『できるゲームセンター』は、プレイヤーはゲームセンターの店長になってお店を経営するシミュレーションゲームです。 マニア向けの偏ったジャンルのゲームセンターから、広く一般層に向けたアミューズメントセンターまで、プレイヤーの手腕によって様々なジャンルのゲームセンターを作ることができます。 ゲームモードは、1978から1998年までの20年間をシミュレートする「経営モード」、ゲーム界のターニングポイントをキャンペーンシナリオとして24本収録している「シナリオモード」の2つが用意されています。 また、登場アーケード基盤は、なんと1300種類以上もあり、あの名作やあの怪物がパロディで登場します。

このゲーム見て分かる通りジャンルは経営SLGです。 ですがバーガーバーガーやTHEコンビニ等との違いは、主軸になる経営モードで、他店と争うのではなく、20年間店を継続させるというネガティヴさにありますw シナリオモードはチュートリアルのようなもので、面白みに欠けますが悪魔で経営モードが本番です。 と、言っても経営SLGにしては出来ることは少なく筐体、基盤、施設、スタッフ関係、後は店の拡張、改装、客の評判を見る、といったことしか出来ません。 ではこのゲームの何が面白いのか、それはゲームセンター経営を通じてこの頃のゲーム事情の時代背景を探れる、追体験できる楽しさです。 全くレトロゲームに興味がない方、ゲーセンに興味が無い方、今中高生ぐらいの方は楽しめないかもしれませんが…。 ああこの頃ってこんなんだったよな、だとか、私は20代なのでああ、こうだったんだ!等とノスタルジーな気分に浸れます。 78年から98年までの経営なので、あ!この時代ならこうだよね!みたいな。 驚くべきは大人の事情でゲーム名等は変えていますが基盤と筐体の量!1000を超え。 実用的な物は10分の1なのにやたら凝っています! 例えば、スト2シリーズだと実写のあのリアルバトルの人気だけ☆1…だとか。 終盤のスト3は☆2だったり…しかし殆どの基盤がロングヒットはせず自転車操業を繰り返す。 ことになります…現実に3rdのようなロングタイトルもあるのでここは現実以上にシビア…かもw でこのゲームの一番悲しい、というかリアリティのある所なんですがプライズが強い! プライズが強いんです…そして1クレ100円では経営が相当厳しくなるところ…。 つまり最終的にufoキャッチャーとかばっかり置きまくって2,3台ゲーム筐体置いて、今このゲームがやりたい!というお客さんの要望に答え、その2,3台の筐体にそのゲームを後は入れるだけ…それで20年間凌ぎ切れるんです…。 と、いうよりこれが潰れない為の理想像になっていくのです…現実の筐体の基盤の値段が上がるようにこちらには利益が増えないのに時代が経つごとに高くなる基盤…('・ω・`) 勿論頑張れば理想に近いゲームセンターを経営することもできます…できますが　辛いですw 最後に…これ3回20年経営して全部最終的に店長失格の烙印を押されました。 ゲーム自体がマイナーなのもあり、一体何がいけなかったのか?というのが分からないのです。 赤字回数?総資産?最終的な人気?…何も分からないまま頑張って経営したのに店長失格!と言われEDを迎える…正直来るものがありました…w 今ならpsアーカイブスで600円で買えるのでゲーセン好きの物好きな方にお勧めです。

1999年発売PSお店経営ゲームのひとつ あなたはゲームセンターのオーナーとなり1978年から98年までの20年間をゲームセンター経営してゆく事となります お店のレイアウト、ゲーム機、自動販売機も購入、などかなりあの名作ソフト「ザ・コンビニ」に近い感じがします ゲームの流れも似ていますね 赤字経営が続くとあっけなくゲームオーバーとなってしまいます 実はコツが解るまでは結構、大変!(汗) ヒントはバブル期のゲーセン、ぼったくり経営をする事!(笑) 皆さんも黒字経営を目指して頑張って下さいね!

経営シミュレーションとしては破綻しているけど、次々と発売される新作ゲームを入れ替えて90年代までのゲームセンターを追体験するには最高のゲーム。 流石に名前はパロディーになってるけど、個人的には雷光がツボ。

昭和80年代を思い出します。とても面白いです。 隠れた名作ソフトと思います。

シナリオモード5-1が難しすぎる。シナリオモードでこんなに難易度あげたら脱落者ばっかだよ?世界で1人でもクリア者出てるんだろうか? 格闘ゲームのみ対戦台にセットできますのヒント出てるのに、対戦台自体が出てないバグがある。この頃はまだゲームバランスとかそういうの考えられてなかったんだなってのがよく分かる。家庭用ゲーム黎明期の作品としては優秀な部類に入るかも。