イラストロジックに目がなく、手当たり次第にやっていますがゲームとしてのシステムはこの作品が最もすばらしいのではないかと思います。15×15の基本升目を最後まで守りながらも、ヒントやミスで時間を削減したり、ミスしたときのシグナルを鳴らさないなどの方法で、自然に難易度を上げていくので最後まで飽きずにできました。完成後のドット絵も、細かくなるほど精密ですばらしく、このソフトがゲームボーイカラー以前の初期に出ていたことが驚嘆に値します。

タイトル通り。ステージ構成は大きな絵を所詮複数に分割したものに過ぎん。ちっちゃいマップを延々とやらされる作業ゲーム。めんどくさくてもなんとか我慢して、それまでやってきたのも勿体ないからクリア目指して時間割いてやってるというのにやっとの思いでクリアしたかに思えても、本当はまだ終わってなかったーとか、できるあなたにもう一門ーとかで隠しステージを出してくるくそみたいなセンスがマジでいらいらする。

現在、3DSでプレイ中。出題される問題は、ピクロスを知ってること、というか１をプレイ済みであることが前提と思われる。だから、「やさしい～」でいきなり15×15（簡単だけど）が出る。ただ、いかんせん問題数が多過ぎる。「やさしい」では全て１枚絵の問題なので、それほどしんどくはないのだが、「マリオ～」からは、15×15を4つ解くと初めて1枚の絵が完成する、今のピクロスeとかで言う「ミクロス」問題ばっかりになるのが、ちょっと・・・当時からそういうのを取り入れてたのはすごいけど、ただでさえ問題数が多い（正味800問以上！）のに、全部そうしなくても・・・せめて「マリオ～」のレベル5くらいまでは、普通に1枚絵でよかった気がする。「マリオ～」を全部クリアするだけでも疲労困憊・・・あと、1には無かった、削り終わったヒント数字を消せる機能がある。（消すというか、黒い数字をグレーにする。OFFにする感じ）・・・んだけど、これが手動。今のピクロスeなら、向こうが自動でやってくれること。当時としては、仕方ないのかもしれないけど・・・いちいち消してると時間をロスするし、混乱するし。消さずにプレイしてる方がはるかにやりやすいので、このシステム、ほとんど意味が無いように感じる。あと、まだ出してないけど、隠し問題とかいうの、出すチャンスが１回しか無いらしいのは酷い・・・

正統続編で出来も非常に良いです。１５×１５マスの前作から、さらにそれを４つ集めて３０×３０からできる絵は、徐々に完成する感動が前作よりあるかな。ひっかかったのは難易度。チュートリアルもそこそこに、コツを知っている事が前提の問題が早々に出てきます。１の経験者なら最高のやり応え、初心者が新しい方買っとけばいいでしょ？だと痛い目みます。これで星-１個人的には星５の名作！

15x15マスを4つ組み合わせてひとつの絵を作るというシステムが独特。15x15のマスをひとつとして数えれば900問近く。こんなに問題数の多いゲームソフトはきわめて稀。全クリするまでに必ず1、2回はゲームボーイの電池が切れる。遺跡を探索するという世界観も演出されていて、パズルを解きながら冒険気分を味わえる。問題を解いて出て来る絵は、ただの物体だけでなく「場面」を描いた物も多い。4コマ漫画風のステージに至っては、作り手の遊び心満載だった。曲者なのは隠し問題の存在。ステージの出口付近の意味有りげな空間に、それはある。しかし一度条件を逃すともう出現せず、データ消去して最初からプレイし直すしかない。

「マリオのピクロス」（ＧＢ）が世界中で１００万本のヒットを飛ばし、ピクロスファンの為に急遽作られた上級篇が本作である。１５×１５の升目で仕切られた正方形の盤の縦と横に数字の羅列がある。その数字を手がかりに一枚の絵を浮かび上がらせるクロスワードパズルの亜種がピクロス（ピクチャークロスワードの略）だ。鉛筆と消しゴムを使う手間が省かれているのが何よりも素晴らしい。さらに携帯ゲーム機で遊べる気軽さが嬉しい。今回は１５×１５の正方形４個を合わせて一枚の絵ができあがるので、前作と較べて「正解の絵」が緻密に描かれており完成したときの喜びは格別なものがある。またレベル１をコンプリートすると奇想天外な「ワリオのピクロス」に挑戦することができる。ちなみに「マリオのスーパーピクロス」（ＳＦＣ）も９５年に発売されている。