メガドライブの作品ということでかなりやっかいなシステムになりますがノスタルジックな気分を味わいたい人に是非遊んでもらいたいものです。 作品は5つのシナリオを順にクリアーしていくというRPGで、動作関係はアイコン入力となっています。 主人公は、港町に住む18歳の青年。好奇心に満ち溢れたこの活発な若者は、いつの日か冒険家になって世界中を渡り歩くことを夢見ていたのである。 とりあえずオープニングでは主人公が旅に出るまでのシーンが展開され、何故彼が街を旅立つことになったのかという理由も理解できます。 さて注目の戦闘シーンは敵と見方のキャラが向かい合った形で戦いが開始されます。プレーヤーはターンごとにキャラクターにアイコンで各項目を入力して戦うことになる。 種類は、戦う、手持ちの武器を使用することになります。魔法、離れた敵に有効となります。防御、ダメージが約半分になります。逃げる、誰かひとりが逃げれば全員が逃げられるが、失敗するケースもあり。 また豊富なアイテムを使いこなすことも重要です。ステータス関係がメインで特にヒットポイントやマジックポイン回復トは大変重宝します。 スタートはサロンの町から始まり仲間を見つけよう。そして仲間が揃ったら森の怪物狩りへ出発だ。森は広大で、しかも複雑な迷路で構成されておりその奥には洞窟などが控えているのです。そして目的を達成すればひとつの物語が完結するのである。残りはあと4つ、頑張ってクリアーしよう。

このゲーム、ゲームとしては結構ひどいです。 歩きかたはカクカクしてるしカートリッジなのに建物に入った時次の画面に行くのにも時間がかかるし・・・ 戦闘はエンカウント率低いも苦痛しかありません。 ただ、音楽は結構いいです。 そして、ストーリー。 3章までは単に故郷に恋人を残して旅をする旅人の普通の話なんですが、4章の終盤からはえらく話が盛り上がります。 そしてエンディング。 一応ハッピーエンドなんですが切ないです。 繊細なストーリーは、自力でクリアすれば必ず自分の中の名作の一本となります。 興味があればぜひプレイするか、ニコニコ動画などでクリアまでのプレイを見てみてください。 (ただしニコニコのは最後のスタッフロールは飛ばされていましたが・・・)

そんなにながいお話しではないです。しっかりお金をためて装備に手間をかければ戦闘も楽に進みます。わたしは攻略サイトにたよりましたが、透明階段なんてのがあるゲームですので、自力でクリアするのは魔天の創滅の次くらいに難しいかもしれません。ストーリーやキャラクターもよくて、最終章では悲しい愛の結末があったりするのですが、エンディングはホッとさせてくれる仕上がりになってます。よいメーカーがリメイクしてくれれば2000えんまでなら買います。内容のよいゲームでもエンディングがクソではがっかりしますが、港のトレイジアのエンディングは最終章の悲しい愛の結末に続いて心に染み込む場面です。メガドライブお持ちでしたら、正直グラフィックやらがRPGツクールみたいで遊ぶのもおっくうになるゲームですがクリアしてみてください。良さがこみあげてくることでしょう。