全体的に丁寧に作られた作品だと思いました。 キャラクターデザインは七瀬葵さんが担当され、背景も丁寧に書き込まれたという印象をもちました。 話もテンポよく進み、登場するキャラクターも魅力的です。 戦闘システムにはある意味リアルに色んな方向から敵が現れますのでそれによって戦闘フォーメーション(防御中心・攻撃中心とか)をかえたり、持っている武器によって攻撃出来る範囲が異なるのが、少し面倒でもあり楽しいところでもありました。 そして話を進めるうちに起こる小イベントにより仲間との会話により信頼・愛情(LAV)を深める事が出来、LAVが変動しそれが戦闘時にも関わってきます。 エンディングもキャラクターごとに用意されているので何度か遊べます。

大体20時間くらいでクリアです。 ディスク2枚組にしてはボリュームがないかもしれませんが、喋りまくります。 システム自体は良かったのかもしれないが、戦闘中少しめんどくさいところがあった。まあ、あまり気にならなかったのでここには書き留めておかないが。 可もなく不可もなくといった作品。

かなーり昔にプレイした1作です、購入した動機は七瀬葵氏の絵が好きだったので。 良かった所 ・七瀬葵氏のキャラクターは可愛い。 ・テーマソングも良いと思う。 ・声優陣が非常に豪華、メインキャラにうえだゆうじ氏、今井由香氏、三石琴乃氏などが揃っている。サブキャラにも保志総一朗氏に立木文彦氏などなど。 悪かった所 ・戦闘のテンポが大変悪い、戦闘時は選んであるフォーム(隊形)で戦うのだが敵の出現場所によってはフォームを選びなおさなければならない。問題なのはフォームチェンジするとターンが終了して敵のターンになり何もできず敵の攻撃を喰らってしまうこと。 また装備できる武器の攻撃範囲がありフォーム内のキャラクター配置が悪いと攻撃できず何もしないまま終わってしまうこともある。 ・ストーリーのテンポも悪く、メッセージスキップボタンを押しても全然スキップしてくれず遅すぎる。 ・DISC2枚、全10章構成だが1章辺りが短くてボリュームは非常に薄い。町でイベント→ダンジョン探索→ボス→1章終了がほぼ全て。 ・自由に世界を探索などは全くできず、町を探索できるのは基本その章のみでクリアすると戻れなくなる。ラストダンジョンにいたっては以前探索したダンジョンをさらに潜るだけでラストダンジョンには全く見えない。 ・ダンジョン攻略中に会話イベントが発生してLAVと呼ばれる値が変化する(いわゆる好感度や信頼度)のだが特定フロアはまだいいとしても1回会話した後は画面切り替えないと発生しないので面倒。街中のイベントならまだいいのだが。 ・クリアー後の引継ぎがクリアー特典のグラフィック鑑賞モードのみでお金やステータスの引継ぎが全く無い。なのにグラフィックはクリアキャラクターのしか見れず周回プレイしないと他のキャラクターの分が見れない仕様。 ・ストーリーの内容自体も正直悪い、簡単に言えば現代の世界の少年(というか学校)が異世界に飛ばされる→世界救って、以上。イベントで見られるアイシアの世界の狭さに驚く。 ラストの展開もご都合主義すぎ。 七瀬葵氏のキャラや豪華声優以外全く魅力がないゲームだと思います、正直オススメはできません。薄い、悪い、無いが揃ったゲームでした。