最初に言っておく。もしあなたが「ザブングルのために二千円も出せねえよ」と思うのであればこのゲームを買わない方が良い。レースゲームを楽しみたいと思う場合も同じ。このゲームはレースゲームとしてはかなりの駄作である。 しかし、もしあなたがどうしようもなくザブ好き、しかもヒロインが寝返ったとか地球再生をどうこうなどどうでも良く、プラモの箱絵を眺めては「ウォーカーマシンをガショガショ走らせてー」とか「ダッガーの後部機銃撃ってみてー」とか思うような奇特な人間(悪かったね)である場合、おそらく二千円なら安いと思うはずだ。 巷で言われているとおり、確かにOPの画像は荒いし、音声もない。稲光に始まる本編冒頭の再現を、ゲームには直接関係ないと言う人もいる。しかし小生に言わせればこれらの点は全て「二千円で気軽にザブングル世界に浸り、好きなWMを走らせられる」というゲームの条件を満たしている。 その中にはゲーム性や、勝ち負けなどは二の次、という点も含まれる。プレイヤーがこのゲームで上位入賞を求める理由は、ステージが進めば他のWMを使えるようになるからに過ぎない。だからそのうち飽きるといえば飽きる。 でも、ダッガーで後部機銃を撃ってみたいとか、巨大なオットリッチの足下をちっこいレッグで走り抜けたいとか、両腕を挙げてガッチョンガッチョン走るクラブの姿に愛を感じるとか、ブラッカリィが大好き…といった奇特な人にとっては、たかだか二千円の出費は決して無駄にはならない。 でも大きな欠点がひとつ。ジロンでしかプレイできないんだなあ…。

あの戦闘メカザブングルが、レースゲームになって甦りました。 好きなウオーカーマシンに乗り込み、勝利を目指します。 パンチや銃火器で相手のウオーカーマシンを蹴散らすのもヨシ!ホバリングで一気に抜き去るもヨシ!意味も無く変形するのもヨシ!勝利していけば乗れるマシンも増えていきます。 ガラバゴスやブラッカリイ等の敵マシンにも乗れてしまいます。 キャラクターも総出演!もちろん、にっくきホーラやティンプも登場します。 さあ!あなたも愛しきエルチの為に、勝利を目指せ! 価格もお手頃で、これは買いですなー・・・でも、ザブングルファンで無い方は、遠慮した方が宜しいと思われます(大汗)・・・

ロボでレース、面のタイトルがTV風、ストーリー説明も楽しいアノ感じ♪ ジロン以外も使えて対戦できたら、なかなかのレトロゲーム。最終面のタイトルは「みんな走れ!」(笑) 狙ってたんだろうか・・ この企画が通ったってだけで感謝ですね。 ファン以外はやっちゃダメ!つまんないだろうし・・見つけたら買って損なし、安いし。

いやね、買う前から地雷だってことは他の人のレビュー見てわかってたんですよ。わかってたんだけど、ザブングルファンとしては買わずにおれないじゃないですか。 けどまぁ、ヒドイです。良かったのはテレビ版のオープニングが再現されている事だけ。 レースゲームと言うことなんで、てっきりリッジレーサーやF-ZEROのようにバックビューの画面とばかり思い込んでましたが、実際やってみるとサイドビューの平面!これはヒドイ。例え1円でもお金取って売っていい代物じゃございません。まるで適当なコンピューター科の学生が卒業制作で作ったかのような作品。一本取られました。 F-ZEROなんてスーファミですよ、スーファミであれだけの名作が作れたんですよ。これはPSなのにこの出来はヒドイ。まるでファミコン時代のク○ゲーをやっているような感じです。 いくら低予算で作ったとは言え、メーカーには「恥」と言う言葉を辞書で引いてもらいたい。 …まあ、中古で100円ちょいで買ったんで、痛手は少なかったですが。

オープニングがデモムービーとして収録されているのはうれしい。 ただゲームそのものはいたって単純。対戦プレイができたりボイスが 収録されていたりすればもう少しランクが上がったかもしれないが、 やりこむタイプのゲームではない。