久遠の絆 再臨詔

本編の後日談的なアナザーストーリー(再臨詔)が追加されていますのでそれが目当てでPSでやってことがあるのに本作品を買ってプレイしてしまいました。 グラフィック・音楽・システム的にもすばらしい出来なのでやったことの無い人にはぜひおすすめしたい作品です。 肝心の再臨詔ストーリーですが正直、賛否両論分かれると思います。 蛇足的な感じがするのも事実ですし、何よりも完全なハッピーエンドで終わらずに尻切れトンボみたいになってしまったのでその点は残念でした。 ただ、本編では大事な役どころでもあるにも関わらずあまりスポットの当たらなかった天野聡子の出番が多いのでその点は嬉しかったです。

皆さんが絶賛しているレヴューのを拝見して、勝手に自分で期待大きく持ちすぎてしまったのかもしれません、わたしにはダメでした。 輪廻転生、神話、時代時代の突飛な登場人物、どれもまだ目をつむれるレベルなんですが、どうしても生理的に合わなかったのが主人公の妹的存在のある登場人物の言動、行動、全てがわたしにとってありえーんかったことです、プレー中はずっと気持ち悪っ!て感じでした。 というかこの物語に出てくる女性全てが、主人公を同じような目線でみているんですが、「いやそんなこと言う女性いないだろ」のオンパレードなんですよね、男性が考えた女性の理想像みたいな感じがまとわりつき、どうにも最後まで乗り切れなかったです。 実際に妹や姉がいる人や、幼なじみがいる人はこの気持ちを理解することはと容易だと思われます。 兄妹は他人の始まりであって、どんな理由であれこの作品で描かれているソレは、話の筋から正当化しようが不健康だと思うし、まさに男の考えるありもしない理想像を都合のいいように、物語のように組み立てているだけだと思います、ある種セクハラですね。 こういことがパッケージなどに記載されているならわかりますが、一般向けに製品として店頭に並んでるのはいかがなものかと思われます。 ごめんなさい好きな人は好きなんでしょう、それは勿論否定しません。 でもわたしはこの作品を人に勧められるかと言われたら、はっきり勧めないと言ってしまうでしょう。 ※レビュー方針を改革、今まで星一つとかつけな かったけどそれじゃ正しいレビューアーじゃないと気が つきました、良いもの良いし、悪いものは悪いと言える レビューアーになります。メーカーや消費者に媚びを売 るレビューアーがランキング上位を占めているこのアマ ゾンレビューとも戦います。

『久遠の絆 再臨詔』は、プレイステーションで発売された「久遠の絆」のドリームキャスト移植版です。この作品は、平安時代から1,000年後に生まれた現代の少年少女たちの恋愛を描いています。ストーリーは全4時代、全3章から構成されており、各章が異なる時代と季節を舞台にしています。第1章は春の現代と平安時代、第2章は夏の現代と江戸時代中期、第3章は秋から初冬の現代と江戸時代幕末が描かれています。 ドリームキャスト版では、元のプレイステーション版での誤字や脱字が修正されているほか、トゥルーエンド後には新たに「再臨詔」というシナリオが追加されています。この追加シナリオは、物語にさらなる深みを加え、プレイヤーに新たな体験を提供してくれます。 このゲームの魅力は、時代を超えた壮大な恋愛ドラマと、細やかに修正されたシナリオの質の高さにあります。各時代と季節の変化が美しく描かれており、ストーリーの奥深さと感動的な結末が、プレイヤーを惹きつけることでしょう。