力道山をはじめ、ジャイアント馬場や、ジャンボ鶴田や、ブルーザー・ブロディ、といった20世紀のリングを駆け抜けた伝説級のレスラー達が時代を超えて登場します。新旧レスラーによる夢の競演が全日本プロレスファンにはたまらない集大成的ゲームとなっております。画像は3Dポリゴンで、ひとつひとつが丁寧に表現されていて、かなりリアルです。特に選手の顔は本人そのまんまで各選手の動きを、忠実に再現されてます。音声関係も会場の音響効果やファンの声援や若林アナ恩知らず氏の熱い実況もよく出来ていて実際の当時のテレビ中継を見ているかの構成で非常に高い臨場感がプレイヤーを熱くさせてくれます!ジャストミート!(個人的に福澤アナも入れて欲しかった・・・) 初心者には、ありがたい観戦モードというのがあり、まずは、まったりとCPU同士の戦いを見て頂きたいです。魅せるプロレスというものでしょうか。技をかけた時のカメラアングルが非常に素晴らしく今までのプロレスゲームありますが、頭一つ抜けているかと思います。 操作はコマンド技がメインの3D格闘ゲーム風になっており、ガチャプレイでも楽しめるようになっていてバーチャファイターに、プロレスα+をしたとも思わせるようなゲーム要素の詰まった作りだと思います。 試合はレスラーの移動、打撃、つかみ、投げが基本で、以下のように3すくみの関係にあります。 ■打撃は、相手の投げを封じる事が出来る。(xボタン) ■投げは、相手のつかみに特に有効。(Bボタン) ■つかみは、相手の打撃をつかみ取れる。(Aボタン) 簡単にいえばジャンケンポンのような3すくみの関係だと思って下さい。これだけは慣れが必要で、とにかく、ひたすら練習モードでコツをつかんで回数でいく感じです。 実戦の場合だと、しだいにMAXゲージになりL+Rトリガー同時押しでバーニング状態へ移行。この間はダウンした時の起き上がりが速くなり、フォールされた場合は返しやすくなります。更に再度L+Rトリガー同時押しで相手をつかまえると強力なバーニング技を仕掛ける事で起死回生の一発逆転が出来ます。 あと、オリジナルレスラーの育成です。　最初は、まともに技を使えないレスラーが相手レスラーから喰らった技を一定の確率で覚えていくラーニングシステムは、とてもプロレスらしくて秀逸です。　前作では、誤って自分の好きでない技を覚えると試合の後で削除出来なかったけど今作では、それが削除出来るよになったのと、技と技の合成が出来るよになり、自分の理想の鍛え上げたレスラーに作り易く改善されました。 あと名勝負再現モード、これは試合の要所要所で「この技を決めろ!」という指示のもと技を繰り出し全日本で行われた名勝負を再現していく、クリアするとゲームを進めていくごとに収録されている伝説の名勝負映像の資料が見れて、面白さ云々よりも当時の全日本プロレスファン向けの貴重なコレクターアイテムのひとつという感じが強くもなります。 最後に15年前の作品ですが、けっして古さを感じさせない作品で、今でも十分通用するプロレスゲーム☆5つです。 タイトルの通りわかってくれる対戦相手がいるなら盛り上がり度MAXバーニング!ジャストミート!で、さらにプラス☆1つです。

長らく色々なプロレスゲームをやってきましたが、このプロレスゲームのデキ栄えは、並大抵のモノではありません。というのも最近のプロレスゲームは、リアルを追及する余り「ゲーム」という部分を無視し、「プロレスシュミレーター」という趣向のモノが多いです。リアルにすることには何の反対もないのですが、全ての部分を現実と同じようにするなら、プロレスそのものを見た方がいいと思います。その点このゲームは、プロレスの醍醐味である技をとにかく派手に演出し、技の当たった時の音や(「ゲームならではの」いい演出を見せてくれます)、ケガの演出(ガラスが割れるような音)など、とにかくゲームならではのプロレスを存分に見せてくれます!!試合は、バーチャファイターのような感じで進行しますが、あくまで「プロレスゲームを楽しむ」という観点から感じてもらえば、存分に満足することが出来ると思います。小橋のバーニング技、「青春のバーニングラリアット」の演出、表情、当たった時の音(開発者の想像力による効果音)は、「本当にこんな感じだろうな」と納得させられてしまいます。また、登録レスラーは50人足らずですが、その分一人一人の技や、返し技、クセなどが全てゲーム上で再現出来ます!!それは、名勝負再現モードをやれば、わかることでしょう。とにかく、最近のプロレスゲームに不満を感じているようなら、プレイしてみることをおススメします。セガの開発者さん、この続編出してもえないでしょうか?(ノア版で)

四天王時代のファンからすると1番のソフト。無理だとわかっていてもGIANT GRAM4出してほしい。マジで購入するわ。 オリジナルレスラーを隠しレスラーでださなくていいから、全日マットにあがったレスラーを一人でも多く出してほしい。天龍や長州、谷津、カブキは難しくても、テリーコディー、渕、菊池、ファンクスは出してほしかった。

まず最初に断っておくと僕はプロレスファンでもないし、プロレスゲームもこのシリーズは全部やっていますがファイプロなどは知りません、ので他作品との比較は出来ないのでご了承ください。 全日プロレスは地方局のテレビで放送しており、敵の攻撃を食らいながらも強引にラリアットで敵をねじ伏せるハンセンが大好きでした。 故に使用キャラはハンセンのみ、一緒に対戦していた従兄弟は秋山で数々の名勝負で盛り上がりました。 しばらくしてオリジナルキャラを作り始めても僕はパワーボムからの起き上がりラリアットの一発屋、従兄弟は卍固め、拝み渡りで徐々に体力を減らした後の連続エクスプロイダー狙いの魅せ技重視派と個性が出ていました。 従兄弟との対戦は対戦でありながら勝ち負けよりも自分の思い描く熱い戦いが出来れば満足で、パワーボムもラリアットも返されやすいのですがそれでも狙う、いつかテレビで見たハンセンみたいに(笑)。 不利になってもいいから自分のプロレスをしたい!と思わせてくれるこれは確かにプロレスのゲームです。 タイトルの通りわかってくれる対戦相手がいるなら☆+1、従兄弟とドリームキャストの思い出を語るときは必ず出てくる思い出の一本です。

プロレスゲームファンにはほぼ文句のない出来だと思います。 ファイプロ、バープロ、そして闘魂烈伝等、プロレスゲームはたくさんありますが、このゲームは完全にひとつ上のレベルにあると思います。 まさにオールスターというべき選手の数は圧巻ですね。 まさに旧全日の集大成と呼ぶというべきゲームだといえるのではないでしょうか。新要素の名勝負再現モードもファンなら熱くなれること間違いなし!隠しキャラもいて、やりこむ要素満載です。