あの感動が再び… リアルタイムで遊んだ世代としては、「怒」のもっさり感が払拭されて、会心のデキでした。 無限コンティニューがあるから緊張感がないという意見もあるようですが、そんなことよりも、スピーディーな展開、レスポンスの良い操作など、個人的には大好きです。 そして、なによりも、実在の人物であるゲバラとカストロを題材とした、その突き抜けたセンス。 値段にもよりますが、買って損はしない満足度の高いゲームだと思います。

敵も「捕虜も」(笑)、主人公のあまりにも強大な火力に次々とミンチにされてゆく「主人公最強戦争アクション」です! 「フハハハハーッ!チリと化せーッ!」と笑いながら遊ぶような作品なので、”ゲームは真剣に攻略したい”アクションファンには嫌われそうですが、誰でも気軽に「ちょっとアブない爽快感」を味わえるのは高ポイント!! (音楽がまたテンションをアゲるんですよねー☆) プレミアも納得の作品です。 「暴れん坊天狗」を素晴らしいと感じる方なら、余裕で買っちゃってイイ作品ですよ!

1プレイヤー・ゲバラと、2プレイヤー・カストロが、ラスボス・バティスタを倒すため戦場を駆け巡るアクションゲームです。 怒シリーズよりも、自機の動きがスムーズで、途中、戦車に乗ったり、火炎放射器で駆逐したり、戦場も当時のファミコンゲームにしては、臨場感あふれるマップなので、コール・オブ・デューティーを想像しながらプレイすると面白いです。 更に、二人同時プレイをすると楽しくて、きっと友情が深まること請け合いです。

10分ぐらいでクリアできる。と言うのも、無限コンティニューで死んだ地点から再開できるから時間がかからない。敵弾を避ける気がおきないから、緊張感もない...スーファミ時代に発売されて出回っていないから高値が付いているだけです。これを買うより、『戦場の狼』か『怒』を買った方が、楽しいし安上がりで済むと思います。