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トゥルーラブストーリー2

1位

33.3%

プレイステーション(PS)用のゲームソフト。
1999年1月21日に、アスキーから発売。
ジャンルは、シミュレーション・ゲーム(SLG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレステSLGレトロゲームシミュレーションPS
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コメント

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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

「切なさ」ゆえの魅力

本作が世に出てちょうど10年になります。最近になってプレイを始める方もいるそうで、遊び倒してきた者としては嬉しいです。 前作と併せ、このゲーム最大の魅力は「切なさ」にあると思います。転校を一ヵ月後に控え、離れ離れになることを承知で意中の女の子と愛を確かめ合わなければならないなんて…。常識的にはとんでもない話ですが、始めると不思議と引き込まれていきます。特に幼馴染の「かすみ」や転校生の「沢田さん」と付き合っていると、本当に切なくなります。人の心の痛みや、青春のほろ苦さを知っているほどその念は深く、その意味では大人向けのゲームかもしれません。 でも、切ないからこそ、その後に待っている感動は大きいのです。ほかのどんな恋愛SLGも、敵わないでしょう。 一応初期パラメータは存在しますが、極端な話オール1でもヒロインの攻略は可能です。ゲーム中でパラメータを必死に上げる必要も、対象外の女の子の「爆弾」におびえる必要もありません。純粋に、恋愛に生きたい方はもちろん、既婚者や女性の方にもお勧めです。 それにしても、「3」以降は「切なさ」の要素が薄くなって、「切ない」なあ…。

★★★★☆

個人的にはもうちょい自然な子が多いほうが...。

この時代にこれだけ可愛い女子高生を出したのが素晴らしい。 今の子にはわからんだろうが、このゲーム発売当時はガングロ全盛期で、(事実はちがっても)女子中高生のイメージは極端に悪かったのだ。 マジで、前代未聞空前絶後の「女子可愛くない」時期だったのだ。凄かった。TVを付ければガングロばっかりだった。なんでこんな時代に青春をすごさなきゃいかんのだとぼくはよく自らの運命を呪った。 そんな時代に、「女子学生とはかくあるべきだ!」とでも言うかのように次々と出てくる清純派女子たち。手をつないだら顔真っ赤にして帰っちゃうんですよ!うひゃー。可愛い。けどありえねー。男性から見て可愛い、しかし同性からは嫌われそうな女の子が次々と出てきます。 続編の舞台が中学校になったのは、さすがに高校生でこれだけ純粋な子はいないよなあ、というスタッフの反省からかもしれない。 あ、ゲーム内容は前作の正常進化形です。インパクトが減ってグラフィック質が上がった。

★★★★★

甘くせつない恋愛物語。いいですよねー☆

前作の青空高校から舞台を青葉台高校に移し、キャラクターを一新したトゥルーラブストーリーの2作目です。 (制服がセーラー服になりました。) 転校までの1ヶ月で、どの女の子と仲良くなれるか・・・そして、最後の日に、告白できるのか? それはプレーヤーである、あなた次第です。 1学期、2学期、3学期と学期ごとにディスクがある3枚組です。 最初に入れ替えるだけなので、交換の手間は、ほとんどありません。 固定キャラ4人と各学期に2人ずつの合計10人…+隠しキャラで11人です。 隠しキャラでもクリアーできますが・・・がんばってください。 平日は校内を移動して、女の子と会います。 (会話だけなのか、何かイベントがおこるのか?お楽しみ) 下校する時に、女の子を誘って一緒ち?帰りながら会話をすることができます。 これが楽しいです。 このときに、デートに誘うことができます。 妹の君子とも一緒に帰ることができますよ。 そして、エンディング・・・。 女の子の髪が、風でさらさら動いています。すごい! そして…何度見ても、エンディングで泣けます。 トゥルーラブストーリー(略称TLS)のエンディングってみんないいですよねー☆ ゲームで泣いたのは、To Heart(PC版・PS版)、TLS1(Rを含む)の次ということで3つ目となります。 (4つ目は、輝く季節へ。5つ目はTLS3ではなく、TLSS(summer days,and yet)です。) 不満点があるとしたら、ある女の子は下校会話しないで寄り道しないと物語が進まない(クリアーできない)ことがある・・・ということです。 だって、下校するときに会ったら、いっしょに帰ってしまうじゃないですか! それを断って、寄り道しないとクリアーできないことは納得できません。 その不満点を減点して、★5つになります。 つまり、★6つくらいの価値があるということです。 甘く切ない恋愛物語を、あなたも体験してみませんか?

★★★★★

イベントが豊富

トゥルーラブ1は、登場する女の子全員攻略してもいいかなと思えるくらい良い意味で個性が揃っていた。 トゥルーラブ2ではその個性の部分が少し強く出過ぎたかもしれない。 しかし、それ以外は前作を凌ぐ要素が満載だった。 青・緑・オレンジで、移動マップのどこでイベントが起こるかわかりやすく表示されていたし、下校会話はバリエーションが増え、特定の人物にはイベント自体に連続性がありストーリー色が強くなった。 当時はエヴァブーム冷めやらぬ時期でヒロイン像として、無口で感情を表に出さないタイプが急速にスタンダード化していた。 本作でも沢口瑠未というキャラがそれに相当する。 長沢美樹さんが声を務めていたけど、よく合っていた。 個人的には、本作でトゥルーラブのシステムはほぼ完成していると思う。 これ以降、PS2でいくつか作品が出たが1や2は越えられてない。

★★★★★

更に進化、変化したTLSの続編

TLSシリーズの2作目。 今回も転校までの1ヶ月間の中で、女の子と仲良くなっていくのが目的となります。 大まかなシステムは前作と同じですが、全体的に豪華に、楽しくなっています。 まずガイドマーカーの導入。 前作は移動場所を選ぶ時に何の指標もなかったのですが、今回は「女の子に会えるかも」「何かイベントが起きるかも」「重要なイベントが起こる」という3つのサインが表示されます。 これがまた絶妙で、重要イベントはそこに行けば確実に発生するのですが、前者2つは喜び勇んで行ってみたら何も起こらない事も。 とはいえ大きな助けになる事は間違いなく、また初めてプレイする場合でも何をしたらいいかわからないという事もなくなりました。 また下校会話時に「寄り道に誘う」という小規模なデートが行えるようになり、更には登校手段を選ぶ事が可能になりました。 電車でもバスでも自転車でも徒歩でも通えるという絶妙な距離設定にツッコミを入れつつも、 目当ての子と同じ手段を選ぶ事で、下校のみならず登校でもいつもと違った雰囲気を楽しむ事ができます。 しかし何より目をひくのが、圧倒的に増えたイベントとストーリー性でしょう。 前作のシンプルさから一転、今回は3枚組というボリュームに恥じぬ会話量になっています。 ガイドのお陰でイベントの発生を察知出来るようになりましたが、それでも運や条件次第で見られないものも多数あり、数回クリアした程度では到底網羅できません。 また約半数のキャラクタ(大半が学期限定キャラ)には必須のチェーンイベントが設けられ、その女の子ならではのお話を体験出来ます。 このイベントはガイドさえ見れば発生を見逃す事はなく、仲良くなりたいのにイベントが見れず進められない、といったケースはほとんどないでしょう。 前作は春夏秋冬の季節を選ぶ形式でしたが、今回は1〜3の学期を選ぶ形になります。 キャラクタは共通4名+学期限定2名ずつで、1周6名体制は変わりませんが時期ごとの色分けがより明確になりました。 3枚組と書きましたが、学期ごとにディスク1枚ずつですので、プレイ中にディスク入れ替えを要求されるという事もなく快適にプレイ出来ます。 個人的には学期固有のイベント→デートという流れを覆す事が出来なかったり、あるキャラの1ルート限定ですが、パラメータが一定以上ないとイベントが進行しなくなったり、 前作の持っていた「どんな進め方をしても仲良く出来る」という自由度がちょっと失われているのは寂しく思いますが、 ゲームを上手く進行させながら、イベントもたくさん見せてキャラクタを描き出す本作のスタイルもまた魅力的です。 相変わらず下校会話の難易度はよく出来ていますし、1周のプレイ時間が短めで連続してプレイしてしまう中毒性や、仲良くなるほど別れがつらくなるせつなさも持っています。 1と同じ魅力、1と違った魅力を併せ持った非常によく出来たゲームです。

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