プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂

『プリンス・オブ・ペルシャ 二つの魂』は、シリーズの中でも最高傑作と評される作品です。このゲームの魅力は、スピード感あふれるアクションと壮大なストーリーにあります。特に新たに追加された「スピードキル」というアクションは、敵に気づかれず一撃で倒すことができるため、戦闘の緊張感と達成感を同時に味わうことができます。 また、プレイヤーはプリンスだけでなく、彼の心の闇を象徴する「ダークプリンス」も操作でき、それぞれ異なる武器とアクションを駆使して進めるため、プレイの幅が広がっています。ダークプリンスを操作する際のスピード感や攻撃の鋭さは、通常のプリンスとは異なり、戦闘に新たな刺激を与えてくれます。さらに、シリーズお馴染みの「時間の操作」も健在で、これを使って戦闘や謎解きを有利に進めることができ、戦略性も高いです。 美しいバビロンの宮殿を舞台にした壮大なストーリーは、グラフィックと演出の美しさも相まって、プレイヤーを物語に引き込みます。アクションとストーリーが絶妙に組み合わさり、ゲーム全体を通して飽きさせない作りになっています。 このゲームの魅力は、スピード感のある多彩なアクションと、二つの異なるキャラクターを操作することで感じられるプレイの奥深さです。アクションゲーム好きはもちろん、物語重視のプレイヤーにも楽しんでいただける作品ですので、ぜひプレイをおすすめします。

本作は、シリーズの最終章にふさわしい進化を遂げたアクションゲームである。従来のアクロバティックな要素に加え、今作では新アクション「スピードキル」が導入されており、敵に気づかれないように背後から近づき、タイミングよくボタンを押すことで、一撃で敵を倒すことができる。これにより、従来の戦闘の緊張感に加えて、さらに戦略的なアプローチが可能になっている。 また、今作のもう一つの大きな特徴は「ダークプリンス」の登場である。これは、プリンスの心の闇が具現化したキャラクターで、プレイヤーはこのダークプリンスを操作することで、通常のプリンスとは異なるスピード感あふれるアクションを楽しむことができる。ダークプリンスのアクションは、鋭い攻撃と素早い移動が特徴であり、戦闘スタイルが変わることでゲーム全体に新鮮さをもたらしている。 ゲームの舞台となるのはバビロンの壮大な世界であり、美しい背景とともに、シリーズの壮大なストーリーが描かれている。プレイヤーはプリンスとダークプリンス、2つの異なるキャラクターを操作しながら進めることで、物語の奥深さと戦闘の多様性を感じることができる。 本作は、スピード感と戦略性が絶妙に融合したアクションゲームであり、シリーズファンだけでなく、初めてプレイするプレイヤーにもおすすめできる一作である。最終章にふさわしい緻密なストーリーと新アクションが、プレイヤーに新たな体験を提供している。アクションゲーム好きにはぜひプレイしてほしい作品だ。

このゲームを実際にプレイしてみましたが、シリーズ最終章にふさわしい壮大な展開が魅力的でした。今回の最大の特徴は、主人公にもう一人の人格である「ダークプリンス」が登場することで、アクションの幅が大きく広がっている点です。武器が剣から鉄製の鞭に変わることで、それぞれの戦闘スタイルが異なり、新鮮な戦いを楽しめます。 特に、50種類以上のコンボ技が用意されており、戦闘の爽快感は抜群でした。アクションの流れが途切れることなく、テンポよく進むため、コンボを決めるたびに達成感があります。また、美しいバビロンの宮殿を舞台にしたグラフィックも見どころの一つで、壮大なストーリーがその美しい背景に合わせて展開されるのも魅力的でした。 全体を通して、このゲームは、シリーズのファンにとっても満足度の高い作品だと感じました。多彩なアクションと美しい世界観、そして最後まで飽きさせないストーリーが見事に融合しており、シリーズを締めくくるにふさわしいゲームです。アクション好きやストーリー重視のプレイヤーにとっても、ぜひ遊んでみる価値のある作品だと思います。

このシリーズは毎回楽しんでいます。PS3でも続編でないかな?

PoPシリーズ3部作の完結編です。 前作「ケンシノココロ」での不満点が改善され、今回は非常に遊びやすくなっています。特に、敵との戦闘が単調で面倒だった前作と違い、ボタンをタイミングよく押して敵を暗殺する「スピードキル」という技が採用され、ゲーム進行が爽快かつスピーディーになりました。 好評だったアクションシーンは、プリンスの暗黒面とも言える「ダークプリンス」が登場し、彼を操作するステージではよりアクロバティックな操作が楽しめます。 ゲーム自体は本当にサクサク進み、グラフィックもかなり美しい(特に光の表現が素晴らしい)のですが、その高画質なグラフィックのせいか、やや処理落ちが目立つのが残念でした。やはりPS2では限界があるのでしょう。次回作は、恐らく次世代機での発表になると思いますので、そちらに期待したいですね。

プリンス・オブ・ペルシャは3作目で完結することになった。今回も時間の流れを操作する力と,多彩なアクションはそのままで,本作は主人公(プリンス)と主人公の心の闇の具現化したプリンスを交互に操作するようだ。 ストーリーは,不老不死の力を得ようとする大臣によって,時間のダガーがうばわれてしまう。主人公の恋人であるカイリーナに秘められていた時間の砂の力を吸い出すために彼女の命も奪われてしまう。復讐を誓う主人公の前に記憶を失ってしまったかつての恋人が現れる・・・

プリンスオブペルシャ三部作シリーズの最終作です。 続編のゲームにありがちな初見プレイヤーには厳しい要素があるので、シリーズ未経験者は過去作「時間の砂」、「ケンシノココロ」とやってからやるのをおすすめします。 ストーリーも過去作をやっていれば「なるほど」と思える終わり方ですし。 さて、本作「二つの魂」は過去作と比べるとアクションが増え、よりアクロバティックな移動を楽しめるようになっています。 今から見てみると「時間の砂」は謎解き要素、「ケンシノココロ」は戦闘や一発死の恐怖と戦うゲームでした。 こんな感じで命名すると「二つの魂」は移動やイベントを楽しむものではないでしょうか。 難しい謎解きや嫌らしいトラップは少なく、進むべき方向は非常にわかりやすく作られています。 ゲームを進めていると特定の場面でダークプリンスに変身することもあります。 ダークプリンスは生身の状態よりも使用可能なアクションが増えていて、移動を楽しめます。 そしてイベントシーンが豊富なのも特徴です。 馬車に乗ったり、巨大なボスとの戦闘が単調になりがちなゲームに刺激を与えてくれます。 非常に欲で居ているゲームだとは思いますが、欠点はいくつかあります。 まず、三部作通して根本的なシステムが変わっていないので飽きやすいこと。 そして「二つの魂」は死の恐怖が薄れてしまい、ゲームとしての緊張感が失われていること。 単純な娯楽作品としてみるならば、本作は非常に完成度が高いゲームです。 多彩なシチュエーションや定期的に挟まれたイベント・ボス戦、三部作で一番面白いストーリー。 三部作の最終作としては十分な出来だと思います。

三部作もこれで終わり。 個人的に凄く好きだったリメイク版POPシリーズ三部作。 あまり取り上げられないのが悲しい。是非一度手に取って欲しい秀逸な出来です。 恐らく次回作は次世代機の発売でしょうね。一作目のヒロインファラが出てきたのが嬉しいです