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ウルティマⅥ 偽りの預言者

55位

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スーパーファミコン用のゲームソフト。
1992年4月3日に、ポニーキャニオンから発売。
ジャンルは、ロールプレイングゲーム(RPG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:スーパーファミコンRPGロールプレイングゲームSFCレトロゲー
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

洋ゲーRPGの代表格

まずこのゲームは日本のゲームではありません。 日本語化されているのでストーリーが分からないということは無いですが、あまりに文章量が多く訳が分からなくなってくるかもしれません。 じっくりやるのには適していますが早くクリアしようとすると、とても頭を使いますね。 戦闘は弓矢等がかなり有利な感じです。 魔法もありますが使用回数に制限があり、あまり連発は出来ないです。 マップは今で言うオープンワールドみたいな感じですが 町に近いとキャンプが出来ないのが不便でしたね。 また人々は時間によって行動していて、なかなか会いたくても会えない場合もありました。 ストーリーはガーゴイルを倒すために冒険をするのですがラストはそれだけでは終わりません。 なかなか考えさせられる物語です。 また詳しい攻略サイト等もあるのでクリアしようと頑張れば誰でも出来ると思います。 古いスーパーファミコンのゲームですが、今の洋ゲーRPGの基礎?に当たる作品です。 まだ遊んだ事がない人にも癖はありますがオススメ出来ます。

★★★★★

初めてのオープンワールド

ずっと初めてのオープンワールドはN64の「ゼルダの伝説 時のオカリナ」だと思っていた、確かに箱庭ならそうだが地続きの広い世界で道に迷い、大海原に途方にくれたのはウルティマ6だったと思い出した。 初めてのウルティマ体験でいきなり6からのプレイは正直面くらった、城から出るだけで一時間以上掛かったし、その後何をしたらいいのか自由すぎて困ってしまった。 ただとても新鮮な体験にあふれていた、それは会話と文字の重厚さだ、例えるならドラクエではNPCは「あれが伝説の勇者ロトをまつってあるというどうくつだ。」ぐらいで会話が終わる、当時はこういう作品が多かったし当たり前だった、だがウルティマ6は聞けば名前もフルネームで答えてくれるし大事な情報どころか生き方まで答えてくれる、この人間ドラマの重厚感が物語に深みを与えていた。 ライキュームの図書館などで読んだ本でウルティマの世界や現状などを知る事ができた、ブラックソーン?モンデイン?ミナクス?なるほど、そんな過去があったのか!と、本当に世界に入ったような没入感で鳥肌が立ったのを今でも覚えている。 魔法を唱えるのが一苦労だった、装備できる魔法の書に魔法を書き写し、魔法の書を装備してMPを消費しつつ8種類ある秘薬を指定数消費しないと唱えられない。 だがこのひと手間がたまらなく楽しかった、秘薬や金策のために寄り道探索をしてたくさんアイテムを集めるのが楽しくなるのだ、それと多くのRPGがそうだった城や町のアイコンに触れると入るというシステムではなく地続きのある意味オープンワールドなマップも新鮮だった。 徳を減らしてはいけないというシステムも見事だ、エンパス・アビーにあるビルマ葬儀社で部屋に何か隠しているという情報を聞いた後、徳が減るんじゃないか?とドキドキしながら部屋の奥へ入っていってた先にあった光景を私は忘れることができない。 今では「ウィッチャー3 ワイルドハント ゲームオブザイヤーエディション」というゲームでウルティマ6の楽しさを思い返してはいるが、あの時の体験は一生の思い出で、SFC版ウルティマ6に出会えて本当に幸せだったとトゥサンの美しい街を歩きながらかみしめている。

★★★★★

当時、夏休みをすべて潰してハマッてしまった

ウルティマ4の世界観が好きで購入したら、当時見事ハマッてしまった。 ウルティマ4の世界観がすべてにおいてスケールアップ! まず、マップが広い!隣町まで行ってみようと軽い気持ちで行ったら、まったく着かない。 次第に夜になり周囲の視界が悪くなる。森で夜になったら確実に迷子になってしまう。こんなときはキャンプを張って朝を待とうとするのだが表示される「近くになにかいる」・・ こんなところでガーゴイル軍団に遭おうものなら全滅の危機も・・・ 今回は戦闘はリアルタイムでスムーズ。画面の切り替えもなしでそのまま戦闘に入る。 敵の集団に襲われて逃げてると、敵は追ってくるのだが、街中で敵に追われる風景はなかなか面白かった。 今回、すべての人間や生物に名前、仕事、信仰が設定されている。 人々は朝起きて朝食を食べて仕事し(ホームレス等は別)、昼食を食べては仕事、夕食を食べて寝るという生活を送っている。 人々はそれぞれの街の信仰を重んじていて(やさしさ、ゆうかんさ、誠実さ、謙虚さなどそれぞれの街で重んじているものが違う)会話がとても楽しい。 例えば清らかさの街での会話。 「はしごを昇ろうとして他人を蹴落としても、自分が高く昇れたわけではない。他が低くなっただけの話さ。自分の力で昇っていくのは大変だが、昇りきればまた違うものが見えてくる。」 と感じに、各街でそれぞれの住民の価値観を聞いていると、リアルにその住民と会話しているように感じてしまう。 このゲーム、自由度が恐ろしく高い。例えば中盤で敵の本拠地に行くための洞窟に行くために8つの地図のかけらを集めなければならないのだが、場所を知っていれば別に集める必要はないし、ぶっちゃけ最初から持っているアイテムを使えばいきなり敵の本拠地に行く事だってできます。 しかしガーゴイルの言葉がわからないのでまずはそれを解読するのですが、解読できたとき、意外な事実が・・・ ウルティマシリーズで一番面白いのは、間違いなくこの6だと思います。

★★★★★

みかけで判断すると損

画面の斜め視点が「とっつきにくさ」を与えるかもしれませんが,「慣れの問題」で,日本にはあまりこういうゲームがないから戸惑うだけだと思います。 私は当時5分で挫折しそうになりましたが,気を取り直して20分くらい我慢して歩き回ってみたらいつのまにか慣れていました。 次に,ステータス画面に戸惑うはずです。 焦らずに,説明書を見て1つずつ操作してみれば,実は単純です。 今は中古品が主流だと思いますが,ソフト単体のものは絶対に避けてほしいです。 昔のゲームは説明書があることを前提に作られていますので, 説明書がないと「訳がわからない」のはいわば当たり前の現象なのです。 パソコン版は本格的ですが,SFC版はかなり簡略化されてやりやすくなっています。 見た目で拒絶せずに,まずは気楽に歩き回ってみてほしいです。 そうこうしているうちに私はこの世界にぐんぐん入りこんでいましたから。 ただ,簡略化されているとはいえ,二十歳以上が推奨かなとは感じます。 住民たちの存在感。 本当に「そこに1つの世界がある」という感じで,友人達もまるで実在するかのような温かな人柄で,世界のその完成度は高く,よそから来た「自分」も受け入れられていることがとても嬉しく,かといって身体は1つしかないので助けらけない住民もいるということに胸をしめつけられたりと,若い時代に出会えて良かった作品でした。 パソコン版はプレイ環境も値段もハードルが高かったので,SFCに移植してくれて本当に嬉しかったです。 本物の「ロール・プレイング・ゲーム」が好きな方,ぜひお試し下さい。

★★★★★

壮大で緻密な世界観

RPG黎明期から有名な海外ゲームシリーズの移植作です。全マップの広さ、テキストの量は共にSFCのゲームでは最大でしょう。自由度も非常に高くクリアまでに必要なイベントをこなす順番もほぼプレイヤーの任意。戦闘よりもアドベンチャーゲームのような謎解きやNPCとの会話が楽しいゲームです。マップが非常に広いので目的の島やダンジョンを見つけるのにも非常に苦労します。逆にそこがいかにも冒険らしくて面白いのですが、日本で主流の親切設計のRPGに慣れた人には辛いかも。 NPCとの会話のシステムも特殊で、衛兵など一部を除いてほとんどのキャラに名前と「しごと」の設定があります。受け身で話を聞くだけでなく、「ガーゴイル」「ききゅう」「ちず」などのようにキーワードを選んで自分からたずねることもできます。町の人達の人物評や噂話が聞けたり、推理小説のようなイベントがあったり、会話がこれほど楽しいと思ったゲームは他にありません。終盤のどんでん返しが待っているシナリオに、緻密な世界観、文学的とも言える練られたセリフなどは他に類を見ません。難点をあげると、やはり洋ゲー特有の雰囲気とシステムの複雑さでしょうか。魔法を使うのに8種類の秘薬の組み合わせが必要なのは本格的だけどライトユーザーはひいてしまうでしょう。人を選ぶゲームではありますが、日本のRPGに飽きた人などにはウルティマシリーズの入門として最適です。

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