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トゥルーラブストーリー

102位

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プレイステーション(PS)用のゲームソフト。
1996年12月13日に、アスキーから発売。
ジャンルは、シミュレーション・ゲーム(SLG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:プレステSLGレトロゲームシミュレーションPS
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

衝動買いのつもりが…

そもそもギャルげーとか恋愛ゲームにはぜんぜん興味がなかったのですが、「とりあえず経験しとくか」と中古で手にしたのが本作品です。 一時のつもりが……結局シリーズ全作やっている自分がいました(笑 第一作ということで、ボリューム感は後のシリーズほどありませんが、基本である「下校時の会話」が、このゲームの売りだと思います。 女の子と会話するという基本的でシンプルなシステムながら、なかなかどうしてはまるものがあります。 おそらく、他のゲームから手をつけていたら、恋愛ゲームをやることなんてまったくなかったでしょう。実際、他の恋愛ゲームといわれるものもやりましたが、どれも1回クリアして終わり、でした。

★★★★★

懐かしい世界観に、新しいシステムをこめたゲーム。

女の子と下校しながら会話するシステムが絶賛されているけど、ぼくは下校システムよりも、ゲーム期間を転校一ヶ月前にするという着眼点がすごいと思った。 転校前なので一日一日が大切だし、何気ない会話も胸に刻まれる。仲間たちとの別れと泣けるテーマソングもぐっとくる。短いので繰り返しプレイできるし、季節を選べてその度に登場人物が変わるので繰り返しのプレイも苦にならない。 システムは新しいけど、世界観は懐かしい。悪い意味の古臭さじゃなく、再放送の学園ドラマを観ているようなどこか安心できる古臭さです。作った人は、自分達の楽しかった青春時代を思い返しながらこのゲームを作ったんじゃないでしょうか。男性キャラがシャツのすそをズボンの中に「イン」しているのを見たときはなんかほほえましかった。 正直、ゲームとしてめちゃくちゃ面白いかと言われればそうでもない…けど、初めてエンディングを観た時のなんともいえない感じは、たくさん出ているどの続編よりもこの初代「TLS」が勝っています。値段はかなり安いので、手にとってみてはどうでしょう。

★★★★★

「伝説」はこうして始まった

私が最初にこのシリーズをプレイしたのは「2」だったのですが、あまりの素晴らしさに、ならば「初代」も遊んでみようと思い、中古で購入したのが本作です。 期待は裏切られませんでした。イベントや演出的には少し素っ気無い感じもしましたが、CD-ROM一枚というシンプルさですから許容範囲です。 本作、「R」、「2」に共通したコンセプトは、「2」のレビューにも書きましたが「切なさの魅力」です。1ヵ月後に遠くの街へ転校しなければならなくなった高2のある日。主人公はこの生まれ育った街での青春を無駄にしたくないと、意中のひとと交際し、告白しようと行動を開始します。たとえお互いに「想い」を確かめ合っても、待っているのは別れ。こんな切ない恋が、あるでしょうか? でも、切ないからこそ、最後に待っている感動は大きいのです。 付き合える女の子たちも魅力的です。個人的なお気に入りはヒロイン「桂木さん」、幼馴染の「のぞみ」、夏限定キャラの「天野さん」。特に桂木さんは、ヒロインだけあって(?)衝撃的な告白が待っています。 本作の隠れた魅力が、音楽です。仲間由紀恵の主題歌もいいのですが、ゲーム開始時に何気なく流れているピアノの調べが、全体の基調となっていて、このゲームの優しさを物語っています。 本シリーズは現在、「キミキス」シリーズに移行しており、もはや「トゥルー・ラブストーリー」は「伝説」となっています。しかしその伝説は、某恋愛SLGほどとは行かないまでも、多くの方々の心に深く刻み込まれています。その伝説はまさにこの一作から始まりました。 パラメータ上げに汲々としたり、対象外の女の子の「爆弾」に怯える必要もありません(但しあんまり女の子を放っておくと、ある日突然不機嫌になってしまいます。しかし必ず機嫌を直してくれるので、ゲーム全体の進行に影響は余りありません)。騙されたと思って、一度プレイしてみませんか?

★★★★★

シリーズの原点にして他にない魅力を持つひとつの到達点

TLSシリーズ1作目。 転校までの1ヶ月間、校内で会ったり、一緒に下校したりしながら女の子と仲良くなっていく事を目指します。 その後のギャルゲーは誰が遊んでも同じ展開にしかならないノベルゲーが大勢を占めていくのですが、本作はれっきとしたゲームであり、 また長期間プレイやパラメータ上げ等に忙殺される同種のゲームとは真逆のデザインとなっています。 ゲーム期間は転校までの1ヶ月間のみ(プレイ時間にして2〜3時間程度)。 また攻略の前提条件が極端に少なく、最初に自己申告、固定型のパラメータを入力しますが、これはゲームの展開には若干の変化を与えるものの、 女の子と仲良くなるという最終目標自体には影響を及ぼしません。理想を入れるも、自己投影させるも自由。 エンディングを迎えるための必須イベントというものもほとんど存在せず、大半がただ仲良くなる、これだけでOK。 プレイの大半は日に3回のどこに立ち寄るかという選択なのですが、これがガイドサインも何も存在しないので、 何をしたらいいのかわからない一方、何をしろと強制される事もなく、全てプレイヤー次第。 (説明書やゲーム内のプロフィールで基本情報を押さえておけば、誰と会うにはどこに行けばいいかというおおまかな当たりは十分つけられます) また女の子と一緒に下校できると突入するシリーズの売り、下校会話も、始めのうちは盛り上げる事もままならずくやしい思いをすることも少なくないのですが、 出会いを重ねて仲良くなってくると、あとはプレイヤーの少しの努力だけで最後まで続ける事が出来るようになる絶妙なバランスです。 この1と続編の2はゲーム進度の指標としても下校会話が活きてくるのが、非常に粋な試みと言えます。 初めのうちは誰とも会えなかったりで寂しかった学校生活も次第に華やかになり、お目当ての女の子とも仲良く帰れるようになり… しかしそうなった矢先に訪れる絶対の終わり、転校。 1は舞台設定とゲームデザインが非常に上手くハマっていて、見事です。 一方、先述の通りゲームの進め方は強制されるものがほとんどないので、最初のうちは最終週でどうにかデートに誘えるギリギリのスケジュールで終えるのが大半でしょうが、 慣れてくると序盤のうちからデート三昧という軟派(?)プレイも可能だったりして、遊び方にも意外と幅があります。 プレイ時間も短く適度で、また最初に選択する季節ごとに装いが変わる(攻略対象は1プレイにつき固定キャラ5名+季節限定キャラ1名の計6人)ので気分転換もしやすく、 気がつくともう1周、またもう1周とついつい進めてしまう、妙な中毒性も持っています。 女の子との会話、イベントは非常にシンプルで、数も大量にあるというわけではなく、少々寂しく見えるかもしれません。 しかしキャラ立てに最低限の量は用意されていますし、何よりプレイヤーからのキャラクタに対する思い入れは仲良くなっていく過程で十分喚起されるので、 そこまで問題にはならないかなとは思います。 個人的には1のムードであまり長い会話劇を展開されても興ざめかなと(容量等の制約が主な理由でしょうけど)。 この後もシリーズは2、3、Sと続いていき、直系の続編が途絶えた今でも別の形でその遺伝子を残しているTLSですが、 作品ごとにアプローチの仕方が変わっていっているため、この1が持つ独特の雰囲気を体験できるのは1だけと言えます。 女の子のキャラクタを押し出す事に関しては後継作に軍配が上がるであろう事は確かですが、それでもこの1の魅力が褪せるものではありません。 シンプルだからこそ味わえるものが、このゲームには確かにあります。

★★★★★

いい歳したおっさんが忘れかけていたもの・・・

名作です。自分の引っ越しでどこかに紛れ込んだか処分したかしてしまったのですが、最近無性にプレイしたくなりアマゾンの中古を見ると・・・安wということで早速ポチリました。 たしかに熟成不足な点や、似たようなイベントが多くなんだかなぁ?と思うのも束の間、このゲーム最大のポイントの下校会話が始まるわけです。ここで何人かを誘える状態だと本命以外を断るのに胸が苦しいです(おっさんのくせにw) ですが、心を鬼にして本命との下校会話へ・・・心臓のパラメーターに注意を払い、無事デートに誘いそしてエンディングへ・・・となります。またエンディングが忘れかけていた何かを思い出させてくれます(おっさんなのにw) Rはデート2回もできるのが-一撃必殺(?)の無印のほうが個人的には好きですね。 ちなみに私は春日さん派ですね。なぜか桂木さんの中の人のサインは3枚程持ってますが・・・これは話せば長くなりますし本題から逸れますので、やめておきます。 あと一点、全体的にほのぼのした印象で、某有名ゲームTよりこちらのほうが好きです。

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