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ジルオール

210位

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プレイステーション(PS)用のゲームソフト。
1999年10月7日に、コーエーから発売。
ジャンルは、ロールプレイング・ゲーム(RPG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレイステーションRPGレトロゲームPSロープレ
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

正統派RPGを恐ろしいほど追求した作品

美麗なムービーとグラフィック、滑稽な恋愛・友情ドラマに仕立て上げられたストーリーがスタンダードになっている昨今。発売して数年経過しても色褪せない、シビアに作り込んであるシナリオに戦慄を覚えました。なぜ今までプレイしなかったのだろうか。 剣と魔法の世界で生きる冒険者の主人公。人助けや宝探し、裏で暗躍する闇の勢力との戦い。HP等の定番のパラメータ、攻撃・魔法等の馴染みのコマンド。街やダンジョンを自由に動き回り、冒険者ギルドで依頼された仕事をこなしながら物語は進んでいく…。オーソドックスで自由度が高いRPGですが、このゲームの恐ろしい(凄い)所はエンディングまで展開される圧倒的なシナリオのボリュームです。多少シナリオが変わるなどという生易しいものではありません。プレイヤーの行動や選択によって情勢が大きく変わったり、仲間になったキャラクタが別の選択では敵になったり壮絶な死を遂げたり…半端でないので気が抜けません。思い通りに行動するためには強くならければならずマンネリの戦闘も苦になりません。 キャラクタには好感度が設定されておりエンディングの最後に変化があるのもポイントアップ(笑) ボリュームがあまりにも大きいため制作上の限界があったのか、若干ストーリーが噛み合わなかったりバグがあったりしますが、それでも迸る世界観にシビれっぱなしでした。 ただひとつ要望を上げるとすれば、シナリオに量があるのだからもっとキャラクタが喋って欲しかったというところです。 骨のあるRPGをやりたい人、今ならベスト版も出ていてディスカウントされているはず。今すぐショップへGO!と言いたくなるようなゲームです。

★★★★★

進め方で大きく評価が変わります。

ただ一本道なゲームになるかイベント豊富なゲームになるかはプレイヤー次第な所があります。 メインイベントが主人公の街を行き来した回数で進んで行きますが、その間にもそれぞれの街でイベントがあります。一定の時期、時間の経過が止まるタイミングが出来ますのでそれを有効活用すれば、かなりのイベントを見る事が出来き、仲間やアイテム、限定的なダンジョンにも入れます。 全部回るのは中々大変ですが二者択一の物以外は詰めていけば大体見る事が出来ます。 イベントに関しては主人公の出身で内容が変わるものもあり、周回プレイを進めている所があります。 これに関してはPS2やPSPのリメイク版の方が楽だと思われます。 全体的にイベント時期の管理に振り回せれる事も多くなりますが、時間進行が止まるポイントを上手に使えれば楽に進める事が出来ると思います。 リメイク版ではある程度の引継ぎ要素がありますが、本作では全く無いので、周回するつもりの方は1週目は気楽に進めて、2週目は攻略サイトを参考にしてみてはいかがでしょうか。

★★★★☆

PS1特有のポリゴンだが、名作

ゲーム自体は自由度が高く、ストーリーも悪くない。ドラクエのように一本道ではなく、ギルドのようなものがあり、それをこなしてクエストをクリアしていきます。いわゆる、作業ゲーだが、難易度はそうも高くはない。即死攻撃する奴もいるが、いつでもセーブできるからストレスはあまりない。 イライラするのは、表示されている敵とシンボルエンカウントした時がいちいち長い。 スキルポイントもどれに振ればいいか分かりづらい。 PS1特有のポリゴンだけど、名作です。 知名度はあまりなく、知られていないのが難点だが、買ってみて損はないと自分は思います。

★★★★☆

伝説を作るのはあなた。

められます。途中の選択肢によってストーリーが変化して、展開が変わっていきます。 とにかく自由度が高く、仕事を引き受けてもいいし、ダンジョンを探索するもよし、お話を追いかけてもいいし、ともあれこのファンタジックな世界を自由に冒険できます。3Dマップもいける場所を表示してくれるし、LVが上がると意外とさくさく進められて、ストレスは感じられなかったです。 戦闘スタイルは戦略性が高く、魔法や必殺技などのスキルを身につけて戦うという感じです。ソウルポイントで剣や魔法を強化しよう。早く敵を倒すことも重要。経験値がたくさんもらえます。但し戦闘前後のロード時間がちょっと気になるし、イベントによっては即ゲームオーバーということもありますから、細めなセーブは必至。 後後半に入ると仕事の依頼が意外と似たり寄ったりになってくるから、飽きてくる感じは否めないですね。 バランス的な問題も散見できましたし。それでも自由度の高さは特筆ものです。たくさん冒険して伝説を塗り替えてください。

★★★★☆

「人生」ゲーム

「きみの冒険とともに、伝説は姿を変える。」という触れ込みがなされている。 ...しかし、この一文から予想される「以上」に、このゲームは自由度がハンパじゃない。 ストーリー上の分岐の多さは勿論の事、プレイヤーが起こす行動の一つ一つに至るまで、「強制」のかけらもない。 主人公の細かい設定(誕生日や性別、髪の色等も)が可能、5種類ものスタート地点(ここから既に5分岐!)がある、武器のカスタマイズ、ソウル(職業みたいなもの)の概念やその育成、ギルドに参加しての様々な依頼の遂行(「アトリエ」シリーズに似てはいるが...配達、護衛、探索、敵退治、救出等、かなりパターンが豊富だ)...実際の所、ここまで「自由」を表現したRPGは、他に見た事がない。 こんな事があった。 ある時、街道を歩いていると、一人の貴族が山賊に襲われていた。 このゲームだから当然、選択が入る。「助ける」を選ぶ。 すると、その後何だかごちゃごちゃと進むうちに、主人公はその人の「弟」分になっており(!)、いつの間にか、その貴族の一員として、戦争に参加していた。 しかもそれだけではなく、実は主人公のパーティーメンバーの中の一人(ちょっとヒロインぽい、主力メンバー)が戦争の相手国側の立場に立っており、戦争の開始とともに、パーティーから離脱してしまったのだ。 ...その後、戦場でばったり出くわす訳だが、当然、このゲームだから、分岐「戦う」or「逃げる」である。 始まりはあの貴族との偶然の出会いである。しかし、当然の判断から彼を助けたその時に、まさか自分の隣にいる主力が敵にまわる事が確定した、とは思う筈もない。 ...果てしない「自由」が、時に自分の最も望まない運命を決定する、そんなゲーム。ここに、「自由」が本来持つ意味の重さ、そして、まさに「人生」そのものの理不尽さ、奥の深さまでも、見た気がした。

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