実機(スパIIX基盤+緑マザーボード)との比較を徹底的に啓蒙します。実機がエライのではなく、実機基準に家庭用を見てみるだけです。家庭用の価値を蔑む意図はまったくございませんのでご了承ください。 さてDC版スパIIXですが、ほぼ実機そのままです。 「ほぼ」と条件を付けたのは、実機ではステージによって、また使用・相手キャラの組み合わせによってゲームスピードが微妙に変化するのに対し、DCではその平均値で一定化されているという違いがあります。 例1:　 速いステージ:ダル・ザンギ・バル・サガットなど 遅いステージ:リュウ・バイソン・ブランカなど 例2: 同じケンのステージでも、リュウVSケンよりも、リュウVSダルシムの方が安定して遅い 他には、実機と比べて見た目キャラが若干細いです(内部的には細くない)。デフォルトでキャラサイズが実機と同じ比率を保った家庭用は、今のところ海外専用のHDR(4:3)のみです(以上NKIさん調べ)。海外用カプコレ2はスピードが実機準拠で、ステージおよびキャラ毎に変化します。よく誤解されている方が多いですが、1人用のHDRの4速は実機3速より遅いです。 ttp://[...] 飛び道具連射やコンボなどだと、処理速度の違いからDC3速は速く感じますが、キャラの前進後退ジャンプの速さや、実機3速の平均値となっているようです。当たり前ですが、実機のマザボは家庭用システムとは物理的に違うので処理に違いが出ます。 あと、DC版は厳密に言えば、音声が実機より低いです(ちなみにPS2&多分箱版ハイパーも)。実機はもっと音調が高い。声などが実機に同等な家庭用は、今のところ海外用カプコレ2のスパIIターボと、海外用の箱版HDRのみ(ひょっとしたらサターン版Xも)のようです。PS3HDRは音調が高いです、キーが高く、実機とは若干違うようです。 また実機(スパIIターボ+青USAマザーボード)だとCRTにつなげたとき入力遅延が4〜4.5フレだけど、DCだと5フレ(以下データはすべてpapasiさん調査による)。実機基準だと、入力遅延0.5フレになるそうです。PS2ハイパーでもブラウン管で6フレ、海外用の箱版HDRでもブラウン管で6〜7フレ遅延(PS3はさらに+1〜2フレ)、海外PS2カプコレ2だと8フレだそう。またスティック次第では遅延はさらに増し、モニターは物によってはやはり増します。 しかしなんと言っても、DC版はオマケ要素も多数あり、セーブも出来るので、今更ながらスパIIXファンにはPS2ハイパーその他よりも良いのではないでしょうか。海外用だが最新のスパIIHDRもDC準拠に開発されたぐらいですから、本当に十分すぎるほど良い家庭用移植です。

通信対戦用ソフトなので、一人用オプションは少ない(現在は通信サービス終了)。 さらにはVSモードも無いので、コントローラを2つ設置しての対戦はアーケードでの乱入方式しかない。 主な、お楽しみポイントは以下。 1・スピード調整は昔の家庭用スト2ターボよろしく、「スピード6」まで設定可能。 2・対戦勝ち星数が、最大5ラウンド先取方式まで設定可能。 3・BGM・SEのボリューム調整も可能。 等だ。 しかしながら、裏技の領域である隠し要素としては、 1・CPU性能の豪鬼が使用可能。 2・スーパーコンボ・瞬獄殺を装備した滅・豪鬼(通称・天豪鬼)が使える。 3・ネット対戦を想定した、操作のタイムラグ調整やキャラクターの性能の調整が可能。 4・スーパーゲージの持ち越し設定も可能。 等もあり、実際は、かなりマニア向けの設定といえる。 あくまで対戦に特化したシステムといえるので、一人用よりも対人戦をヤル気なら、そしてスト2好きならコレクションに「買い」だ。

このゲームを移植されても果たしてこれを買う人が何人いるやら。 でも持っている自分もなんだかな?。 ま?格ゲーといえばカプコンのスト?だし悪くはないね。 格ゲーが好きな人の原点ということですね。