カメラワークを含めた操作性はお世辞にもよいとは言えませんし意外と難しいゲームでしたが、空に浮かぶ島やロボアクション、イヌヒト・ネコヒトといったケモノキャラなど、子どもの頃に思い描いたようなファンタジーな世界観にときめきました。 劇中アニメーションのクオリティもこの時代にしてはなかなか良いのではないかと思います。 また、フルボイスではありませんがメインキャラのほとんどの台詞に声があてられています。 ちなみに、クリアデータの保存があるのでメモリーカードの空きブロックに気を付けてください。 ストーリー・世界観重視を重視する方におすすめです。

舞台は空中に浮かぶ島々。　そこにはイヌヒトとネコヒトと呼ばれる人達が平和に過ごしています。そんなある日、イヌヒトの警察官ワッフルの元に「海賊の仔猫達が暴れてる」という情報が。早速現場に向かったワッフルの前には幼なじみのネコヒト、アリシアの姿が・・・。彼女達の真の目的はワッフルのもつ『石』だった!? 簡単な操作でポリスロボを操り、古い伝説の謎を探るため、空に浮かぶ島を舞台に繰り広げられるアクションRPG。　美しいアニメーション、豪華声優、多彩なアクションに魅了されること間違いなし!　 あなたも一緒に伝説の謎をワッフル達と探ってみませんか?

後に.hackシリーズ等で名を上げることになる、サイバーコネクトツー製作のアクション。 箱庭の中を旅し、他の人物と会話するアドベンチャー的要素もある。 犬の様な種族と猫のような種族が生活する世界で、犬のお巡りさんとなって悪戯する猫を捕まえる、というのが序盤のおおまかなストーリー。 登場人物のキャラクターが立っており、造形に失敗している人物はだれ一人いない。また、世界観も完成しており、多数派の犬と少数派の猫、浮遊する島、失われた機械文明など使い古されて逆に難しい題材をよく仕上げている。 豪華な声優陣による演技にも注目。 スタジオジブリや世界名作劇場を思わせるストーリーは子供に与えても安心。 難点の第一は操作性で、全体的にカメラ位置が悪い。 前述の通り浮遊する島が舞台なのだが、カメラ位置が悪いので慣れるまでは誤って落ちる。いや、慣れても落ちた、私は。 さらに、最終盤急激に上がる難易度。最終ステージに入るまで、しっかり準備しておきたい。 発売から間もなく十年が経とうとしている。粗が多い作りにもかかわらず、多くのファンを生み出し、続編が熱望されている。 未だに製作サイドからのはっきりとした公式な反応は無いが、ファンはいつまでも信じている、きっと続編が出ると。 それと、いまや有名アーティストとなったKOKIAの美しい歌声がオープニングで聴ける。必聴!

ソラトロボのCMを見た時、もしや!?…と思いました。 やっぱりテイルコンチェルトの続編だった…。 懐かしくなり、思わずこのソフトを引っ張り出してしまいました。 やっぱりカメラワーク悪いなあ…ぐるぐるする。自分は平気でしたが、酔いやすい人は要注意です。 操作性もイマイチ。緊急回避なんて3回中1回位しか成功しないよ!! 回復アイテムがその場使い切りでストックしておけません。 回復アイテムよりホイッスル(こちらはストック可)優先で。恐らく時間制限付きステージと最終ステージで大量に消費します。 難しいのも上の2つくらいで、その他はノーダメージクリアも可能だと思います。 ボス(ラスボス含む)の攻撃には一定のパターンがあるので、それが分かれば楽勝でした。 写真を全て集めると見られる特別イラストはキャラ紹介と同じイラストでがっかり。 オープニングのKOKIAさんの歌は聴く価値ありです! 中古で十分なので入手が可能なようだったら是非プレイしてもらいたい1本です。 ロックマンDASHが好きなら気に入るかも?

3D視点のアクションゲーム。 犬のおまわりさんが、悪事を働く黒猫団の子猫たちを捕まえてまわります。 このゲームはなんと言っても出てくるキャラクターが可愛らしいです。 大騒ぎしながら逃げる子猫たちを一匹づつ捕まえていくのは純粋に楽しいです。 敵味方ともに憎めないキャラクターだらけで、その仕草を見ているだけでも結構楽しめます。 また、極めてシンプルなつくりで最近のゲームでは必須のアイテムを見る為のサブウインドウすらなく、アクションRPG全盛の中、極めてシンプルなアクションゲームが楽しめます。 ゲームは全般に渡って、こんなに簡単でいいのか!と思うほど易しく、小さな子供にも勧められます。 (*ただ、最後は最後だけあって急激に難易度が上がります。) また、ステージ数があまりに少なく、ようやく操作に慣れた頃には終わりになってしまうのが少し残念でした。 最後にこのゲームをやって感じるのは全般に既存のゲームの影響を強く感じられる所です。 魅力的なキャラクター、ゲーム中はロード時間をほとんど感じさせない高い技術、合間に入るアニメでの演出など、素晴らしいものは揃っています。 3Dアクションといえば一つの形が出来てしまっているのでしょうが、次回はそれを感じさせない、もっとオリジナリティのある作品を期待したいと思います。