終シナリオ『宇宙へゴー!』で重要になるテクニックだ。