まずご覧いただきたいのは電源を入れてからすぐ流れるタイトル画面のBGM。 映画にもあったエレキギターで美しいメロディを奏でていたあのBGMがFCの音源で再現されている。 これだけでもなかなかのものです。 ゲームはコックピット視点の擬似3Dシューティング。FCなのでフライトシミュレーターとは程遠いものですがゲーム開始時の離陸や着陸も再現されております。ゲーム自体は序盤は簡単ですのである程度は誰でもクリアできるでしょう。逆に言えば最初はやや単調です。 空中での燃料補給や着陸も最初は難しいのですがコツさえつかめれば簡単にクリアできますよ。 でもやはり評価したいのは音関係ですね。 どのBGMも素晴らしい。特にゲーム中のエンジン音。FCのノイズ音を利用して再現されており、臨場感があります。 この映画が好きな方、このゲーム自体が気になった方、是非プレイしてみてください。 続編が出ておりますが、こちらはセガのアーケードゲーム「アフターバーナー」を意識してるのか展開がスピーディで難易度が高いです。 また、映画の雰囲気も出ていないので、映画の独特の雰囲気が出ている1作目の方をおすすめします。

大概、映画をゲーム化した作品は出来・売上ともに大失敗するというセオリーが、ありますが! このKONAMIのゲームは開発スタッフと広報スタッフによりそのセオリーを打ち破り、それどころか前作を基軸に映画ゲームとして続編を作ってしまう強引かつ納得のいく作品づくりに感服します。 とくに、このゲーム トップガンは映画の爽快感・興奮・緊張をファミコンソフトととして、アクションをうまく表現しているところが、スタッフの職人魂を感じます。 1980年代の家庭用ゲームの戦闘機シューティングでは、自機が大量の機銃弾や熱線レーザーを発射しながら、敵機を殲滅するモノばかりですが、本作 トップガンでは空母から飛び立ったF14 トムキャットが各種 性能が異なるミサイルと機銃を使って敵機やミサイルを迎撃したり、ドッグファイトで東側の敵機を撃墜したり空中給油機に給油を受け、空母着艦を行ったりと今でいうエスコンシリーズを彷彿とさせるゲームです。 (東西冷戦時の軍事シューティングゲームなためその様な描写になってます。) 私はこのようなゲームを高く評価します!今までの自機自体を操作する視点から自機に乗り込んで、機体を操作するという視点に置き換わってるので尚更です。 ただし、HUDSONのゲーム並に難易度が、あるのと映画本編のような美人な女性士官や同僚パイロットが、登場して出迎えるエンディングが、あるわけじゃないので期待していた方はあしからず。

ハリウッド映画、トップガンが原作の3Dシューティングゲームです。 ミサイルを喰らうと一発で死にます。 ステージクリア後の、空母への着艦のほうが難しいです。 トム・クルーズは出ません。

スリーDの画面で難しさはありますが、じっくり楽しめそうです。