ソウルブレイダー
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💡 アマゾンでのレビュー
レトロゲームを楽しむのであればぜひ!!
大人になってからドット絵世界のなつかしさもありレトロゲームを何本もプレイするようになりました。 プレイして間もないですが、本当に素敵な作品です。 よくRPGにありがちな王道なストーリー+恋愛みたいな薄っぺらなゲームに飽き飽きしていたので、正直新鮮でした。 予備知識なしにはじめてプレイした時、魂を開放するということから、勝手に人間の魂を開放するものとばかり思っていました。 確かに人間の魂も開放しますが、それだけでないところにこのゲームの深さがあるように思います。 この世界では植物にも動物にも心がある、人と同じ命の重さがあることを教えてくれます。 洋風な世界観ですがどこか思想の根底にあるものは輪廻転生など日本人にはなじみやすい感じの思想があらわれているように思います。 まだラストまでやっていませんが、今からどんな冒険が待っているのか楽しみです。 グラフィックもキャラクターも決してカッコいいデザインとかではないですけど、絵ばかりキレイになったせいでプレイヤーに世界観を想像させることをやめさせた現代のゲーム達なんかより、ずっと味のある世界観が楽しめます。
やり遂げた後の感動がやばいです
小さい頃、このゲームをやったのは今でも印象深く、良き思い出になっています。 小さな頃は話の内容など、深く考える事も理解できる事もなく、ただ、ゲーム(アクション)の楽しさのみに焦点が当たっていたと思います。 しかし、大人になってからこのゲームをすると、見方と言うのが180度変わりました。 キャラクター1人1人のセリフの重さ、意味、それらを聞きながら進め、各ステージを回って行くと色々な事を感じる事が出来ます。 特にクリアしたあとの達成感と感動、言葉の深さはこみあげてくるものがあります。 内容もさることながら、BGMもつい口ずさんでしまうほど素敵な曲ばかりです。 今のようにすばらしいグラフィックがなくても、こんなに面白く、素敵なゲームがある事を知ってもらいたいです。 そして、今、生きている人にこのゲームをしてほしいと心から思います。
哲学三部作。
天地創造→ガイア幻想紀→ソウルブレイダーの順でプレイしました。 天地創造のゲームシステムはガイア幻想紀の発展ですが、コンセプトはソウルブレイダーの直系のようです。 このゲームは三部作の初作なだけあって、攻略はさほど難しくなく、システム上荒削りな部分もありますが、そのために素直に伝わってくるものがあります。 キャラクターたちは世の中に対し達観した者が多く、かと思えばくだらない作業に真剣になったり。 そういったリアルな人間くささは、エニックス時代のドラクエを感じさせなんだか懐かしい気持ちになりました。 ドラクエの独特の良さは大筋のストーリーのみでなく、町人や兵士の生活感あふれる何気ないセリフに在ると思います。 思えばドラクエもこの三部作も、人生に疲れ始めた大人のためのゲームなのかもしれません。 天地創造に感動した方ならば、このゲームからは必ず得られるものがあります。 ゲームがただの娯楽ではないことを示したこの三部作、一度体験をお勧めします。
純粋な原石
リアルタイムでプレイしたので懐かしくなってレビュー。 ちなみに最近もプレイしています。 ガイア幻想記・天地創造の雛形となるアクションRPG。 聖剣伝説にくらべると非常にボリュームは少ないけれど、その世界観は決してひけをとらない。 全知全能の神につかわされた一人の勇者が悪神によって封印されてしまった生命の魂を解放するという、なんとも荘厳なストーリー。 昔の作品なので、導入やグラフィック、セリフやステージの完成度は今のユーザーには満足できないかもしれないが、十分にゲームの世界観をアピールしている。 音楽はGODAIGOのタケカワユキヒデ氏が担当。この事実に衝撃を受けた。 とにかく、ゲームの雰囲気をそのまま表現するBGMがあまりも秀逸。 最もゾクゾクしたのは模型の世界で流れるBGM。神秘的でありながらも無機質であり、恐怖感と緊張感のある曲だと思う。 人間・動物・植物・妖精・物など、あらゆる魂を解放していくゲームの世界観が非常に独特で、終始神秘的なテイストをまとっている。 真に面白いゲームにCGや声優などいらない。 余分なものを一切省き、ゲームに本来求められる要素のみで構成された正に原石のような一本だと思っている。
優しい気持ちになれるゲーム
何度クリアしたか分からないくらいはまったゲーム。 未プレイの人に分かりやすく例えるなら、イース1や2と似たゲームシステム。 ちゃんと敵を斬ったり、魔法を撃つなどの動作は有るので、イースよりアクション性は高い。 目的は生き物の魂を開放していく事。 ここで注目して欲しいのは物語と会話と音楽にある。 ゲームの世界はエリアごとに違う種族が生活しているのだが、敵を倒し魂を開放するたびに町も開放されていく。 そして町の人々も増え、会話する人間も増える。 開放された町に行って人々と話すセリフも、心があったまったり、考えさせる内容が多い。 特に一年で一生を終える種族の話は良かった。 また、主人公とヒロインの関係も、エンディングで考えさせられた。 音楽はタケカワユキヒデ氏が担当しているので、独特な感じが世界を盛り上げる。 ストーリーと音楽と、ビジュアルが良くまとまった、隠れた名作だと思う。
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