GUNTU WESTERN 鉄の記憶
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💡 アマゾンでのレビュー
アルファシステム初期の代表作
プレステ末期に登場した、ガンシューティングの傑作。 アルファシステムの提唱する「7つの並行世界」の物語の最初のひとつであり、世界設定は後の「ガンパレード・マーチ」や「式神の城」とも関連している。 【ゲーム性】 オーソドックスなFPSスタイルのガンシューティングだが、カメラ視点の動きが固定であるところがポイント。プレイヤー自ら視点を変えることができない。 従って、決められた動きに従って、適切なタイミングで流れるような射撃を行う必要がある。 自由度こそ無いが、うまくハマるとダンス系ゲームのような気持ち良さがある。 また、かようなシステムのため、ハイスコアを出すためには、マウスかガンコンが必須となる。 【ストーリー】 人種差別を背景とした、王子と町娘の悲しい交流の物語であり、各ステージ間には美麗なアニメーションが流れる。しかし説明不足・演出不足であるため、ゲームをプレイしただけでは殆ど理解できない。 興味がある人は、クリア後に聴取可能となるラジオドラマを聞き、用語集を熟読すればある程度の理解は可能となるだろう。 「ゲーム開始時点ではヒロイン2人が既に死亡している」という、なかなか悲劇的な設定だったりする。 ワールドガイダンス本は絶版で、プレミアが付いているとか。 【音楽】 本作の最大の特徴がコレ。単に音楽として素晴らしい、というだけでなく、ステージ構成と音楽の曲構成が完全にリンクしており、ステージの所要時間と音楽の尺を完璧に一致させている。 地下深く潜るステージでは、どんどん音楽が陰鬱になり、砂漠で巨大戦艦と戦うステージでは、音楽が徐々に勇ましく変化していく。 音楽とビジュアルの相乗効果がもたらすカタルシスは相当なもので、映画の主人公のような気分が味わえる。 カメラ視点固定でないと採用できなかった方法論であり、本作最大のオリジナリティ。作曲担当はかの若草恵。
ピースの足りないパズルゲーム
このゲームはシューティングと言うより、断片的な本編のアニメを、シューティング時のグラフィック・ノーマル以上完全クリア後の若干本編と矛盾したラジオドラマ・つたない用語集・ガイド本・ネットから得た情報等を駆使して解読し、再び鑑賞して楽しむ推理パズルアドベンチャーゲームです。 しかしながら解読ゲームとしても用語集からと言うのはあまりにしょぼすぎると思います。 普通は街を冒険していろいろと聞き込みをしたりして情報を仕入れていったりすべきでしょう。 それにその用語集ですら半分も話を理解できず、ゲーム外情報に頼らなければいけません。 これは一つのゲームとしてかなり苦しいところです。 アルファシステムには世界観共有設定がありますが、それを加味して「このゲームだけで理解すべきこと」に限定しても半分しか理解できないのです。 正直に言って、描写不足や製作者の力不足から難解になっている部分が多いのです。 しかし、それが元々難解なストーリーやトリッキーな表現手法によってマスクされてしまい、言ってみればドレスを着た企画倒れとも言うべき作品に仕上がっています。
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