まず、ストーリーの良さがこのゲームで一番際立ちます。 通常のRPGは最初はゆっくりとお話が進みますが、このゲームは開始30分ほどで急展開し、以後、時代を超えてさまざまな人と出会い、そして別れが訪れます。 エンディングはかなり泣けます。 それも、登場キャラクターの魅力があってこそだと言えるでしょう。 パーティーキャラは6人で、年齢もさまざま。 その各々が、悩みを抱えながらも自分の大切なものを守るため(守れなかったため)戦います。 楽しく会話し、時にはなぐさめ合う、これほど互いを支えあうパーティーはないと思います。 ちなみにこのゲームには完全な悪役がおらず、そこがまた良いです。 「今から戦おうとしている敵にも正義があるんだ」ということを痛感しました。 発売されたのが1998年の12月、約五年前ですがそうとは思えないほどのクオリティの高さです。 テイルズが好きでこのゲームをやっていないのなら、今すぐにやってほしいです。

まず、ストーリーに関していえば王道中の王道です。 大きな謎やどんでん返しはありません(最後にちょっとあるかな?)　いわゆる敵討ちなので。 しかし、それは昔のゲームなのでその辺は目を瞑ってあげて頂きたいかなと思います。 ストーリーを弄ってしまうとリメイクじゃなくなってしまいますしね。 SFC版からの完全グラフィック更新や、やりこみ要素や仲間キャラクターの+。 今後のテイルズシリーズの柱になるヴォイスチャットの確立や料理システム、称号システム、難易度設定等。 最近ではリメイクと言ってもほとんど代わり映えしなかったり、移植に近いものが多いのですがこれは本当にしっかりと作り直されています。 スタッフはリメイクとは言え新作を作るのと同じ意気込みで作ったのではないでしょうか。 戦闘音楽のFIGHTING OF THE SPIRITも後発のテイルズシリーズに採用されてるくらいいい音楽です。 何はともあれ、色々な面で後のテイルズシリーズの礎となった作品。 プレイして損はないと思います。 PSP版がフルヴォイスで出たので、PSPを持ってる方はそちらをやるのも良いかもしれません。

スーパーファミコンの作品がリメイクされたものです。 90%以上のグラフィックが一新され、ミニゲームなどの新イベント、仲間全員が回復する料理システム、ゲームのヒントや楽しい雑談も楽しめるチャットシステム。 さらにSFC版ではクレスしかもらえなかった「称号」も全員もらうことができます。 戦闘もアクション性が高く、はまること間違い無しです! シンフォニアやリバースといった新作には性能は遥かに劣りますが、ストーリーの完成度はおそらくシリーズ1でしょう。 テイルズオブシリーズを始めるならまずはファンタジアからですね!

デスティニー、エターニア、アビス、シンフォニアと今は色々でていますが、やはりファンタジアはどの作品よりもずば抜けていると思います。 復讐、友のため、世界のため、色々な思惑を重ねて主人公達は時空を旅します。 世界を破壊する無知が故の人間の未来を見てそれをとめようと奔走する主人公と、人の無知を知るからこその国を背負うただ一人の男との闘い。 この作品の見所は、我の正義と正義が織り成す「人間の物語」でしょう。 愛する・守るべき人や民がいるからこその非情な闘い。 そして闘う相手にもそういう存在があるという現実。 欲望、傲慢、無知、愛、友情、希望など人の感情がよく描かれています。 何度も色々な形でカバーされる理由は、プレイすれば分かります。

今まで、「テイルズシリーズ」といえば、正直、「ああ、アニメみたいなやつね」と思っていました。(テイルズファンの方ごめんなさい) このゲームをプレイしだしたのは、PSP版の「エターニア」 こんなに面白かったのか・・・・、今まで、見た目で遠慮していた「テイルズ」 速攻でテイルズについて調べてみると、このファンタジアが名作であるということだったので、すぐに購入。 はっきりいって面白いです。 他のプレビューでは、このPS版よりもまだ、SFC版のほうが出来がいいということでしたが、PS版でも私は十分楽しめました。 見た目は、キャラゲームのような感じもしますが、話もうまくできていて、先が気になるバランスは絶妙でした。 戦闘も、気を抜けばあっという間に死んでしまい気が抜けない戦闘(単に私が下手なだけかもしれませんが・・が非常に緊張感があってよかった。 このシリーズはたくさんあるので、ひとつのテイルズにはまってしまうとしばらくは、このテイルズの世界に入り浸りになります。 値段も安くなっていますし、非常にお勧めです。(新品の定価を出しても満足のいくゲームです。)