グラフィックが「十二国記」のイラストを手がけた山田章博氏という豪華なファンタジー戦術シュミレーションゲームです。 その割に地味なのは何故でしょうか。 サターンのみ発売されたゲームなので、知らない方も多いでしょうが、わたしは、はまって一気にやってしまったゲームです。 最初は戦闘をしてステージを進めていくゲームなので、コツが分からないと?という感じですが、徐々にその世界観や雰囲気に取り込まれてくると、面白いです。 何といっても、このゲームは最初のオープニングが印象的ですね。 いきなり神像が名無しの女性となり、魔族に攻め込まれた国の王子を救うのですから。 プレイヤーは神の生まれ変わり?らしいこの名無しの女性となり、軍師として王子を助け、国の!存亡を揺るがす戦争(対国家間、対魔族)を経て、自分の素性を解明していきます。 途中、恋愛らしき要素もほんのちょっぴりあります。 そういうエッセンスも味わいつつ、王子が成長する補佐をしていきます。 敵も曲者揃いですが、結構敵の設定やビジュアルも凝っているので、なかなか奥深いゲームです。 サターンユーザーの方にはぜひ今からでもやっていただきたい作品です。

戦争シミュレーションゲームで、プレイ時間や仲間の成長(ストーリーにも多少影響)がプレイヤーによってかなり異なるゲームです。 私の場合は一回の戦闘に1〜2時間かけてしまいますが、早く終わらせようと思えば10分以内も可能だと思います。 ですから、ストーリー重視でサクサク終わらせるもよし、マニアックにキャラクターを成長させるもよし、恋に生きるもよし、色々な楽しみ方があります。 キャラクターをどう成長させるかも楽しみのひとつで、キャラクターの状態によってストーリーにも変化が起きてきます。 クラス(職業)をどれにするかもそうですが、レベルの高さによっても変化が起きます。 そして何より生きているか死んでいるかでも当然ストーリーに違いが出てきます。 そう、このゲーム、キャラクターは戦闘で死んでしまうと(負けても必ず死亡する訳ではありません)その後の展開で死んだままなんです。 イベントによって生死もどうにか出来ない事はないのですが、そのキャラクターがストーリーに絡めるかどうかはかなり違ってきます。 わざと死亡させてストーリーを転げさせるのも、おもいきり強くして死なないようにするも、プレイヤー次第。 そういった点でも何度も楽しめます。 ・・・あ、主人公は戦闘で負ける=(イコール)死亡となりますので、お気をつけ下さい。

ストーリーが素晴らしく、何度でもプレイできる作品です。 自分は子供の頃にこれを初プレイして、もう何年も経ちますが発売から10年がたった今でも PSPやDS、PS3のソフトをプレイしている身でありながら無性にこのゲームをプレイしたくなる 時期が定期的に訪れます。未プレイの方は是非プレイをおすすめします。

山田章博さんのグラフィックでゲームとしても作りがSEGAなので面白いです。 大冒険ではありませんでしたが、落ち着いて委ねられるゲームです。

松井菜桜子のゲーム初主演作品がこれですね。私も興味を持ちました。是非、プレイステーション・ヴィータやNintendo Switch向けにリメイクして欲しいですね!!