ドラゴンボールの世界観をファミコンでここまで再現したのは凄い。・・・のだが、ご多分に漏れずバンダイのゲーム。 難易度の高さとゲームバランスが10歳以下対象ではない。 特にわかりにくい点はレベルアップした時のパラメーターの振り分けで、 ・スピード→ザコへの総合的な強さ。レベル2になったらとりあえずここに全振り。 ・パワーとテクニック→ボス戦での攻撃力。 ・タフネス→ボス戦での防御力。ただしボスは悟空のパラメーターに合わせて強化されるので、これを上げるとボスもタフになるのでマイナスでは・・・。 そんな感じで、不親切。悟空が旅立って最初に出会ったザコに初手一撃でやられてゲームオーバーになることもあるゲームバランスであることがバンダイのゲームの残念さである。

ストーリーはマジュニア編までの話しをオリジナルエピソード?新訳?みたいな話しです。 前作大魔王復活から色んな部分が若干パワーアップしています。 このゲームの難点はレベル制限の為雑魚戦闘に苦労するところかな。特に後半とんでもなく強い雑魚魔族が登場します。個人的にはコイツはピッコロ大魔王やマジュニアよりよっぽどやっかいな敵でした。しかも経験値少ないし。 あと、やっぱりドラゴンボールは格闘もいいけどカードバトルの方がより燃えるなぁと個人的には思いましね。

'70年代半ば生まれの男子にとっての漫画のヒーローといえば、やはり筆頭に来るのがキン肉マンと、ドラゴンボールの孫悟空でしょう。 私は連載開始から4年間は関心がなかったのですが、中学生になる直前にやっと興味を持つと、すぐにコミックスを全巻集めるほどのファンになりましたし、ジャンプを買うのをやめてもドラゴンボールだけは、連載終了まで読み続けていたものです。 そんな我々のヒーローを、自分の手でプレイ出来るゲームが、この「ドラゴンボール3　悟空伝」です。 バンダイのゲームはご存じのように、キャラクターにおんぶにだっこでゲーム内容はどうしようもないものばかりなのですが、このドラゴンボール3は画面写真を見た限りでは、非常に良く出来ているように思えましたので、発売されたらすぐに購入しようと思ったものです。 もちろん、前2作品はまだ私がドラゴンボールには関心がない頃に発売されましたので、私が購入したドラゴンボールのゲームはこれが初めてとなります。

裏技パスワードの情報を知り、そのパスワードを入力しました。DBの登場キャラ の名前が連なったパスワードでしたが、ヤムチャの名前がでてきて、みんな大爆笑でした。ヤムチャ良かったね、だけど、本当に強いパスワードなのか心配になりました。 心配は杞憂に終わったようです。強い強い。サクサク進むストーリー。そしてタオパイパイが出現。そしてタオパイパイから、なぜか、今までの展開が嘘かのような信じられないような大ダメージを受け、一発で悟空は死亡しました。やはりヤムチャがパスワードに混じっていたのがまずかったみたいです。 あと、3しかダメージ受けてないのに、数字を強調される時があったりなかったり、ネタの尽きないゲームで笑わしてもらいました。

このソフトは15年ぐらい前、300円とかで買った。 今回、総プレイが12時間程度でクリア。 私がファミ通のレビュアーなら、7点だったろうな。 これってバンダイ発売のゲームだけど「トーセ」っていうのが、開発元なので、別にバンダイのキャラゲーだから駄目だろう、とか、思わなくていいです。 でも、システムが個性的で、能力値の振り分けを自由に楽しめるって、考えてたら、中盤までに詰むようになる。 ステータスのスピード値を他よりも、倍にしていかないと雑魚敵にやられてしまう。 カードバトルって当時でも珍しいシステムで、悟空対敵の一対一なのに、意外と飽きない。 7には1が勝つというのも、上手い具合にバランスが取れていて、戦略が楽しめる。弱いカードは早めに捨てていくとか・・・。 難題のパスワードですが、細目に取らないといけないので、カメラで撮った方がいい。 わたしはDSのカメラで40回ぐらい撮った。 レベルのカンストがたるいのと、MAPの移動が面倒ですので、そこは攻略サイトを見てください。 かなり癖のあるゲームで、当時の子供たちでクリアした人は少ないでしょう。 総合的にキャラがかわいく、画面もファミコンにしては綺麗。 ドラゴンボールファン向け。ストーリーは漫画のまんま。 ラスボスは2分で倒せる。 ただ、雑魚的相手のゲームオーバーは多い。