ドラゴンクエストV 天空の花嫁
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💡 アマゾンでのレビュー
最高
このゲームのどこが凄いか、というと、この独特の雰囲気にあります。ドラクエというのは、6、7とシリーズが進むごとに仲間の個性が強く、システムが複雑になっていきます。 しかし5は仲間の性格の無個性や、抽象的なストーリー展開で、あまり強く一部分を強調されないために、ユーザーの想像力に任せている部分がとても多いのです。 例えばキャラの個性ならば、パラメータや、魔法の有無など、で、自分の中でその独自のキャラクターが形成されていきます。仲間が何を考えているか、何をしたいか、最大限に感じられるのが5です。 これこそが5の真髄であり、5の楽しいところではないでしょうか? 逆に6は職業の追加やキャラの突き出た個性で、システム的には良いでしょう。ストーリーもわかりやすいでしょう。 しかし、裏を返すならユーザーの想像力を無視している、ということになります。これはゲームを楽しむ、というよりも、想像を楽しむ、と言ったほうが正しいかもしれません。小説を読んだあとの余韻を楽しむ人は、特にこのゲームを勧められます。
説明不要の傑作
特に説明の必要もないだろうが、国民的RPG「ドラゴンクエスト」のメインシリーズ第5作目である。 他のDQは「何かしらの目的を持って旅立ち、最後に巨悪から世界を救う」という人生の1シーンのみ描かれているのに対して本作は、「幼少期の父親との旅から成長し、一時は奴隷に身を落としながら、逃走の末、放浪の旅を続け、結婚し子供を作り、挙句に国王になり、世界を救う」という、主人公の人生の大半を描いており、主人公の父親→主人公→主人公の息子と物語の中心人物が変わっていく、親子3代にわたる壮大な物語となっている。 本作は、一本道のストーリーであるが、後のストーリーに影響を与える重要な選択肢が様々あり、ゲーム外の現実でもどちらにするかで議論が起こる。 私事だが、最初に仲間になるキラーパンサーをどの名前にするかで口論になったものである (あの名前の中では、ボロンゴ一択だと思うのだが、何故か皆ゲレゲレに……(';ω;`))。 何より、結婚相手を相手を選べるのが白眉ものであろう。 多くのプレイヤーはビアンカにするかフローラにするかルドマンにするかで悩んだものであろう。 個人的には幼馴染とお嬢様なら、ベラかマリアと結婚したかっ(ry。 世代を越えて全ての人に愛される作品はそうは無いが、之はその中の一つだと言える。
ドラクエでは、異色のストーリー
子供の頃、初めてやったドラクエがこの5だった。 幼少の自分は、ダンジョンや塔の音楽でビビりまくり、途中で長い間止めた記憶がある。 この5の主人公は、限りなく不幸なのである。 父親を殺され、故郷を焼かれ、奴隷としてこき使われる。 しかし、人並みに結婚して子供をもうけ、最終的には幸せを手に入れる。 やっぱり結婚相手はビアンカを選んじゃいますよねえ? 少年時代に冒険を共にし、情が移りますから。 モンスターが仲間になるというシステムも画期的でした。 私はキラーマシンをどうしても仲間にしたくて、 闇の世界でひたすら狩っていたのを思い出します。 倒しても倒しても仲間にならず、無情にもレベルだけがどんどん上がっていく…。 ようやく仲間になってくれた時は、800体くらい葬ったと思います。 カジノでは裏技(?)が使えるので、以外と楽にグリンガムの鞭も手に入れられましたね。 とにかく、親子3世代に渡る主人公の波乱万丈な人生。 幸せを手に入れる事の難しさ、どんな逆境にも決して負けない鋼の心。 そのストーリーの、全てが素晴らしい。 PS2版やDS版はどうなっているのかは知りませんが、私は昔プレイした、このSFC版が好きです。 まだやった事の無い方は、食わず嫌いせず1度プレイしてみて下さい。 苦労話も多いけど、ラストはハッピーエンドですので。
走馬灯のように・・・
このゲームは高校1年生の時にやりましたが、私の中では発売したあの当時からずっとRPGでトップクラスのゲームです。 他のドラクエ、FFなど以後も私なりに色んなゲームをやってきましたが、オリジナリティーの高さが印象的です。 時間がないというような人には、まずこのゲームをオススメします。 一度クリアしたゲームはやりこむことのなかった私が、このゲームだけはクリアしてもLv.99までやりこみ、それを何度もやり直すほど虜になったゲームなのですから。 本作の大まかなあらすじは以下の通りです。 ある日、母親が魔物に連れ去られてしまいます。父親と共に探す旅に出ていた主人公は、様々な人と出会い、父親と別れながらも、結婚、子供の誕生、いくつかの悲劇、再出発を経験し長い年月をかけながらも、ついには母親の居所を突き止めます。 母親は来るなと言いますが、息子である主人公は新しい家族と共に恐ろしい魔物がいる世界へ向かいます。 そこで母親と出会いますが、この物語の発端となった魔物の王との闘いを挑みます。 このゲームのポイントはいくつもありますが、やはりストーリーの出来が突出していると思います。 親子三世代に渡り目的を達成するストーリーゆえに、主人公が経験するのはまさに人生であり、山あり谷ありのストーリーを楽しめるオリジナリティーが醍醐味です。 ストーリーの中盤にある結婚は最も印象的なイベントでしょう。 話の流れからすると、結婚相手にビアンカを選ぶでしょう。 しかしながら、選ぼうと思えばフローラも選べるのです。この自由度がプレーヤーに選択の責任と気持ちを持たせます。 自分で選択したからにはどんなに後悔しても自分で下した判断ですから、文句は言えません。 だからこそ、プレーヤーはゲームにより没入するのかもしれません。 そうした中で、プレーヤーはゲームで起きる悲劇や喜劇のイベントをより実感していきます。 もちろん、そのストーリーを盛り上げるためのモンスター、音楽、戦闘システムなどは欠かせません。 ゲマ、ブオーン、メタルキングなど、出会うとテンションの上がるモンスターもいれば、仲間にしたいモンスター選びはゲームの進行に小さくない影響を与えるため、張り切ってしまうこともあるでしょう。 そして、各イベントでの感情の動きに大きな影響を与える音楽は今作がベストマッチしていると思います。 怖いシーンで流れる怖い曲に萎縮することもあれば、優雅で気品に溢れる曲にうっとりすることも。 個人的には、次の曲が好きな曲ですが、どの曲もどんどん好きになってしまいました。 「天空城」、「死の塔」、「聖」、「洞窟に魔物の影が」、「哀愁物語」 戦闘システムについては前作などと大きな変わり映えはしないのですが、3人パーティーでの行動になるので、弱いキャラがいるとなかなかてこずることになります。 特に馬車が使えないイベントなどで、中ボスなどと戦う時は悩むことになるでしょう。 が、しかし個人的にはあのドラクエ2を思い出させるようで、やりくりのしようは プレーヤーの腕の見せ所かもしれません。 私は、仲間のモンスターを使えば有利に事が進められる場合でも、ここは家族(人間キャラ)でこそ突破したいと思うこともありました。 ゲームはグラフィックや音質、システムも重要であることは承知していますが、これほどストーリーとその演出に楽しめたことに私は運が良かったと思っています。 名著を読むのと同じ収穫があるのではと思います。
エンディングで涙、そしてその音楽にも涙
個人的には全シリーズ中、一番好きな作品(*'-`) そして波乱万丈過ぎる主人公(笑) ドラクエ初の仲間モンスターシステム。 最終的にどんなに頑張っても馬車の管理人に成り下がってしまう主人公以下人間達。最後に貰うあるアイテムがあるともはや人間不要(笑) 因みに私の最強パーティは、ゴーレム×2、グレートドラゴン!! ゴーレムは中盤から仲間になる超肉弾戦タイプにして、まさに壁役!物理攻撃、防御に関しては彼の右に出る者はいません。唯一の弱点が魔法に弱いくらい。彼がいる、いないで冒険の進み具合は激変するでしょう。 そしてこのゲーム最強モンスターの呼び声高いグレートドラゴン。彼の最強たるゆえん、それは素早さと炎、吹雪系の魔法に反則的に強く、呪文のランクに関係なくダメージが1かなし!! これはスーファミ版のみで、のちの色々なリメイク版ではさすがに修正されてます。 更にレベル50で覚える「しゃくねつのほのお」!!! 敵全体に炎の大ダメージにして、特技なのでMPの消費なし。 弱点は装備出来る防具が「銀のむねあて」「ちりょくのかぶと」が最強になるので物理攻撃に弱い。 攻撃力は「オリハルコンのきば」があるので問題ナシ。 しかし、がっかりさせられたモンスターも多く、その最たる例がキラーマシン。 敵として出て来た時は1回の攻撃で2回殴るのに、仲間になったら普通に攻撃は1回…。 即馬車送りになりました(笑) そんなこんなでたどり着いた感動のエンディング。すぎやま氏の人柄が出てる曲と相まって最高のエンディングでした。 このゲームのもう1つの魅力はなんと言ってもクリア後の隠しダンジョン。レベルを上げる為にひたすらメタルキングが出やすい場所で、ひたすらうろちょろしたのを覚えています。 スーファミ版も含め色々なドラクエ5をやりましたが、やっぱりこのスーファミ版が良かったですね。 今だからこそ、このスーファミ版をプレイしてほしいですね。
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