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ファイナルファンタジーXII

51位

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2006/3/16にスクウェア・エニックスからPlayStation2向けに発売されたロールプレイング・ゲーム(RPG)。

カテゴリ:ゲーム
タグ:PS2RPGレトロゲームPlayStation2プレステ2
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💡 アマゾンでのレビュー

★★★★☆

ファイナルファンタジー12

『ファイナルファンタジー12』は、人気ゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの12作目となるロールプレングゲームです。 本作では、“イヴァリース”と呼ばれる世界を舞台に、ダルマスカ帝国の王位継承者・アーシェと、自分の飛行艇を手に入れ、空を駆け回ることを夢見る青年・ヴァンを軸に、物語が繰り広げられていきます。 モンスターと遭遇すると、画面の切り替えやロードはさむことなく、シームレスにバトルがスタートする“ADB(アクティブ・ディメンションバトル)”が採用されています。

★★★★★

丁寧に読み解いて欲しいRPG

私はこれが初めてプレイしたFFシリーズです。 クリアまでのプレイ時間は、モブ討伐やサブストーリーもちょくちょくこなしながら、75時間でした。 評価が分かれる作品だと聞いて買う前に散々悩みましたが、思い切って買ってみて正解でした。 この物語の登場人物たちはみんな過去を持つ人たちです。 彼らの過去との向き合い方が、現在の生き方に大きく影響を及ぼしており、キャラを特徴づけています。それぞれの過去を見つめるまなざしから人物像を掘り下げるような人物描写は秀逸で、メインキャラクター全員を大切に思えたゲームでした。 “過去”をもつ人には何かしら響くものがあるのではないでしょうか。 逆にこのゲームの主な購買層であろう中高生にはいまいちピンと来ないテーマだったのかもしれません。 また、FF12では人物はあまり多くを語らず、表情やしぐさによる表現が大きな要素となっています。美麗なグラフィックを活かした表現方法だとは思いますが、ムービーもただ観るだけではなく読み取ろうとする姿勢が求められます。これからゲームをプレイしようという人はぜひ、セリフと合わせて人物の動きにも注目してキャラクターが今何を思っているのか考えてみてください。それだけでもゲームの面白さが変わってくると思います。 さらにストーリーに関して言えば、この作品のストーリーの主軸となる政治的駆け引きの部分が魅力でもあり、同時に少なくない数の人にとって話が分からなくなる原因でもあるのだろうと思います。この点に関しては、作中に登場する政治家たちの意図を推察することである程度理解できますが、アルティマニアなどの攻略本があると解釈の助けになります。 上記のようなことから考えると、このゲームではシナリオも攻略対象と言えるのではないか、というのが私の感想です。私はゲーマーではないのではっきりしたことは言えませんが、プレイヤーが読み解くことを要求されるシナリオはゲームには珍しいのではないでしょうか。戦闘システムと同様こちらもFF制作陣の挑戦だったのかもしれません。 ヴァンと一緒に空に憧れるもよし、オンドールやガブラスの心情に想いをはせるもよし。細部まで作りこまれた世界の中でメインからサブまでどの人物も“生きている”ので、誰の視点から眺めても物語として成立するというふところの深さがFF12のすごいところです。

★★★★★

描写不足さ加減が欠点

タイトルの通り描写不足さ加減が欠点である。 予め評価ポイントだけを列挙しておくと ・世界観、キャラ設定 ・戦闘システム ・自由度の高いシステム及びフィールド ・前半までのシナリオ及び演出 ・大筋自体はしっかりしている ・PS3が普及している今でも綺麗に見えるグラフィック あたりでしょう。 まず、戦闘システムについてですが、 ・ADB 戦闘システムの名称。 戦闘をエンカウント抜きにした上で、フィールド上に敵がいてそのまま戦闘へ突入するというシームレスバトル。 それも、FFの伝統であるATBの要素をアレンジしている。 武器にもCTというATBのバーの速度が変動する要素を取り入れているため奥深さを増している。 ・ガンビットシステム 戦闘システムをさらに奥深くしてくれたのがこの味方の行動をオート化できるシステム。 1、ON、HP<50%以下の味方 → ケアル 2、OFF、雷に弱い敵 → サンダー 3、ON、最も近い敵 → たたかう と例を挙げてみたが、 この場合、HPが50%以下の味方がいた場合は勝手にケアルをやってくれます。 ただし、HPが50%以下のまま敵が近くにいても戦ってはくれません。 1のHP50%以下の味方に対してケアルの命令が最優先なので・・・ 50%以上となれば戦ってくれますが・・・ このように味方の得意不得意、敵に合わせて試行錯誤して設計するのが私にとって面白いモノであった。 次に自由度の高いシステムやフィールドに関してですが、まず、剣、斧、銃などの武器を全員装備することができる。 武器にもちゃんとした個性があるため↑の戦闘システムの面白さに滑車がかかっています。 フィールドに関してはスカイリムほど広大ではありませんが、程よいくらいの感じでした。 あれで広いと感じる方もいるかと思いますが、少なくとも自分にとっては気持ちの良いくらいだった。 さて、ストーリーに関してですが、大筋自体はしっかりしていると思います。 主人公にすべて都合よく物事が動くような中身のない内容と違って、現実味のある終わり方でした。 問題はメインキャラの描写の薄さですね。 ↑にも書いた通り世界観とキャラ設定は何も問題ない。 少なくとも前半は良く出来ていた。 演出も青臭い理屈を押し通すような幼稚なモノでもないし・・・ 描写不足なポイントを列挙していきます。 ・アーシェがバルフレアに惹かれる ・ヴァンの最終目標である空族になるまでの過程 ・↑で必要でもあるヴァンとバルフレアの間の関係 ・アーシェの復讐を取っ払う上で大切なヴァンの役割 まだまだあると思いますが、このくらいで・・・ ヴァンがアーシェに同行する理由は空族であるバルフレアについて行けば兄の死から解放されるんだろうと思ったのでしょう。 ヴァンが兄の死から解放されたのもバルフレアに対する憧れがあったからだと思います。 そうだとすればヴァンとバルフレアの関係をきっちり練らなければならない。 次にアーシェについてですが、彼女の復讐劇がストーリーの中心だというのに、境遇が似ていないバルフレアに惹かれさせるのは明らかに不味いだろう・・・ 彼女が惹かれるべき相手は境遇が同じで兄の死を振り切り前向きに進んでいこうとしたヴァンの方が最適だと思う。 あのリドルアナでの演出はこういった似た者同士が向き合っていたからこそ輝いていたのに・・・ あのバルフレアに惹かれるという訳のわからない演出でぶち壊しになった。 まあ、これ以外にご都合主義的な内容がなかったのは幸いでしたが・・・

★★★★★

アクションRPGとしてはやや簡単

暇つぶしに、やり残した大作RPGを購入。 正直、アクション系に移行したFFシリーズはあまり好きではないが、たまにやる分には良いかもしれない。 ・仲間操作のサポートシステム(ガンビットシステムなど)が親切でアクションが得意でなくてもどうにかなってしまう。 逆にいえばとっつきやすいし、途中で投げ出すということもあまりないのではないか。 ・スキル取得は自由度が高いが、どうしても同じような選択になってしまうため各キャラの個性が見た目以外あまりなくなってしまう。 「攻撃魔法」や「飛び道具」があまり強調されていなく基本的に全員剣士系になってしまうが、それは自分のせいなのか? ・エンカウントという概念ではなくフィールド上に敵が見え、移動からスムーズに戦闘に入るところなどはとても良い。 ただボスキャラは固すぎ。仲間のおかげで適当にやっていても大丈夫だが、そのぶんだらだらして、作業といった感じになる。 ・システムばかりが印象に残ったが、ストーリーはあまり印象に残っていない。 せめてこっちで各キャラの個性を出すとか、工夫があったら良かったかも(もしかしたら自分の印象に残らなかっただけかも…)。 クリア後にもう一度はじめからやりたいか?というと、ちょっと微妙。

★★★★★

最高傑作。

FFシリーズすべてプレイしてきていますが今回の作品は自分の中で最高傑作です。 まず、文句無く映像の素晴らしさオープニングムービー等、さすがです。 バトルシステムですが色々と評価に違いがあるとは思うのですがエンカウントでレベル上げや、お金稼ぎなど「ダルサ」が ADB&チェインの要素で、(多少の慣れは必要ですが)かなり楽しくなりました。 次回作もADB+αでいって貰いたいです。 キャラクターの育成も一から自分で作り上げることが出来たので愛着を持つ事が出来ます。 オマケ要素も大量に盛り込まれ、やり込みがいがあります。 絶賛するばかりのレビューもアレですので一つだけ次回作の要望を言わせてもらいますと武器&盾のグラフィックは繁栄されるのですが防具なども繁栄されると、尚良かったかなと思います。 X2でガッカリしてたので余り期待してませんでしたが予想をはるかに上回る楽しさで久々に仕事中も「早く帰ってFFしてぇ!」って思いました(笑)

★★★★★

★5つですが悪いところも散々書かせていただきます

■以下一番問題なストーリー部分↓ まずゲームスタート後、主人公の声優さん(本職は俳優)の演技の下手さに絶望します。 続いてガールフレンド(パンネロ)役の声優さんの棒読みにゲンナリします。 そして慣れるまでは良く道に迷います、メガテンをやってる気分になりました。 正直序盤はこれだけでもかなりやる気が減退しました。 いままでのFFなら感動的なシーンは悲壮感あふれるBGMや濃厚なシーンが流れ、ストーリー部分に重点が置かれていましたがこのゲームは少し違います。 脚本書いた人はよく考えて書いてると思うんです。 しかしそれを見せる側はプログラムやゲーム作りのプロであっても演出家とは限らないようで・・・ 我々素人の学芸会レベルでも作れそうな単純なシーンや演出がちらほら・・・・ そこに主人公とガールフレンドの棒読み台詞が容赦なく降り注ぐストーリーとあまり関係ないサブイベントの方が感動的だったりもします。 主人公ヴァンの「とりあえず付いて来てるだけ」感は半端じゃなく、物語は王国を取り戻すために戦うアーシェとバッシュの二人を中心に粛々と進んでいきます。 正直2以降のナンバリングでは一番ストーリーがあれな印象はぬぐえません。 CGのシーンはかなり気合が入っているのですが、ゲーム内のイベントシーンは「そーしたの? あーしたの?」で粛々と進んでいきます。 今までのFFファン、特に定価で買った人が怒るのは至極当然で、星が少ないのも納得です。 ・・・・でもこのゲームはまる人ははまるんですよ(泣) 私が思うにこのゲームは試合をする前から負けてしまっています つまらなそうで粛々と進んでいくだけのストーリー 動画で見てるだけじゃただのオート戦闘でなにが楽しいのかさっぱりわからないガンビットシステム 主人公の「オイヨイヨ」に代表される演技の下手さ 上の三つは私が購入前に持っていた偏見です amazonで375円(送料込み)で買った本作品、下の方にあげている良いところも色々と見つかり、このまま埋もれさすにはあまりにも惜しいと星5つをつけてる自分がいます。 ネットで「FF12 モブ」で検索をかけるとやりこんだ人のブログが結構引っかかります。 さあ、そこのお兄さんおひとついかが?  ああっ!川に投げないで!とりあえずPTが4人揃うまで遊んで見てくだちゃい(TωT) ↓最後にこのゲームの良いところ↓ □(複数PT)での戦闘 ガンビットのオート戦闘でかなり単調なイメージがあると思いますが ケアルでは発動時間がかかりすぎるから素早く発動できるポーションを瀕死の仲間にコマンドで実行したり、普段の戦闘ではHP50%以下で回復をつけておくと戦闘後マップを移動してる間にケアルで回復してもらえたり、ここ一番で召還獣を召還して一緒に戦ったり、実際にやってみると色んなことが出来ることに気付くはずです。 グリグリ動く複数対複数の乱打戦や、ボスとの駆け引きなど、敵がああしたからこっちはこうしようという辺りは歴代FFの中ではもっとも細かいのではないでしょうか? □モブ狩り、モンスターの落とすお宝(毛皮など)、寄り道やおまけ要素 モブは倒すと依頼人やスポンサーなどから報酬がもらえてランクが上がる、ランクが上がると他の仕事も受注可能 モブにはまってストーリーそっちのけでやりこむ人もちらほら・・・・ お宝は盗むで奪うも良し、倒してドロップさせるも良し、交易のあるショップでお宝を売ると、お金が入るだけでなく交易で買える装備やアイテムが増えます その他ストーリーではまず行かない場所が多々ある・・・とやりこみが好きな人にお勧めなシステム多数 □レベルアップとスキル習得 普段のレベルアップに加え、LPを貯めてライセンス盤を開放し、スキルをつけていくのが楽しいです 装備系と魔法やスキル系に分かれているのでバランスが大事 長々と書いてしまいましたが大体こんな感じのシステム特化、ストーリーおざなりのやりこみ系FFになっています。

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