『秘密結社Q』は、数多くのアニメや特撮ヒーロー物などでおなじみの「秘密結社」の醍醐味を味わえる悪役シミュレーションゲームです。 ゲームでは、各シナリオごとに得点システムを採用し、総得点によっては様々なエンディングを見られるマルチエンディングを採用しています。 【ストーリー】 21世紀初頭かつての東京湾上に建設された新東京は自由と平和の満ち溢れた都市だった。 しかし、裏では巨大な陰謀が渦巻きはじめ、人々の平和は崩れ去ろうとしていた。 謎の叫び声と共に奇妙な姿で現れ陽気に悪事を働くやつらの正体は何だ! 新東京を狙う悪の組織、その名は・・・秘密結社Q。

確か、PCエンジン版「アルナムの牙」に入っていたハガキを送ってしまったために、勝手に(そういうルールになっていたそうです)ユーザー登録され(笑)、不定期に送られてきた会報で本作のことを知ったのがはじまりでした。 はじめはほとんどのユーザーが冗談だと思っていた(私もです)のですが、あるとき、発売されたという情報を得て、秋葉原を中心に相当探して入手しました(出た直後くらいにメーカーがなくなってしまったので、発売の確認が遅れた)。 プレイ開始直後、早くもお気に入りの一本になりました。すでにレビューされていることはもちろん、戦闘の演出(動きが気持ち悪いくらいになめらかなこと)が良く、バランスも非常に良い(適当にプレイしているとクリアはおぼつかない、選択によって難易度が劇的に変化する)こと、グラフィックはアレだけど、そこがまた良いのです。 OP,EDテーマのどちらもお気に入り(開発者の中に軍歌好きの方がいて、その影響を十分に受けています)で、おそらく予算の関係上という理由もあってか、歌っているのが開発者のみなさんというのもナイスだと思います。 まちがいなくバカゲーにカテゴライズされる本作ですが、買って損はしない作品です。

ゲームの主人公といば正義の味方というのが常識だが、このゲームの主人公は、悪の組織である秘密結社Qの幹部。 幼稚園児の誘拐やテレビ局の占拠などといった総統の指令を遂行するために、怪人や戦闘員たちのユニットを指揮して正義の味方を倒していくというシミュレーションゲーム。目標は、2048年の日本の首都である新東京征服だ。 まず謁見のまで総統の指令を聞く。最初の指令は、幼稚園児の誘拐だ。怪人などが助っ人として登場する。一般戦闘員よりはるかに強いので頼りになるぞ。作戦室では秘書から作戦内容や攻略のアドバイスがもらえる。 対決はマップ上のユニットを移動させて、敵を倒していくシミュレーション形式。 システム的にはオーソドックスなシミュレーションだが、演出部分のセンスを感じ取ることができれば面白いはずだ。感じとしては昭和40年代頃のテレビにこだわったようなテイストでノスタルジーな気分。多彩なキャラが出てきてうれしいやら面白いやらで満足感あり。グラフィックが時代を思わせるようだが、もう少し描きこんでもらいたかった。 基本システムを煮詰めてやればさらに素晴らしい作品になっただろう。

タイトルの通りですw特撮や変なヒーロー物好きは笑いながら遊ぶことをお奨めいたします。ムービーなんか無いに等しく、絵も綺麗ではありません。しかし!特撮のお約束事をふんだんに取り入れ、ちょっとセンチな物語展開、細かい(1戦闘員、1武器にまで笑える設定が入ってる)設定・・・などなど、わかる人にはタマラナイゲームに仕上がっていますwもちろんOP,ENDに歌つきですし、予告もバッチリ入ってますw似たようなゲームでアジトが有名ですが、こっちはもっとシンプル&オバカですw内容も全然違うと思います。昔の特撮が好きな方、1度お試しあれ!!