アーケード版の移植。 首都高速のようなステージで、一般車を避けながら3台のライバルと競い合う。 ロードファイター2という副題が示すとおり、8ビット時代のレースゲームのような、高速で走るなか他の車やコーナーをうまくかわし、時間内に完走するという、シンプルな操作感覚とゲーム性を持っている。 アーケード版譲りのグラフィックは、PS1のレースゲームのなかでもかなり美しい。 しかし、プレイモードはアーケードのみで、家庭用らしい追加要素が基本的にない。 タイムアタックやフリーラン等もなく、時間制限をoffにできない。 なのでプレイの幅が狭く、ひととおりやるとすぐ飽きる。1時間で飽きる。 また、ネジコンやアナログスティック等のアナログ入力に対応していなく、デジタル入力のハンドリングはクイック過ぎて操作しにくい。 実績のあるメーカーにしては、不評上等の投げやりな仕様で発売されているように見える、不思議だしかなり惜しいソフト。

本作はあののロードファイターの続編。ロードファイターが真上から見たレーシングゲームだったのに対し、本作はリッジレーサーと同じ視点に変わっています。ロードファイターが面ごとに走る場所が違うのに対し、本作では基本的に夜の高速道路を走ります。前作のように時間内に各面を完走すれば次の面に進めるのではなく、初級、中級、上級に分かれたコースを時間内に完走するゲームプレーで次の面に進む要素が無くなりました。本作はアーケード版のPSの移植版ですがPS版のオリジナル要素が全く無く、結構直ぐに飽きが来るのが難点です。ロードファイターの続編だけあり、タイムで競うのでっは無く、スコアで競う点はこの系のゲームでは珍しい。前作みたいに各面に進める形でゲーム進行されれば良かったのに。本作はよって何の特徴も無いレーシングゲームになったのが残念。