『コリン・マクレー ザ・ラリー2』は、WRCのカリスマ「コリン・マクレー」が細部に至るまで監修を行った本格派のラリーシミュレーションゲームです。 100分の1秒を争う、市販車をベースに改造したマシーンで世界各国を転戦していくWRC(世界ラリー選手権)は、刻々と変わる気象条件や路面状況を的確に判断しなければ真のチャンピオンとなれない、世界でも最も過酷なレースとなっています。 本作は、そのWRC世界NO.1の人気と実力を誇るコリン・マクレーが挙動やコース等、全て自らチェックして作り上げたラリーゲームとなります。世界8ヶ国約100コースを収録し、20車種以上のマシンはもちろん、往年の名車もボーナスカーとして登場します。 ゲームモードも「チャンピオンシップ」「シングルラリー」「アーケード」をはじめ、「タイムトライアル」などの長く遊べる豊富なモードを収録しています。

・背景等は前作より綺麗になった。 勿論、プラットフォームがPS1なのでそれなりだが、それでも前作より綺麗になっていて、前作の様な路面のポリゴン割れは殆ど気にならないレベルに。 但し、リプレイ時の車体の色合いは少しぼんやり? ・メーターはデジタルとアナログと選択可能に! 断然アナログメーター派なのだが、シフトポジションの数字がやたら小さいのが残念… ・前作に比べて車体の挙動はややもっさりした感じに… ・ステージによっては前作より更にCOM車が速くなってたりで、難易度は更に上がったかも… ・車体のダメージが結構多くて、修復し切れずに走るケースが多い… ・今作もハンドルやAピラーが見えてる視点が選べるのだが、車体によってはシフトポジションの数字がダミーで変わらないのはかなり残念… まぁどっちみち、ボンネット見える視点でいつもやるのだが。 とは言え、今作も総合的にかなり質の高いラリーゲームなので、大自然の中を走っていて相変わらず楽しい! リッジレーサーやグランツーリスモには無い、ラリーならではの良さがある!(リッジレーサーはリッジレーサーで大好きだけどね)

まず前作と比較してグラフィックが良くなっていて、車のモデリングも実車に近くなり、ダメージを受ければボディの外観はちゃんと壊れていきます。 また車道の幅が1より広くなっているステージが多く、ラインの自由度も上がりました。 操作感は1よりモッサリした感じでカウンターを上手く当てないと走れない車種等もあります。 登場車種は・トヨタ、カローラ、・三菱、ランエボ?、・スバル、インプレッサ、・フォード、フォーカス・プジョー206、・セアト、コルドバ、です。 他に隠しカーとして・ランチア、ストラトス、・ランチア、デルタインテグラーレ、・ミニクーパー・MGメトロ、・プジョー205他あります。 難易度は一番簡単なノービスだとまず優勝出来るぐらいですが、それ以上の難易度は高いです。 前作で全くコースの先が見えなかった夜のステージは少しは見えるようにマシになっています。 また最高6台でサーキットを走るアーケードモードもあり、ゴツゴツとぶつけ合ってレースをします。 他にチャレンジモードがあり、スーパースペシャルステージのタイマンレースもあります。 でも1にあったラリースクールは無くなっているのが残念です。 システムはロードが早くなっていると感じます。 またドライバープロフィールが作れるようになっていてトロフィー等、集める事が出来て、前作よりもやり込み要素は上がっていると思います。 総じて私は1より良くなっていると思いますが、操作感は好みが分かれるところです。 実際私は前作の方がやり込んでいました。 前作は初めての本格的なラリーゲームで衝撃を受けましたが、今作はちょっとマンネリ気味というか同じ様な感じの為、余り遊ばなかったのかもしれません。

前作は私にとって最高の車ゲーでした。今でも遊んでいます。あんな荒いグラフィックでも。 そしてその続編。当時はとても期待していたのですが… 同じPS1ですが、グラフィックは凄く頑張っていると思います。 車の壊れる表現もパワーアップして、エンジンから黒煙まで上がります。 メニューなどのUIが洗練され、ロードも少し速くなっていて、優秀なスタッフによって作られたことがわかります。 でも、だめですね…カウンターステアがほとんど効かなくなってしまっています。 前作は逆ハンがバンバン決まって、すべっても、ピタっと止められます。 だから前作は「ゲーム」として面白いんですよ。 あと、2.0はコースの道幅が均等になってしまいました。だから、前作より走っていて退屈です。 これらはリアルにするための施策なんでしょうが、ゲームとしてはつまらなくなりました。 本当に残念です。

若い頃、はまっていたラリーゲーム。 昔のゲームなので、グラは仕方ない。 が、挙動、面白さは最高のゲームです。

PSながら、風景が美しい。