『スーパーロボット大戦EX』は、スーパーファミコン版『スーパーロボット大戦EX』を、完成度の高い『スーパーロボット大戦F』のゲームシステムを引き継いでリメイクした作品です。 シナリオは、難易度別に3章用意され、マサキ・リューネ・シュウの3人がそれぞれ登場します。 このシナリオは同時進行する3人の主人公の行動を合わせるISS(インタラクティブ・シナリオ・システム)を採用していて、複雑に絡み合うシナリオを楽しむことができます。 【ストーリー】 第3次スーパーロボット大戦終結後、故郷ラ・ギアスに帰還したマサキ=アンドー。 しかし、ラ・ギアスは、動乱の真っ只中にあった。国を守るために再び戦いに身を投じるマサキ。 やがて戦いは、第3次大戦で共に戦ったロンド=ベル隊もまきこみ、大陸全土に広がっていた。

シュウ編で特定のコマンドを入れることによって、グランゾンがネオグランゾンに変化するのですが… 強すぎです。MXのゼオライマーを軽く超えています。 HP60000て…もうFのヴァルシオンレベルですね… 縮退砲も強すぎ。敵が死にまくります。 スパロボシリーズの中では難易度が低めの方なのでEXで初めてプレイするのも良いかもしれません。

基本的にはSFCのEXと内容は変わりはありませんがロボットやキャラのグラフィックはスパロボFからもってきていて、Fに出てこなかったロボットなどはF水準で新たに書き起こされています。 戦闘時のサウンドはオリジナル系はほとんどサイバスターの曲でしたが、今作では主要キャラ系はちゃんと用意されています。 欠点としては、やはり戦闘シーンをカットできないことですかね。

EXは地底世界ラ・ギアスでの内乱と、そこに魔術によって召還されたスーパーロボット軍団(第3次でのロンド・ベルが中心)が巻き込まれていく物語。 初登場のショウ(聖戦士ダンバイン)たちや、第3次の最終決戦で死んだはずのシュウが蘇り、自らを支配していたヴォルクルス(破壊神シヴァ)を倒すという隠しシナリオ(難易度高し)もあるという外伝的ストーリー。 ISSシステムを搭載とあり、説明もややこしいが、要するにそれぞれ3つあるシナリオ内で起こったことが、他のシナリオでも起こるということ(マサキの章で誰かが死んだとすれば、リューネの章、シュウの章でも死んだことになる、ということ)。 自分はシュウの章で、全マップで敵を全滅させました(ネオグランゾンではなくグランゾンで)。 モニカを連れ出せばいいだけのマップで敵と戦い、すべて倒した時は超絶でした。

気付いたらあった、気付いたらプレイしていたこのソフトは、ロボットやガンダムにあまり興味がない小学生をばっちりはめてくれました。 マジンガーZやビルバイン、ガンダムシリーズなんてまともに観たことはないけれど好きだー!と思えるのはやっぱりこれの影響でしょう。 確か難易度が主人公ごとに決められていて、マサキ・リューネ・シュウ(2週目から)の順にやさしい・普通・難しい。 この3人はαなどにも出ているので、気になった人はプレイすることをおすすめします。

いつものシリーズと異なり,今回は異世界での戦いとなり、独特の世界観を醸した。 それにより、オリジナルのキャラクターがアムロやカミーユ等のいわゆる「常連」キャラクターを食った結果になった。 しかし、難易度別の3主人公や、ISSと言うシステムが話題を呼び、非常に良い作品に仕上がった。