わざわざここを訪れる方はローグライク要素のあるゲームを調べた末たどり着いたのではないでしょうか? そんな方をメイン対象としたレビューになります。 『トージャム&アール』は壊れた宇宙船のパーツを探す為に惑星を探索するローグライク要素のあるアクションゲームです。 アクションパズルやシミュレーションRPG等、他ジャンルとの融合で新しいものを生み出す発想は良くあることなので、ローグライク+何かでの起源を調べた時、そういえばこんな作品あったよなと思い出したのが、私にとっての本作になります。 恐らくローグライクの発展形として良く名前が挙がるのが「Diablo」シリーズかと思いますが、1996年発売のDiabloに対し本作はアメリカでは1991年発売なので、史学的にも興味深い位置づけになるでしょう。 さて、そんな本作の特徴がマップ、アイテム、クリアのキーアイテムの場所がランダム生成、アイテムは支給品以外は判別不可となっており、この辺りがローグライクたる要素となります。 また、ゲームデザインは敵キャラを基本的には倒すことができず、経験値はアイテムの使用とマップの探索面積で加算されます。 要するに、敵を避けて攻略するのが推奨されるデザインなんですね。 要所での詰めに多少の難はあるものの、全体的にはリプレイ性の高いゲームになっています。 また、レゲエ調といいますかファンキーな独自の世界観は変わったゲームが好きなのであればこれだけでも元は取れると思いますね。 海外では続編も発売されるくらいには人気でしたが、日本での知名度は低いです。 しかし、客観的に見て本作の先進性・独自性は突出しており傑作相当であると考えます。 私は過小評価されている作品と考えていますが、本レビューをご覧になった愛好家の方々に実際にプレイして聞いてみたい所ですね。

ファンクな宇宙人、トージャムとアール。 惑星ファンクトロン出身の二人は宇宙をきままに旅をしていた。 そしたら大変!隕石にぶつかっちまったぜ! 落ちた星の名は、、、チキュー。 おかしなレンチューだらけの不思議な星。 さぁ、バラバラになった宇宙船の部品を集めて脱出だ! …ってすごいストーリーですよね良く考えるとw メガドライブの特性を活かしたかなりクールなサウンドと、トルネコ的な自動作成マップ、ワクワクドキドキのお宝、ありえない世界観、、、、。 接待ゲームとしても強烈にオススメの作品です。CoooooooL!!!!!!

アメリカ版からの移植ですが、プレイ画面に出る英単語を日本語に訳さず、そのまま販売したので、人気が出なかったのかも。しかし、その英単語を克服すれば、こんなに面白いソフトはありません。自由度の高さから言ってもダイナブラザーズ2と双璧です。音楽もヒップホップのノリでイケてるし、迫り来る危機をアイテムで回避することができれば、サイコーな気分を味わえます。最後に忠告、アイテムのランドマイザーは絶対に開かないように。(笑)