このゲームはソヴィエト製なので、日本人の作るものとは根本的に違います。クリアした当時こんなに面白いゲームは他にないと思った。 スタートすると静止状態から始まる。全ての部屋で同様に静止状態で、何かボタンを押すまで始まらない。十字キーでスクロールし、部屋の中をじっくり見てから動けます。 最初のうち時間がかかってでもノーヒントから道を見つけていく楽しさを感じないと、かなりつまらないと思う。面白さが湧いてくるまでのプロセスも妙味なので、コツやヒントをもらうとそれだけ楽しさが激減します。 分からないからもっとヒントを!と言ってた人が、面白さを分かるようになってからはヒントをせがみ過ぎたことを凄く悔やんでいましたw 観察で読み取れる情報を分析し計画を立てて分析した結果を確かめてみる。最適化できるまで(行きたい方に行けるまで)(ゴールまで)繰り返すというゲームです。 難易度が上がっていくというより、自分のレベルが上がって難しいギミックが解けるようになる感覚なので、進むほど快感です。 部屋数は平方数でした。結構ウロウロする作りになってます。 なにしろソヴィエト製なので?、資本主義や過剰な自由主義を批判する意図が制作の動機付けとなっています。 余談ですが、交際を申し込まれた際にお断りする為にノーヒントで全部屋クリアを条件に出したことがあります。この楽しさを分からない人はムリだし。

鎧兜をつけた兵や魔物がひしめく城に踏みこみ、とらわれの姫を救出するアクションゲームです。 おもに流通しているのはファミコン版ですが、ファミコン版の発売前にMSX版が先行発売されました。 もとはPC向けのソフトであったため、ファミコンを所有する層の主流だった児童の力量は考慮されずコアなゲーム愛好家にあわせて鬼のような難易度に設定されていたようです。 ダンジョンの各所に数種の鍵があり、鍵を取るとその鍵に対応する扉を開けられます。 アイテムを手に入れると水中に入れたりできるようになります。 アクションは「歩行」「ジャンプ」「剣による攻撃」だけの単純操作ですが敵の速度は速く、プレイヤーは立ち止まっていると攻撃できず 攻撃時は敵の方を向いて進みながら攻撃しなければならない、といった操作法がゲームを難しくしていました。 「剣で倒せない敵は頭上に石を落としてつぶす」「石をトゲに押しつけて石を足場にして飛び越える」といった進み方やアイテムの取り方がわかったときは感激したものです。 カートリッジにセーブ機能は無く、ダンジョンは途方もなく広いので、初心者は1日で踏破できません。 アスキー社が発売したファミコン周辺機器「 ターボファイル 」を使用すると、進行状態を保存できます。 ただし、保存するとライフが1つ減らされるペナルティが科されました。 あまりの難しさに泣かされましたが、このソフトを思い出すと未到達のエリアに何があったのか見てみたくなります。

このゲームに出会ったのはもうかなり昔。パズル要素のあるアクションゲームをしたいなという気持ちで、中古屋でソフトをあさっていたら偶然それっぽいのを見つけて買ったのが最初です。 このゲーム大昔のゲームってこともあり、操作性はやや難があるものの慣れればなんとかなるのですが、そこらじゅうに落ちている鍵を広い集め、1UPも罠のひしめく中にあったりかなり鬼畜! そしてなによりこのゲームを鬼畜たらしめるは、どのルートを辿ろうと必ず鍵が足りなくなって詰んでしまうんです! 何度も挑戦していますが、未だクリアできていません。しかしレトロフリークのクイックセーブのおかげで以前よりは進めるようにはなったかな。それでも難しいのにかわりはないけど(笑) レトロゲーム好きで「我こそは自身あり!」を自称する方には是非ともオススメしたい1本です!

扉を開ける鍵を探索しながら城の中を進む、アクションパズルゲームです。 スペランカーほどではないのですが、主人公は弱めなので少し難易度は高いです。 捕らわれのお姫様を救出しましょう。