柿木将棋

「柿木将棋」は セガサターン(SS)用ソフトとして、メーカーのアスキーより、1995年4月14日に発売された パズル・テーブル(PZL・TBL)のゲームジャンルに区別される作品です。発売当時の定価は7,800円だったようです。作品自体の知名度があまり高くないなのか、レビューもあまりみかけませんが、人によっては印象に残るソフトだと思います。

『柿木将棋』は、アスキーより1995年4月14日にセガサターン用ソフトとして発売された将棋ゲームです。世界コンピュータ将棋選手権に第1回から参加している古参のソフトウェアである「柿木将棋」シリーズの一作で、その実力は将棋ファンに広く認められています。このゲームの最大の特徴は、業界標準となっている「柿木形式」の棋譜を採用している点です。開発者である柿木義一氏の名前にちなんで名付けられたこの形式は、多くの将棋ソフトウェアで使用されており、プロの棋士からアマチュアまで幅広く支持されています。 このゲームでは、プレイヤーはコンピュータを相手に様々なレベルで対戦することができます。初級者から上級者まで、自分の実力に合わせた設定が可能で、練習や腕試しに最適です。さらに、棋譜の保存や解析機能も充実しており、自分の対局を振り返ることで着実に実力を向上させることができます。また、棋譜を読み込んで再生する機能もあり、名局やプロの対局を研究するのにも役立ちます。 グラフィックや音楽もシンプルで落ち着いており、長時間のプレイでも疲れにくいデザインが施されています。盤面の見やすさや操作のしやすさにも配慮されており、ストレスなく将棋に集中することができます。 このゲームの魅力は、何と言ってもその高い棋力と使いやすさです。将棋ファンなら誰でも満足できる内容であり、初心者からプロ志向のプレイヤーまで幅広く楽しめる作品となっています。将棋を学びたい人や実力を試したい人には、ぜひプレイしていただきたい一作です。