『エターナルメロディ』は、異世界に来てしまった主人公が元の世界に戻るために、魔宝を探す旅をする育成・恋愛シミュレーションゲームです。 旅の道中、訓練スケジュールを組みたてて自分も含めた4人のメンバーを鍛え上げ、何度か出現するすごろくバトルに勝利することで進めていきます。 仲間にした女の子と仲良くなれば、エンディングで愛の告白を受けられます。

某wikiでも紹介されている通りこのゲームの一番良い所を言えと言われたら「ゲームの世界観がなんかいい」と僕も言いたくなる一人です。 異世界にひょんな事から迷い込んで仲間と一緒にファンタジーの世界して変える方法を旅に冒険する…要約するとこんな王道ファンタジーもののパターンです。 でもね、王道が一番良いんですよ。 変化球されたり鬱展開されたりループ物なんかされるより王道の楽しく時に喧嘩もしながらも、仲間と気軽に旅して、知らずに絆が深まっていく。 そのゲームデザイン、シナリオをとても丁寧に仕上げてるゲームなんです。 その世界観のために他憎めないないライバルキャラが妨害してきたり、遊園地だゲーセンだファンタジーな遊具があったり、当時無名だった畑亜貴さんのOP,EDが良い味だしてたりここら辺は今のラノベ系の日常ファンタジー物に通じる物があるかもしれません。 双六が極悪だったり(大体)フルボイスですぐ仲間どうしで喧嘩したり、ゲームデザイン敵には難点も多くそれは後の悠久シリーズで改善されていくんですが、この気軽に旅するって世界観はエターナルメロディだけです。 総評においてはミドルヒット程度の作品でしたが画面の中のキャラ達の一喜一憂を、愛おしむように大切に楽しむ人には向いているかもしれません。 その良さを人に自慢したり熱弁するようなゲームというよりはその世界観やキャラ達の物語を共に楽しんで、自分の胸の奥の大切な思い出の箱にしまっておきたい、そう思わせられるゲームです。(ハマるひとなら。)

ずーっと前に、セガサターン版が安価で売られていたので購入したのですが、非常に高い難易度にも拘らず、全員クリアしました。そして先日、プレステ版が売られていたので、また購入して今、プレイしています。悠久幻想曲に比べると完成度は低いのですが、やっぱり面白いです。ただ、メンバー達が年がら年中喧嘩するので凄く疲れます。…終わり間際に大喧嘩を始めてそれによって狙っていたキャラのエンディングが見れなくなってしまうことが多々あるので、そのあたりのゲームバランスとか、何とかして欲しかったですね。あれは本当に勘弁して欲しいです。 　 後は、セガサターンの方がセーブ出来る回数が多かった気がします。プレステはメモリーカードの容量がちょっと少ないですね。コンプリートしたら、それだけで一杯になるのではないでしょうか。

このゲームが売り出されたのは96年。今からもう12年もたちます、このころは私も中学生。この時代はギャルゲー世代でトキメモのヒットによりいろんなゲームが売られていました。そんな中 全く違ったジャンルで売られていたのがこのエタメロです。moo氏が書いたキャラクターはかわいくて個性豊かな子ばかりでした。今やっても面白く感じます。星一つ無い理由はやはりサイコロゲームでしょう。難しくてイライラされてしょうがなかった事を昨日の事のように覚えています。プレステはサターンと違い、キャラの喋らなかったイベントも補修しているなどおまけ要素が加わってます。今は中古でしか無いため、欲しくなったら買ってみて!

昔のゲームですが結構面白いと思います。 中身は、今のゲームに慣れてる人なら少し面倒に感じるかもしれません。