特に、ゲーム終盤の大ボス戦と、最終武器を手に入れた後の最終フィールドの音楽はゲームの雰囲気も伴っていい感じです。 ゲームとしては、よくある見下ろし型のロールプレイングなんですが、ファミコン後期に発売されただけあって、ゲームバランスなどよく調整されていて一気に進めたくなる魅力があります。 ただ、戦闘が完全なオートバトルのため、そういうのが苦手な人には合わないかもしれません。 魔法は四つまで装備することができ、戦闘中は勝手に使ってくれます。 (ボス戦などで敵が一体しかいないのに、MPを倍消耗する全体魔法を連発するのは勘弁してほしい) 他にもギルドで待機メンバーが仕事を受けることで聞ける、一見本編とは関係ない会話が伏線になっていたりと、ファミコンロールプレイングとしては完成度の高い作品だと思います。

重厚なストーリーのRPG。 ドラクエ風のフィールドを移動して、戦闘はオートバトルです。 ディティールにこだわったファンタジックなRPGです。