願望が叶うと言うクリスタルボールを探すため、ニャンニャンと言う女の子がフリコマを駆使して活躍すると言うRPG。 前作1、2と趣向が違って、戦闘のテンポはかなり改善されているぞ。その代わり戦略性みたいなものは感じられなかった。　ゲームの世界観はメルヘン的な感じ。但し、システムやグラフィックはこれといった目新しい所は感じられなかった。移動はフィールドを右往左往するのではなく、ポイント式ルートだから安心です。 このゲームの最大のウリは、女の子受けを狙ったのか、着せ替えと言う(イデアの日見たいな)主人公の体系に合った防具などのアイテムを選べると言うこと。(体重の変化によっては制限付きになるぞ。)後イベントなんかも単調だけど沢山あったよね。操作性に関してはあまり評判が好くなかった感じ。反応が緩慢というか。　全体的な作りは正にライトな感じ。万人向けだけど、女の子には超オススメ。 エンディングを見終わった後、不思議な感じになりました。

スーパーファミコンにて発売されたライトファンタジーの外伝です。「ほのぼのRPG」を謳い文句とした、ややバランスは悪いものの可愛いキャラクターがちょこまかと動き回る様は確かにほのぼのとするところがありました。 今作は外伝ということもあってか、ゲーム全体の雰囲気・世界観のみを引き継ぎ、ゲーム自体はこれまでと全く別物となっております。故に前作を知らなくても(むしろ知っている人が少ないカモ)問題なく遊べます。 ゲーム内容は、猫の村に住む落ちこぼれ少女「ニャニャン」が、成人するに必要な能力「スケコマ」を身につけるべく、妖精と一緒に世界中を旅するドタバタ・ハートフルRPGです。 斬新なシステムが多いのもこのゲームの特徴です。例えばニャニャンの装備は体重(サイズ)によって装備可能かどうかが決まりますし、また体重によってニャニャンの能力は変化します。また、通貨単位も猫らしく(?)その辺に転がってる「ガラクタ」だったり、戦闘シーンは「演劇っぽさ」がにじみ出ていて、全体的にほのぼの感が非常に良く出ています。 が。それだけなら良かったんですが、これがまたバランスが極端に悪い。ロード時間は長め、戦闘は要領を掴めなければ序盤も終盤も敵強すぎ主人公弱すぎ、そして全体に漂うスーパーファミコン臭さ(それが悪いとは言いませんが、今このレベルの物を出されても厳しい、と)。このゲームの本質、「ほのぼの感」を楽しむには、少々弊害がありすぎるのが残念なところです。

売りは主人公の体型によって装備できる防具が変化するというシステムだとは思うが、いまひとつ楽しさが感じられなかった。 しかしこのこのおおらかな世界観はなんともいえない雰囲気であり手軽に遊ぶにはもってこいのRPG。特に女の子にオススメ。