『ナイトレイド』は、アーケードで大好評だったシューティングゲームのプレイステーション移植作品です。 メインショットのレベルは4段階あり、ボタンを押しっぱなしにすることによってフルオート連射も可能となっています。 画面下のゲージがフル状態の時に発動可能な、自機から分離した翼が敵と敵弾を破壊する「ハグランチャー」システム塔載しています。 ナイトレイドのスコアは、「スコアサーモ」と呼ばれる画面両脇にあるゲージに左右されます。このゲージは敵から出現するスコアアイテムを取ればプラスされ、取り逃がすとマイナスとなり、その数値自体が倍率となり得点に掛けられていきます。 ゲームモードは全6ステージ構成の「アーケードモード」、選択した一つのステージ内でのスコアを競う「スコアアタックモード」、5段階の難易度設定の他に残機数、ボムストック数、自機カラーの変更ができる「オプション」が用意されています。

アーケードからの移植作にしてはマイナーで、知る人ぞ知る、な作品のようです。 ジャケットはいかにも古臭いポリゴンで、知らない方は即スルーしそうですが、実際は当時の3Dポリゴン感は無く、PS1にしては綺麗で見やすく、2013年に購入しましたが、じゅうぶん楽しめました。 背景、ボスもPS1ではなかなか素晴らしい出来かと… シュールかつダークな世界観ですが、独自の連鎖追尾ショットが爽快な縦スクロールシューティングで(こちらはゲージの必殺技で、ファイアー!と叫びながら自機が敵に突進します。別に通常のボムもありますが、使う気になりません。笑)、振動対応、ヘビメタサウンドもカッコ良く、世界観に反してノリノリの良作です。 また敵が落とすポイントアイテムには、たまにおにぎりやお弁当やカレーなどえぇっ!と思えるおかしな遊び心もあります。 ボス戦には格ゲーのように、ゲージとタイムリミットがあり、自分みたいにダラダラと下手な攻撃をすると、時間切れで逃げられちゃいます。 この事などを踏まえて、あえて類似の縦シューティングをあげるとしたら、ギガウイングと似てる部分がいくつかありました。 匠という社名も、なかなか出回らないのもうなずけます。 ゆうほど高額化しておらず、相場が3000円前後のタイトルなので是非!ちなみにブックオ?系列で1200円で購入しました。(笑) 自分は何周か遊べるほど、少し気に入ってしまったので、即売りはせず、ストックすることに決めました。 こんなレビューを2013年以降に読んで、ナイトレイドを購入してくれる人がお一人でも現れたら幸せ極まりないです。 全く参考にならなかったとしても幸せです。