真田十勇士
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💡 アマゾンでのレビュー
戦国RPG。
ドラッケンなどのRPGをリリースしている、ケムコなので比較的安定したクオリティのRPGです。 戦国時代なのに、それに似つかわしくない敵キャラが出現しますが、ストーリー・バトルシステム等、及第点です。 逆に、変な敵が登場するのが面白い。と、割り切りましょう。 ラスボスはもちろん、徳川家康です。 エンディングも見ものです。
秀作!
このゲーム,普通のゲームとは異なる代物です. こういう作り方もあるわな〜と感心してしまいます. また,日本が舞台でドラクエの物語を作ってしまっているのにも感心しました. 真田十勇士という選択が素晴らしいのは勿論,マニア心をくすぐる憎い設定です. 素晴らしい! その言葉しかありません. お勧めです!
隠れた名作
江戸時代の講壇『真田十勇士』が元ネタのRPG。元々が大衆向けフィクションであるから十勇士のキャラクター付けに脚色があっても問題はなかろう。いわば真田十勇士の〈同人〉ゲームと言えなくもない。 それにしても最後まで徳川家康に抵抗した真田幸村という人物。徳川社会主義時代に『十勇士』などという講壇が作られるぐらいだからよほど庶民から人気があったのだろう。裏返せばよほど徳川の世に庶民が不満を抱いていたかが裏書きされる。何しろ江戸時代は日本人は海外渡航禁止であったし貿易は幕府が独占していたし海外渡航ができるような帆船も製造禁止だった。(要するに鎖国状態だが鎖国令という命令文はない)いわゆる〈千両船〉というのも江戸時代に出来たもので『それ以上の船は造ってはいけない』事実を意味している。こういうことをやっているからいざ〈黒船〉が来航すると腰砕け的に開国せざるを得なくなってしまう。 話が脱線しているがファミコンゲームとしては演出が凝っている印象。オープニングで手裏剣が『カッカカッ』と突き刺さる演出がカッコ良く、また戦闘から説得に入った時の神妙な感じが渋い。 システムとして十勇士にはそれぞれ戦闘以外の能力があり武器や兵糧の調達などが出来たり関所を爆破したりと芸が細かい。武器は異種属性の兵士を雇う時に必要となり兵糧の不足は士気の低下に繋がる。 出現する敵には伊賀・甲賀忍者は当然だが〈ねごろ忍者〉なんてマニアックなのもいて飽きさせない。戦闘システムとしてはそれぞれに得手・不得手が最初から決まっているのでメモっておけば困らないだろう。
戦国ロマン真田幸村
近頃は年末年始にテレビで日本らしい歴史時代劇がやってなくてさびしい。そこでとりだしたのがファミコンの真田十勇士。真田幸村が10人の仲間をあつめて三河のお城にのりこみ、徳川家康を討ち果たすという竹中半兵衛もびっくりの爽快なゲームです。黒地のウィンドウに白い文字がつらねていくのがファミコンらしくてなつかしい。十勇士たちのグラフィックがまんが調でたのしい。ぼくのおきにいりは才蔵。大蛇をたおしにいってけがしてほら穴にとじこめられていたふがいないやつで情報集めの命令をだすと「ちょっとひとづかいがあらいんじゃないですか」なんてことを言っちゃうやる気のなさ。このゲームは戦闘と会話の相性表があれば簡単です。今回は自作のマップもあったから3日でクリアできちゃった。しょうじの向こうで家康が殺される渋い演出でクリアなんだけどね、エンディングによるとそのあと家康が死んだのをひたかくしにして関ヶ原までかえ玉をつかったんだって。幸村の歩くスピードが遅いなどの操作性の悪さで星4つにしたけどなんていったって主役が真田幸村だからね、楽しめます。
和風RPGの秀作。味方の兵の人数=生命力という発想が面白い。
和風RPGの秀作ですね。味方の人数=普通のRPGで言うところのHPというのが珍しい。 史実の「大坂の陣」では家康を恐れさせた真田幸村(信繁)と、彼を支える「伝説の十勇士たち」が刀・槍・鉄砲といった武器による属性で統一された部隊を率いて戦うわけですが、どの敵に対してはどの部隊が強くて、どの部隊が弱いということが決まっているので、最適な部隊に敵の相手をさせなければならないわけです。 戦闘で減った味方は戦闘で「敵を味方に付ける事」によって補充していきます。 敵も「家康からの命令で〜」と名乗る敵と「名の有る武将とお見受けした。いざ、尋常に勝負」と名乗る敵と2種類いて、前者はまず味方にはなりませんが、後者は「話し合う」ことで味方に加えられます。 発売当時、「退却」のしんがりは足の速い「霧隠才蔵」の率いる部隊に任せると良い・・・なんていう情報がありましたが、実際は全くのデマ。敵の種類によって他のキャラのほうが無事に退却できる場合も多いのです。 ラスト直前で家康を追い詰めると、障子越しに映る影の描写で家康を討ち取ったことが判るというシブイ演出でした。後、十勇士の1人「三好清海入道」が女ってのにも驚きました。顔のグラフィックを見ても、弟の「伊佐入道」と兄弟(姉弟?)とはとても思えません(笑)。
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