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サガ フロンティア2

17位

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1999/4/1にスクウェアからPlayStation向けに発売されたロールプレイングゲーム

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレイステーションRPGレトロゲームPSロープレ
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

大好きなんですが・・・

ゲーム内での時間の流れでキャラも入れ替わる。戦闘毎に敵がレベルアップ。 マップで移動し、ダンジョンや街中は自由に動ける。 文字にしてみれば従来のサガたる要素を十分引き継いでるように見えるけれど、前作と同じく街中で動ける場所が少ない上、買える武器防具も必要最小限。 挙句、シナリオを追って動く為に、プレイヤーが「ここで一度あの町へ行きたい」と思っても戻ることが出来ない。 あのダンジョンで戦いたいと思っても、一度クリアしたらもう入れない場合が多い。 従来のサガにしても、シナリオ面の自由度は高かったものの、ゲームならではのご都合主義な面には厳しい縛りを入れていたと思っています。 それが絶妙な難易度と、ほかのRPGでは得ることの出来ない快感をプレイヤーに感じさせてくれていたとも思います。 しかし今回は、シナリオの面においてもシステムの面においても、自由度に乏し過ぎました。 グラフィック、曲、システムなどの素材は従来の作品のどれよりも美しく美麗に仕上がっています(その代わり、迫力に欠けます) ゲームの舞台やキャラクター作りは丁寧だったと思いますし、試みも面白かった。 ただ、サガフロ2の良さをプレイヤーに伝える方法が、少しばかり足りなかったのでは・・・ イベントをもっと増やし、分岐点を発生させたり、キャラクタの設定をプレイヤーに任せたり、武器や道具を作成出来るようにしたり出来たなら、もっと違っていたようにも思います。 シナリオやデュエルシステムなどは非常に面白いので、勿体ない作品だと思います。 戦闘が難しくて、シナリオが自由度高くてイトケン節なのがサガでは決してありませんし、既存のイメージを破り新たなサガを模索してる面では大きく評価出来ます。 ただ、発展途上にも程がある部分が多かったのではないかと。 4週ほどプレイした位好きな作品なんですが、どうしても高評価には結び付けられないのがジレンマです。

★★★★☆

今までのサガと全く違うサガ世界

手書き風の可愛らしいグラフィック、ラヴェル調の明るい音楽、共に比類ない完成度でありRPGの最高峰と言えると思う。もう「サガっぽい」「ぽくない」という話はやめよう、サガシリーズは全てが実験作であり独立した作品なのだから。 選択できるキャラ・シナリオがほぼ決まっているのでシステム的な自由度はない。だがこの作品のキーワードは「自由度」などではない、「追体験」だ。「好きなシナリオを選べる」のではなく、「(あらかじめ決められた)シナリオの好きなところから選べる」のである。この発想の転換は素晴らしく、歴史のひとコマに自分が立会い、歴史の主要人物たちと共に歴史を作っていく感覚が味わえた。 三代に渡り語り継がれる物語のため、登場人物は駆け足で現われ去っていく。そのため愛着を持って育てるという感じではない。ただデュエルシステムにより、先人が閃いた技は後に登場するキャラにも使用できるため、無駄にはならない。このあたり、歴史というテーマを強く意識していると感じる。 ただ、残念なのはその割にはシナリオの全体量が少なかったこと。歴史を紡ぐというのは大偉業であり、あのイベント量だと「かいま見た」というていどにしか実感がわかない。 またボスが強すぎるのもどうにかならないかと思う点。シナリオのテンポが崩れたように感じた(最後ボスを倒すためだけに、することもないのにレベル上げしなければならなかった為) やり込みゲーマーが無意味に鍛え上げた強さは、ボス以外の何かで還元できるようにならないのだろうか? それ以外には文句をつけたいところはなくむしろよくここまで洗練されたものを作ったなと感心するばかりだ。シナリオが薄味(想像力でカバーしなければならない)ため派手なイベント乱発を好む人には向かないだろうが、淡々と、読書でもするようにちょっとずつ物語を進めたい人にはオススメの逸品である。

★★★★★

RPG史上最高傑作のグラフィックとBGMと世界観。

初めてプレイしてから何年も経つが、たまに取り出してきては再びプレイするうち、じわじわとこの作品への評価が、自分の中で高まってきている。 まず、音楽とグラフィックに関しては、サガシリーズだけでなく、今まで発売された全てのRPGの中で、最高傑作なのではとまで本気で思っている。 RPG全体が3D化していく中で、サガフロ自体も一旦は3D化しかけていたのに、2のほうは非常に味わい深い2Dのアニメ調となっている。 音楽も、浜渦氏の才能が大きく開花した最初の作品だと思う。新しいのに何処か懐かしくもある、限りなく澄んだ美しい音楽は、時にプレイの手を止めてずっと聴いていたくなるほど。 この二つが、ゲームの世界観やシステムに、絶妙にマッチしている。ゲームを超えた芸術作品だなどと言っても大袈裟ではないほど。 この作品の評価が、発売当初あまり芳しくなかった理由として、 ロマサガ3、サガフロ1と、極めて自由度の高い作品がつづいた後だったということが挙げられる。 そういった流れの後でなければ、もっと高評価を当時から得ていただろうに、大変惜しい部分である。 そもそも、ロマサガ3やサガフロ1とは、全くシステムもコンセプトも違うので、自由度に関しては仕方の無い部分なのだが。 既に起こってしまった歴史上の物語という話なので、、細かな差異は許容範囲でも、大きく変えることはできないのである。 自由度を敢えて犠牲にすることで、旧作になかった非常に重厚感のあるストーリーに仕上がっている。

★★★★★

二つの物語に感動っ!

戦闘ミュージックが最高にカッコいいです。 無意識に闘争心を燃やされると言うか…何と言うか。 とにかくカッコいい戦闘曲が戦闘を好転させてくれるような感じがします。 「サガ」シリーズ独自の主人公選びはないのですがサブキャラクター達にも微妙に主人公を取り巻くドラマをそれぞれ隠し持っています。隠しルートを発見すればサブキャラクターのストーリーも体験できます。 表舞台の主人公ギュスターヴ、これは戦闘少ないです。 歴史上の話だけあって戦争とか王族貴族のゴチャゴチャした話です。 一方裏舞台でありサガフロンティア2の本当の意味での主人公ウィルは戦闘中心と三世代に渡る長い戦いの話です。 基本的に同時進行の話なので接点はあるのですがプレイヤーとしてはウィル編の方に着目して欲しいです。 戦闘システムは前回のサガや今までのロマサガ同様ですが術や技のグラフィック効果がPSのわりに「凄いっ!」って感じです。見てて飽きません。それに付け加えての例の戦闘曲ですから戦闘が楽しみになるくらい苦にはなりません。連携技も見ごたえありで、どのタイミングで発生するのかドキドキです。 ちなみにクリア後の感動は凄い波できました(私の場合はね) 祖父→父→娘の親子三世代の戦いに終止符を打ったぁぁっ!!って感動です。 絵本タッチな画面にオルゴールのような曲、ハデハデなRPGではありませんが戦闘は面白いし曲は全部良いしキャラもいい味だしてるし絶対に買って損はしません!一回きりのプレイで飽きる事も本当にないです!

★★★★★

サガフロンティア2 レビュー

私はサガシリーズはアンリミテッドサガからプレイしましたが、旧スクウェア時代(特にPS1)のソフトがプレイしたかったので中古で購入しました。クリアしましたのでレビューさせて頂きます。 ますシナリオに関しては2つの物語(ウィル・ナイツ編・ギュスターヴ編)が同時に展開する形になっております。サガシリーズ恒例であるフリーシナリオシステムとは少し一転し、「ヒストリーチョイスシステム」ですので、歴史の流れに沿ったプレイが出来るのが魅力的です。また、ウィル・ナイツ編は物語が進むにつれ、歴史の流れと同時に親子三代にまつわる物語で冒険に密着したお話になっておりますので、特にウィル・ナイツ編の攻略は物凄く楽しめました。逆にギュスターヴ編は、歴史のあらすじが同時に入りますので歴史小説のような感じで、ギュスターヴの幼少期・少年期時代の場面・生き様に物凄く感動しました。 戦闘システムに関しても、パーティバトル(=通常の戦闘と一緒)・デュエル(=言うなれば、1VS1の戦いで、コマンドを選択し、技を繰り出す戦闘)・コンバット(=軍団同士でのシュミレーション戦闘)が物凄く多彩ですので、緊張感味わいつつ結構はまりました。画像も物凄く綺麗で他のレビュアーが触れてある通り水彩画に描かれた2Dで、全体的に神秘的なサウンドが多いので、画質とサウンドのクオリティーの高さに感動しました。(サウンドはFF10のサウンドを手がけた人と同じです。) 全体的に難易度はやや高めです。特にシナリオに関しては、賛否が激しく分かれたかと思いますが、私はそれなりに結構楽しめました。注意点としては、ダンジョンに入ると街に戻れなくなるシナリオがまれにありますので、万が一やり直しが効くようクイックセーブとメモリーカードセーブを上手く使い分けるようにしましょう。(また、セーブデータを複数に分けてもOK)もし、サガフロンティア2を攻略したい人は攻略本(=アルティマニア)を同時購入しておくのを是非お勧めします。(というより、攻略本がないとシナリオがどのように進行しているかが恐らく難解ですし、結構戦略と知恵が問われるゲームですので。) こちらは通常版になります。付録ディスクでは聖剣伝説レジェンドオブマナの体験版がプレイ出来ます。もう既にプレイされている人もいるかと思いますが、旧スクウェアのPS1作品は名作が多いので、是非お勧めです。

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