『XIゴ』は、将棋盤のような世界で、小人となって次々に生まれるサイコロに乗って玉乗りの要領で転がし、目を揃えて消して得点を上げていくパズルゲーム「XI」のシリーズ最後にして最高傑作となります。 プレイヤーは、自由に移動できる機動性、計算通り誘爆をつなげる戦略性、死と隣り合せの緊迫感を味わうことができます。 爆発ルール採用で圧倒的にパワーアップしており、ネットランキングシステムに対応しています。条件設定のパスワードを入力すると、遊び方が無限に広がっていきます。

これでシリーズが終わってしまうのが残念でならないXaiシリーズの最終形。 頭を働かせて良し、感覚に頼ってもよし、と1つのパズルゲーム完成型がここにあります。 クエストモードのアクイちゃんがひたすら可愛いです。

ジャンボにとてつもなくはまり今作の購入に至りました。シリーズ最高傑作と銘打たれた今作ですが、自分の中で今作がジャンボを超えることはありませんでした。なぜかというと、タイムリミテッドしかやらない自分にとっては今作のそれはルール上ダイスを速く消すことがスコアに直結するものではなく、すごく残念に感じられました。『ダイスを爆発させる』という突拍子もないアイデアをゲームとして確立させたスタッフの制作意欲はすごいと思います。クエスト等の作りこみも素晴らしいと思います。ですがタイムリミテッドありきの自分にとって今作はそれほど面白いとは感じられませんでした。今作でのシリーズ終了は妥当だと思います。

今回は「ボンマーマン」ごとく爆発の連続です。 サイコロの目をその数の分だけくっつけそろえるとフィールドからそのサイコロが消えていくというルールなのですが、過去の4作品はジワワァーと消えたサイコロがボボンボボンと連爆し消えていきます。 迫力はシリーズ最高です。 そして、 いままでのモードに加えてクエストモードというのがあるのですが、これは爆弾式「倉庫番」みたいです(難易度は軽め) 「XI」シリーズ5作目にして「サイゴ」と読ませるあたりがもったいないような気もするのは私だけでしょうか?

現時点ではあまり注目されていませんが、相当に面白いですこのソフト(製品版をプレイしました)。 最初はなかなかコツが分からず、次はコツが分かっても実行できず、しばらくすると面白くてたまらなくなります。 自分自身パズルゲームはあまり得意ではないのですが、このゲームは本当に良く出来ており、十二分に楽しめました。 XIが初めてなら、まずはクエストモード。序盤はルールやテクニックを丁寧に教えてもらいながら進み、段々と頭も技も使わなければ進めなくなっていきます。初心者もこれを完全制覇できる頃には結構な腕になっているでしょう。 そしてトライアルモードでは、上手なプレイヤーほど得点効率とゲーム速度が上がり、派手な爆発も堪能できます(これが快感で飽きない!)。まだ両手な時には逆で致死性が下がります。 数少ない短所として、雑誌の評価では「パズルモードが欲しかった」という意見が多いのですが、かなりクエストモードがその役目を果たしています。パズルモードは過去の作品に沢山あるのでネタが苦しいという話もありますが(笑)。 同様に過去の作品が好きな人には、第1作・第2作のルールでそれぞれプレイできます。ただ、XIゴルールで遊び慣れると、もう過去のルールには戻りたくなくなります。というくらい新ルールは面白いですね。 とにかく、1週間くらい遊んでみてください。過去の作品の経験者ならもっと早いでしょう、どんどん楽しくなっていくはずです。

前作よりもサイコロの角が丸くなってますね。 トライアルモードでレベルが上がっていきます。 クラシックやジャンボスタイルもありますが、仕様が少し変更されているところが痛い。 パズルモードはなくなったけど、パズルを解きながら進んでゴールする「クエストモード」があります。 クエストモード=パズルモードと置き換えてもいいと思います。 ただ、ジャンボにあったエディットモードが消えてるので注意。