という設定で描かれる和風RPG。 シナリオが面白いゲームだと思います。 和風RPG自体が珍しいですが、これはさらに本宮ひろ志氏の画が魅力的で素晴らしい。 天外魔境のような大迫力の敵の画がスーファミなのに凄いなと感心させられます。 ゲーム的には超オーソドックスな仕様。 全然知りませんでしたが、こんなに頑張っているJRPGがあったなんですね。

本宮ひろ志の人気コミックをモチーフにしたRPG。織田信長を操作して、世界征服を目指そう。 信長=シミュレーションという感じなんだけど、この作品はシナリオをいろいろつけたしてRPG風に仕立ててあるんですよね。 感じとしては正統派のゲームでしょう。 導入部のテンポの速さには驚きますよ。歴史が2分位で変わってしまうわけですから。 全体的にお使い的な感じで゛、お金のシステムが少し変わってる感じ。 どちらかというとコミカルな感じで気軽に取り組める作品だと思います。 アニメも入ってるし、知らない人がプレーしても十分に楽しめます。

本能寺の変で炎に包まれ死んだはずの信長が甦った、という所からゲームがスタートし、歴史の影の支配者として戦国時代を動かしていく 信長は一度死んだ事を利用して正体を伏せ、天地夢之助として秀吉に天下統一の助力をしつつ、世界進出を図る。その途中で謀反した天海に甦った魔王と因縁をつけられ、天海も魔の力を使って信長を討とうとする。表の秀吉による天下統一と裏の天海との魔の戦いの二本を主軸にして全五章の物語が展開される ゲームの進め方はフィールドを歩いて街にいる様々な歴史上の人物と会話をしてフラグをたてながら進めていくオーソドックスなRPG 成長方法も単純にLVを上げれば能力が上がり、街の施設で術や技を規定のLVを満たしていれば覚える事が出来る 戦闘はコマンド選択型で、軌跡シリーズのようにキャラ毎に順番が回ってくるシステムなので非常にテンポが良い またどこでもセーブが出来、移動速度や会話速度変更も可能なのでエンカウント率は高めだが、ゲーム全体のテンポが良いので10時間程度でクリア出来る 尚、他のレビューで気力回復のアイテムの有無で難易度が変わるという記述があるが、そんな事は全くないし、別にいらない。HP回復アイテムさえあれば十分。確かに金の概念がないシステムであるが、店での調達や街のタンス、ダンジョンの宝箱や敵のドロップアイテムで充分足りるのでアイテムには困らない その大きな理由として4人パーティーであるが宿屋で自由に編成出来る事にある。つまり、信長一人旅も可能。そうすると仲間への経験値分配がなくなり、単純に通常の4倍の経験値がもらえる訳だ 当然LVもサクサク上がり、敵も勝手に逃げていくし攻撃されてもほとんどダメージを受けない。流石に終盤のボスだと特殊攻撃を多用してくるので回復役が必要になるが(それでも二人パーティーでラスボスを倒してやったが)難易度は別段厳しい訳ではない BGMも悪くなく、重ねがけによる能力の飛躍的アップによる爽快さ、また二刀流も出来るので2回攻撃の気持ち良さもある 信長を始めとする登場人物のドラマ性も存分に出ている隠れた良作と言えるだろう

このゲームで大変なのはアイテムを有限個しか購入できない点です。 店で売ってるアイテムは数が決まっているので、例えば回復アイテムが底をついてしまい、万屋にも預屋にも回復アイテムが無くなったら敵から取るしかないのです。また気力回復アイテムのありなしでゲームの難易度が大幅に違います。しかし、実在の武将があまり仲間にならないので私としてはあまり燃えません。